BLUE LEAF LIFE

御殿場、箱根の自然の中で生きる姫、王子、妻、actの日記です。

初めて見た・・・変な虫

2012-06-30 21:53:32 | 虫LIFE
6月20日
庭のヤマノイモの葉に変なものがついていた。



よく見てみると、



虫だった。


背中に糞をのせている。
たしかハムシの仲間にこんなのがいたはず・・・なんというハムシなのだろう?


そして、

6月29日

台風がさった後、再び見てみた。



あの糞を背負った幼虫がこんなキレイなハムシになるとは・・・プチ感動。


キイロクビナガハムシというらしい。
ハムシもおもしろいな~~~~。





そして庭といえばもう一つ。



玄関前のヤツデ





その葉裏に、



アシナガバチが巣をつくっていた。

こんな不安定なところにも巣をつくるとは、しばらく見守ってみようかな。



「激写!!おもしろ生態写真展」へ

2012-06-29 20:39:49 | 雑記LIFE
本日、姫は幼稚園。

午前中、妻にとっては久々の箱根に行ってきた。





箱根ビジターセンターで開催中の「激写!!おもしろ生態写真展」へ。





野生動物たちの思わず笑ってしまうような、驚くような一瞬を集めたこの写真展。



しかし・・・・


なんか見たことあるような写真がある





と、言うのも・・・何を隠そう、今回の写真展では私が福島や鹿児島などで活動中に撮影した写真も展示されている。



虫屋になる前の写真も今回展示作品として並べられており(いったい何年前だ・・・)、いままでがむしゃらに生き物を撮影しまくってよかったな~~~、改めて実感。
~年前、撮影した写真がまさかこのように使われるとは思っていなかった。



今がむしゃらになっている活動による成果や経験は、今後どのように活かされくるかはわからない。自分が正しいと思ったこと、好きなことを一生懸命がんばろう。何年か先、思いがけないような形となるかもしれない。

長生きしなきゃな・・・


いい虫だ 2

2012-06-28 20:49:59 | 虫LIFE
こやつも丁度活動時期。



ヤツメカミキリ

ムネヤツの色違い的虫。


普通種ながらけっこう好きな虫。







こやつもいた。



アサカミキリ

・・・のお尻。




先日同様、
持ち帰り飛ばしてみた。





ちょろちょろ動きまわるから難しい。





アサカミキリに関してはあまりに動きが速すぎて無理だった(笑)


いい虫だ

2012-06-27 20:45:10 | 虫LIFE














金色の宝石
ムネモンヤツボシカミキリ

いい虫だな~~~。

つい改めて撮影してしまった。

つい改めて日記にしてしまった。

つい改めて頬が緩んでしまった。


来年の今頃浴びに行きたいな・・・・・・・・
姫も連れて行こう。


親子参加日&本日の王子

2012-06-25 20:54:24 | 姫・王子LIFE
6月23日

幼稚園の親子参加日に行った。
晴れていれば幼稚園周辺の散策だったのだが、前日にまとまった雨が降ったため室内イベントに切り替え。


ハイパーホッケー

昔ゲーセンでやったようなやつだ・・・懐かしいな。



紙飛行機作ったり、手形スタンプしたり、なかなかおもしろかった。




そして本日の王子様



スゲー写真が撮れた。

なんちゅー顔だ。
どう考えても嫌がっているな・・・




昼間はご機嫌でよく笑っていた。


胸八採り行ったら・・・

2012-06-22 19:08:15 | 虫LIFE
6月21日


本日は昨年からissei氏と企画していたムネモンヤツボシ採集。
朝確認した現地の降水確立は午前60%、午後70%・・・・うぉ。

しかしこればっかりはしょうがない。
最低現地まで無事につけて土砂降りでないことを祈る。

昨年採集したのは6月28日。今年は例年より虫の発生が遅れていることもあり、もしかしたら本日は下見に終わる可能性がある・・・しかしなかなか発生時期に合わせてフィールドに行くことって難しい。さらに再度2人の予定を調整するというのも難しいだろうと思い、ダメで元々、逝ってきた。




11時過ぎに現地に到着。
やはり雨が降っている。
しっかりと雨合羽を着込む。
まあ、ビーティングならば雨は関係ないはず。

まずは車横付けポイントのツルアジサイからチェックすることに。



林の中を10mほど進むと・・・・

なんと昨年は気がつかなかった大きなサルナシの塊を発見。
どうやら支柱となっていたヤマハンノキが折れ、サルナシが下へ垂れ下がったようだ。


まずは食痕がないかを見るが、、、キレイな葉ばかりだ。
やはり時期早いか・・・?



issei氏が掬いにかかる。


真ん中の緑色はほとんどサルナシ





ここでいきなり1つネットイン!


なんともあっけない・・・いや、でもめちゃくちゃな天気予報の中来てよかった・・・

1ついれば他にもいるだろう。ということで2人で掬いまくる。

が、
追加はできなかった。


このサルナシは諦めて、昨年のツルアジサイや周囲にたくさん生えているサルナシを見て廻ることにした。


今回は雑甲虫も採りたいので枯木やキノコは積極的に叩く。
ムツモンミツギリゾウ、ナガクチキの仲間、ゴミダマが落ちる。



また良さそうなサルナシの藪が現れれた。

食痕はないけど万が一のことがあるので隅から隅まで叩く。









ぼてっ












????






!!!!!!!!!!!





クビジロだ!!



「うおおおおっっっ!!!」


なんでお前がここにいるんだ!?
クロツルウメモドキなんて近くにないでしょ?

近くでサルナシと格闘しているissei氏にも報告。
やはり驚かれているようだ。

いや~驚いた。7年ぶりのクビジロ、やはりよい虫だな~。
それにしてもこの山はなんでもありだ。


この後さらにサルナシのルッキング&スイーピング&ビーティングを続けるがムネヤツの追加はない。食痕もなかった。



ここで午前の部終了。

issei氏が見つけたこのキノコはキサマツモドキだと思われる。
昨年食べたやつだ。

遅めの昼食を下界で済ませ、午後の部へ。
歩いて林道を進んだ先にあるポイントへ向かうことに。




林道を行く・・・

温帯低気圧に変わった台風の影響か、強風。
この状態では当然虫はいない。
2人で数少ない花や枯木を叩くがカミキリどころか虫がいない。



途中、先日の台風で倒れた倒木がいくつかあったが、道を完全にふさいでいるようなことはなく、なんとか昨年採集したポイントまでたどり着くことができた。




さあどうだ!!




よし!食痕あるぞ!!!!





けっこうあるぞ!!!


この一角のサルナシだけ食痕がある。
ここまでのサルナシには皆無だったのが不思議。


issei氏が掬ったところ1ペア入ったようだ。



私も掬おうかと思ったけど、もうちょっと粘ってルッキングしてみることにした。





なんとか活動中の個体がいないだろうか。
生態を見てみたい。





食痕が集中している場所を凝視していたら、黄色い虫が張っているのが見えた。

やった・・・・・!
いたぞ!!

黄色いカミキリがサルナシの葉の表から裏へ、また表へ・・・・
ちょろちょろと這っている。

早速issei氏をお呼びし、二人でカメラを向ける。




なかなか生態を観察できる虫ではないためメチャクチャうれしかった。



ようやく静止したところを撮影。
写真としてはかなりショボイが・・・けど本日はこれで超満足だ。


この後、私も1ペアGETし、本日の採集はこれにて終了。




おそらく、
午前のポイントは薄暗い林ということもあり、気温が低く、午後のポイントより発生が遅いのではないだろうか。
午後のポイントは林道沿いで日当たりが良かった。

両ポイント共発生初期だと思われる。
もしかしたら来週くらいに行ったらウハウハかもな・・・

サルナシが伐採されない限りこのポイントは通年採集できそうだ。


isseiさん、どうもありがとうございました。
採集が今日(22日)じゃなくてよかったです。けっこう雨降ってましたので。
昨日は久々に叩きすぎて今キーを打っている手が痛いです(笑)
またご一緒によろしくお願いします。


こんなところにスゲハムシ

2012-06-21 20:43:45 | 虫LIFE
まさかこんなとこにいないだろう、、、と思いながら探してみたら、


いた。





スゲハムシ 6/9


職場から歩いて7~8分の沼にいるとは驚き。
そりゃあ、湿地といえば湿地なんだが・・・・


しかも交尾してるし。



拡大してみた。


産卵してる・・・ハムシの卵ってこんななんだ。




じっと見ていたがなにも動きがないので、周囲も見回してみた。




なんと下草には無数のスゲハムシが。

神奈川県下での発生地は4か所ほどしか無いと思うのだが、
正式な記録がないだけで実はたくさんいるのかな・・・?



羽化 Episode1

2012-06-20 21:14:27 | 虫LIFE
18日のクロスジギンヤンマの羽化。

その前にちょっとしたエピソードがあった。




まず1匹目が羽化。



これは翌朝に気がついたのだが、成虫が見つからない。
昼間妻と姫が探していたら、


姫「あっ、いたっ!!」

さすが姫。

どれどれと妻が見て見ると・・・・


・・・・・・・・・・・・???



捕まえる。





・・・・







どう考えてもミニマムだ。



姫もクロスジギンヤンマの巨大な抜け殻とイトトンボを見比べて首をかしげていたらしい。
そりゃそうだ(笑)


2日後、クロスジギンヤンマは無事act家内で保護され、外に放たれた。



しかしあのイトトンボは何者・・・どこから湧いてでた?


う~~~ん、
そういえば・・・捕まえた時にエサとしてイトトンボのヤゴを一緒に入れていたような。
今まではエサとしての役目を果たしたと思っていたのだが、実はそれが羽化したのではないだろうか?


しかし、肝心の抜け殻が無いではないか。



エスケープルートははこの割り箸のみ。




ん・・・・?


あったぞ!





オゥ・・・


死角で地味に人知れず羽化していたのだ。



一件落着。


クロスジギンヤンマが羽化した

2012-06-19 21:04:07 | 虫LIFE

手前は数日前に羽化した抜け殻


体をプルプルふるわせていた。

子供が服を脱ぐ時のようだった。



徐々に胸部上面が緑色になってきた・・・と思ったらいつのまにか背中が割れてた。







デロ~ン





ガバッ!といきなり起き上がった時は驚いた。
大した腹筋だな。

どんどん翅が伸びていき。





最終的にこうなった



初めてトンボの羽化をまじかで見ることができて感動。
しかも大型のヤンマ類はやはり迫力がある。
でも、、、、野外ではこんな神秘的なことが当然毎日繰り広げられている。当然と言えば当然なのだが、目の前で一部始終見てしまうと感慨深いものがある。




そして本日、姫が虫カゴに入れて幼稚園に連れていった。
友達に見せた後外に逃がしたらしい。(ちなみに発生地はここから2キロほどのポイントであり、飛翔能力のあるヤンマ類ならば放すことになんら問題はない。)



今回の羽化イベントは私の頭の中ではちょっとした革命だった。
トンボが今までより身近に感じられそうだ。


羽化中

2012-06-18 23:29:12 | 虫LIFE
現在進行形で。



6月3日に捕まえたこやつが羽化している。




こやつ




この2時間ほど晩飯を食べるのを忘れて魅入ってしまっていた。


ようやく今翅が伸びきり、余分な体液を体外へ放出したところ。
ここからは派手な動きは無く、体色が徐々に変化していくのだろう。



とりあえず今はそのような状態です。


つづきます・・・・