
「それに先ほどの兵器で我艦(ふね)を消滅させれば、イスカンダルの姫もまた消滅する。」


一分後、宇宙戦艦ヤマトは元の空間に、その姿を現した。

「……私、好きな人を、人の手助けをしたいです。」


「……………。」

ユークリッド空間(英: Euclidean space)幾何学(ユークリッド幾何学)の場となる平面や空間、およびその高次元への一般化である。平面や空間はそれぞれ、2次元ユークリッド空間、3次元ユークリッド空間に当たり、これらは通常、ユークリッド平面、ユークリッド空間などとも呼ばれている。
三次元ユークリッド空間の各点は三つの成分の座標で決定される。 古典的なギリシャ数学では、ユークリッド平面や(三次元)ユークリッド空間は所定の公準によって定義され、そこからほかの性質が定理として演繹されるものであった。 現代数学では、デカルト座標と解析幾何学の考え方にしたがってユークリッド空間を定義するほうが普通である。 現代的な観点では、ユークリッド空間は各次元に本質的に一つだけ存在すると考えられる。たとえば一次元なら実数直線、二次元ならデカルト平面、より高次の場合は実数の組を座標にもつ実座標空間である。つまり、ユークリッド空間の「点」は実数からなる組であり、二点間の距離は二点間の距離の公式に従うものとして定まる。n-次元ユークリッド空間は、(標準的なモデルを与えるものという意味で)しばしば Rn とかかれるが、(余分な構造を想起させない)ユークリッド空間固有の性質を備えたものということを強調する意味で En と書かれることもある。ふつう、ユークリッド空間といえば有限次元であるものをいう。
ユークリッド平面を考える一つの方法は、(距離や角度といったような言葉で表される)ある種の関係を満足する点集合[注釈 2]と見なすことである。例えば、平面上には二種類の基本操作が存在する。一つは平行移動で、これは平面上の各点が同じ方向へ同じ距離だけ動くという平面のずらし操作である。いま一つは平面上の決まった点に関する回転で、これは平面上の各点が決められた点のまわりに一貫して同じ角度だけ曲がるという操作である。ユークリッド幾何学の基本的教義の一つとして、二つの図形(つまり点集合の部分集合)が等価なもの(合同)であるとは、平行移動と回転および鏡映の有限個の組合せ(ユークリッドの運動群)で一方を他方に写すことができることをいう。 これらのことを数学的にきちんと述べるには、距離や角度、平行移動や回転といった概念をきちんと定義せねばならない。標準的な方法は、ユークリッド平面を内積を備えた二次元実ベクトル空間として定義することである。そうしてユークリッド平面の点は、二次元の座標ベクトルに対応する。平面上の平行移動は、ベクトルの加法に対応する。回転を定義する角度や距離は、内積から導かれる。
次元が上がっても大部分の語彙や公式は難しくなったりはしない(ただし、高次元の回転についてはやや注意が必要である。また高次元空間の可視化は、熟達した数学者でさえ難しい。)とされている。
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「ニ、ニオ戦隊長……ヤ、ヤマトが!後方にッ!!」
「何を馬鹿な……あり得ん。」
全長17.4m 全幅8.2m 全高3.2m 総重量18.5 t
武装 30mm八連装陽電子パルスレーザー機関砲(機首)12.7mm実体弾機関砲×10丁(主翼)
20mm連装陽電子パルスレーザー機銃座
※対艦46mm反物質粒子レーザー1門(基)機体後部下方安定翼を兼ねており、先端がレーザー砲と成っている。エネルギーをチャージするのではなく薬莢=カートリッジ式で速射が可能だが、最大12発分しか機体には搭載スペースがない。その為、対艦ミサイルのオプションは不可である。※テレサの反物質エネルギーをヒントに造られた。
オプション兵器 対艦ミサイル/対空ミサイル/他、作戦用途に対応。 単座/復座/三座対応。 (山本機および予備機は三座タイプだが、スナイパー=46mm反物質粒子レーザー砲手を搭乗させる為、後部機銃座はA.I対応) ◆ 反物質粒子レーザー=反物質荷電粒子砲は、高速の荷電粒子を撃ち出す兵器。
砲弾として反粒子(陽電子、反陽子など)を用いる。 単なる荷電粒子による破壊効果のみならず、目標の消滅。ただし、現段階では、大気中を進行する反粒子ビームは対消滅による粒子の減衰が激しく、射程が極端に落ちる。 (真田による開発が進んでいる。)
薬莢=カートリッジ内の陽電子粒子や反陽子粒子を高熱や高電界により空間に放出させ、これを電界により加速すると共に、電子レンズにより陽電子/反陽子線をビーム状に収束させて照射する。
※スティンガー(毒針)=スズメバチの針