戦争の記録

2009年08月13日 | Weblog
先日は、「最後の赤紙配達人」というドラマを見たが
戦時中、市町村の役場に置かれた兵事係の物語。陸軍参謀本部からの命令で
各方面の司令部が作成し、警察署を経由して役場に来る赤紙。

なかば死を意味するような
一通の赤紙を配達するのが兵事係の職務だった。
敗戦時、軍の廃棄命令にそむいて、ある兵事係が密かに残した徴兵に関する記録。
このドラマは、104歳で今も健在なある兵事係の戦争の記録だった。

このところ、こうした先の戦争に関わる
ドラマ、ドキュメンタリー番組などいくつも見たが
夜、寝付くとき、そんな悲劇が脳裏に再現されて寝付けなくなった。

もうこれ以上、見るのはやめることにした。
今、自分にとって、なんのプラスにもならない
ことに気づいた。

にいがた

朱鷺メッセより