■京極夏彦・著(講談社文庫)
夫を四度殺した女、朱美。極度の強迫観念に脅える元精神科医、降旗。
神を信じ得ぬ牧師、白丘。夢と現実の縺れに悩む三人の前に怪事件が続発する。
海に漂う金色の髑髏、山中での集団自決。
遊民・伊佐間、文士・関口、刑事・木場らも見守るなか、京極堂は憑物を落とせるのか?
著者会心のシリーズ第三弾。
※この本には、前作「魍魎の匣」の犯人の名前が出てきているので
そちらを先に読んでからこちらを読んだほうがいいと思います。
読了ですっ!
前から気になっていた伊佐間(いさま)さんが結構でてます。
伊佐間さんのマイペースさとか、惚けっぷり、口癖の「うん」が好きですねぇ~。
遊民万歳☆です(笑)
イメージとしては、ヒゲもじゃ燕青をおっとり&のんびりさせて釣竿担がせた
感じだと勝手に妄想してましたけど、うん。言い得て妙ですな(´∀`)
榎さんに初対面で好き勝手言われてたんだねっ!まぁ…確かに年寄りくさいけど;
今回の事件のキーワードは「夢」です!
朱美の見る夢、降旗(ふるはた)の見る夢…すべてが事件へと繋がっていきます。
でも、あんなふうに繋がっているとは読者の誰が予想できたでしょうか…。
毎回のことながらあっぱれですm(_ _;)m
そして、それに加わる集団自殺と八年前の兵役逃亡事件…。
絡みに絡まった糸が最後には悲しくて切ない事件へと発展して結びつく。
まさか、“あの人”が“その人”の為にしたことが結果、“その人”の罪を増やすだけ
だっただなんて…ほんと報われないですよねぇ~。夢だったらどんなによかったか…。
そんな切ない事件の中、やっぱり榎さんだけは「榎木津礼次郎」のまんまです(笑)
大きな子供が今回もはしゃぎまくりですよっ(///▽///)
ついに「神」宣言も飛び出しましたからね~。あいかわらずでよかった!
そして京極さんは、そんな榎さんを「あれで、榎さんは使えるから…」と
堂々とパシリ扱い…!?…一番最強じゃないですか…。
関口くんもいつも通り「キング・オブ・いじめられっこ」で楽しかったな♪
この話ではいつものレギュラー陣が直接関わって起こった事件というわけでは
なかったので、みんな第三者的な目で見ていた感じ。
今までの3作の中では一番小気味良いラストかもっていう印象です♪
宇田川先生の優しさ…。あんなことがあったにも関わらず家に帰って朱美に掛けた
一番最初の言葉がじ~んときちゃいます(ノ◇≦。)
夫を四度殺した女、朱美。極度の強迫観念に脅える元精神科医、降旗。
神を信じ得ぬ牧師、白丘。夢と現実の縺れに悩む三人の前に怪事件が続発する。
海に漂う金色の髑髏、山中での集団自決。
遊民・伊佐間、文士・関口、刑事・木場らも見守るなか、京極堂は憑物を落とせるのか?
著者会心のシリーズ第三弾。
※この本には、前作「魍魎の匣」の犯人の名前が出てきているので
そちらを先に読んでからこちらを読んだほうがいいと思います。
読了ですっ!
前から気になっていた伊佐間(いさま)さんが結構でてます。
伊佐間さんのマイペースさとか、惚けっぷり、口癖の「うん」が好きですねぇ~。
遊民万歳☆です(笑)
イメージとしては、ヒゲもじゃ燕青をおっとり&のんびりさせて釣竿担がせた
感じだと勝手に妄想してましたけど、うん。言い得て妙ですな(´∀`)
榎さんに初対面で好き勝手言われてたんだねっ!まぁ…確かに年寄りくさいけど;
今回の事件のキーワードは「夢」です!
朱美の見る夢、降旗(ふるはた)の見る夢…すべてが事件へと繋がっていきます。
でも、あんなふうに繋がっているとは読者の誰が予想できたでしょうか…。
毎回のことながらあっぱれですm(_ _;)m
そして、それに加わる集団自殺と八年前の兵役逃亡事件…。
絡みに絡まった糸が最後には悲しくて切ない事件へと発展して結びつく。
まさか、“あの人”が“その人”の為にしたことが結果、“その人”の罪を増やすだけ
だっただなんて…ほんと報われないですよねぇ~。夢だったらどんなによかったか…。
そんな切ない事件の中、やっぱり榎さんだけは「榎木津礼次郎」のまんまです(笑)
大きな子供が今回もはしゃぎまくりですよっ(///▽///)
ついに「神」宣言も飛び出しましたからね~。あいかわらずでよかった!
そして京極さんは、そんな榎さんを「あれで、榎さんは使えるから…」と
堂々とパシリ扱い…!?…一番最強じゃないですか…。
関口くんもいつも通り「キング・オブ・いじめられっこ」で楽しかったな♪
この話ではいつものレギュラー陣が直接関わって起こった事件というわけでは
なかったので、みんな第三者的な目で見ていた感じ。
今までの3作の中では一番小気味良いラストかもっていう印象です♪
宇田川先生の優しさ…。あんなことがあったにも関わらず家に帰って朱美に掛けた
一番最初の言葉がじ~んときちゃいます(ノ◇≦。)