5月6日
実家のリビングでまったりしていたら外から聞きなれない鳥の声が聞こえた。
父にその話をすると、
「外でなにかの鳥が巣を作っている。」
というのだ。
早速表に出てみる。
そして実家の斜め向かいの家の屋根には、、、

なんとムクドリが子育て中
これには驚いた。
聞きなれない鳥の声はヒナたちの声のようだ。
そして親鳥は周囲をうかがってから巣に入ったり出たり・・・

見ている間ずっと往復し続けていた。
鳥の子育ても大変なのだ。
しかしどうやらここの家主さんはこの巣の存在に気がついていないようだ・・・いいんだか悪いんだか。
5月7日
午前中、再び散策してみた。
以前から少し気になっていたところへ。。。

家から徒歩10分ほどのとある神社。
周囲が屋敷林になっており太いケヤキや、シイカシ類が残っておりなかなか良い環境だ。
ウズウズするため急遽ヤブ漕ぎ・・・
太い立ち枯れを発見。
よっしゃ!!アラゲキクラゲが生えている!
これを採集していけばみんな喜ぶぞ!ふふふ・・・
と思い、手で塊をつかむとなにやら黒いツブツブが内部から沸き始めた。。。
あわわわわわ・・・・・・・・・

キノコムシspのコロニーであったか。
かるく200はいたと思う。
たぶん虫が苦手な人はこういうのがいやなんだろうな~。
と思いながら湧き出てくるコノコムシspをしばらくしゃがみこんでながめていた。
出てきた彼らは身近なアラゲキクラゲの塊へ移動。そして今度はそこに隠れていたやつらが刺激されたのか湧き出ていた。
飛び火状態だ。
流星の衝突だ。
臨界状態だ。
キノコムシの大移動。
なかなかおもしろいものを見させてもらった。(本人達には悪いが・・・・)

その立ち枯れの根元にはアリジゴクが。。。
これは正直かなりうれしい。
小学生のころに兄にアリジゴクという生き物の存在を教えてもらって以来実家周辺では全く見られなかったのだ。
もしかしたらその個体群が細々と累代しているかもしれない。

ホオノキの花
こんなにスケールが大きい花なのに意外と目に付かない。
木自体が大きいからだろうか。
この神社の周辺がかなり良い環境だった。
まとまった雑木林、造林、畑、うまい具合に様々な環境が存在し、超プチ里山的環境(変な言葉だ)を作り上げていた。
そんなわけで鳥も結構豊富にいた。
スズメ、ハシブトガラス、キジバト、シジュウカラ、カワラヒワ、コゲラ、ハクセキレイ、ムクドリ、ヒヨドリ、ツバメ、カルガモ、などなど、
植物は、マムシグサ、ホウチャクソウ、が多いのには驚いた。
きちんと探せばもっと面白い植物がありそうだ。かなり興味深いポイント。
後に知ったのだがこの周辺にイチリンソウの自生地があるらしい。
都会の片隅の自然も馬鹿にできない。
午後は新入りの親戚に挨拶をしに行きました。
今回の里帰りで最も楽しみにしていたので少々緊張気味。
いざ初対面、、、
目と目が合った瞬間、私の中で軽い衝撃が走りました。
なんだか不思議な感じがした。
初めてウチの姫にあった時の衝撃に似ている。
「血のつながり」というのは奇妙なものですね。
初めて会ったにも関わらず、出会ったその瞬間に通じるものがあります。
とても大事な存在だとわかってしまう。
これは科学の力をもっても解明できない心情でないだろうか。

デパートのペットショプでワンワンに見入る姫
ふふふ・・・両親に似て動物が好きなようだ。。。。
つづく。