BLUE LEAF LIFE

御殿場、箱根の自然の中で生きる姫、王子、妻、actの日記です。

瑞牆山登山

2015-10-15 21:06:25 | 山LIFE
虫捕りと

キノコ豊作

なかなか山に登れない





というなかなか贅沢な悩みの中、ようやく登りたかった山へ。

思えば昨年麓でキャンプし、見上げたその姿があまりにも素晴らしく、
帰宅したその後も何度か夢に出てきてしまうほどであった。

「これは登らなくてはっ!!」



ってわけで、


10月9日

早朝、下道をとことん走り、


一年ぶりのみずがき山自然公園に到着

ここを8:30出発。


寒い・・・・
そういえば途中の山中湖の温度計は3度だったな。
体を温めるため小走りで進む。



15分ほど林道を進んだあと、登山道へ。




登山道沿いは大きな岩がゴロゴロしていて大迫力。
ここはクライミングのメッカでもあるんだとか。










ここ数日晴天続きで林内がカラカラのカサカサだけど、なんとかキノコとも出会えた。
これはスギタケの仲間だろうけどなんだかわからない。




なんか宇宙人みたいだな



途中、元虫屋さんと出会いしばし虫談議。
山での人との出会いも楽しい。







不動滝

9:50

なんの表示もないためスルーしてしまいそうになった。
雨降った後だともっと迫力あるのかなー。
ここで10分ほど休憩。






カキシメジか?



シロタマゴテングタケの幼菌だろうか・・・






不動滝から30分ほどはなだらかであったが、その後はかなりの急登。
北斜面ということで陽があたらず寒かった。
でもこの急登で暑かったら修行だな・・・



そして、ついに~












瑞牆山山頂!!

11:15



ふぉおおお~~~~~!!!!!!!
なんじゃこの素晴らしすぎる景色は~!!

ここは日本なのか~~!!

3時間足らずの登山でこの景色と出会えるっていうのがすごい。


普段景色にはあまり興味無いほうだけど、珍しく山頂での滞在時間長かった。


ゆっくり昼食タイム。







遠くに富士山が見える

最高の登山日和だな~。


11:45
この景色眺めているときりがない。
座り込んでぼけ~っとしてしていたら一日過ぎてしまいそうだ。


下山する。




12:50

富士見平小屋

ここは野営場になっているようだ。
金峰山へも登る際はちょうどいいかもなー。
シカ肉料理のメニューが気になった。


みずがき林道を目指す。


休憩がてら山頂方面を見ると、こんな感じ。

いや~、すごいなこの山。
さっきあの一番上にいたんだよな~。

人間って歩けるもんだな。




プーさんの爪痕多し・・・




14:00


下山

約6時間の山行。
思っていた以上に素晴らしい山だった。

これだけ大きな岩がゴロゴロしている山は他に屋久島でしか見たことがない。

また登りたい。それからお隣の金峰山にも登ってみたいな~。


虫捕り、きのこる、登山、キャンプ、温泉、などなど、、このあたりはアウトドア全般ものすごい楽しめそう♪

八幡平へ

2015-08-10 07:03:06 | 山LIFE
8月3日~6日の記録。

大宮で乗る新幹線間違えたりとしょっぱなからハプニング・・・

到着した日に至近距離でプーさんに遭遇・・・

仕事を合間を縫ってヤブ漕ぎ・・・

最終日は休日登山・・・




なかなかできない経験だったな。




以下、

写真ばっかなのでとことん画面スクロール







イタヤカミキリ



ハヤチネフキバッタ



クロカタビロオサムシ



コエゾゼミ



何だろ アシベニイグチとか?



プーさんの爪痕・・・



ヒメヒゲナガカミキリ



オニクワガタ



ライトトラップ

イベントを含めて毎晩やったな・・・



ベニシタバ



イベントで子供たちと戯れた



なぜかアオダイショウも来た







早朝これが採れた時はガッツポーズ!



キタマイマイカブリ



ヒラタケ



タカチホヘビ



オオシラビソの密度が日本一らしい



ニッコウキスゲ



八幡沼





・・・・


美しすぎた・・・

なんていうかスケールが違う。
こんな景色見てたら悩みなんかなくなりそうだ。




8月6日は出張にくっつけた休日!!
現地で活動しているクマたな氏を一日貸切でガイドしてもらった。

登山口は「ふけの湯」。


朝からいきなり快晴、暑いぞ。。。




八幡平は古くから湯治場として栄えたそうな



歩いていくと木道、看板でしょっちゅうクマの爪痕が見られる



長沼



謎のキノコ



ヌメリスギタケかヌメリスゲタケモドキか


1時間ちょっとくらいの登山の末、ブシ谷地にたどり着いた。




瞬間


けっこう



驚いた





えっ?



おおおぉぉーーーーー!!!!!!




タチギボウシが




密生してる!!



これちょっと写真じゃ伝わらない!
実際見てみたら感激するの間違いなし!!



「すげー!スゲー!うおおぉぉ!」

を連発してしまった。
いつもの表現力の無さ全開(笑)






はぁぁぁぁ~~~~~~


いろんな角度から見てみたくて木に登ったりしてみた。



ダケカンバの上のクマたな


しかし気持ちいいのはいいんだけど、上から見ると密度が薄く見えるため、やはり木道から見るのが一番濃いい感じで見れた。


ふおおぉぉ~~~、満喫したな~。
しかもちょうど花の時期に来れて良かった。





下山しお昼食べて向かったのが、

藤七温泉


ここがすごかった・・・・・
すんげ~~~~広い露天風呂。


っていうか道路から普通に見られてるし(笑)

私自身特に温泉が好きなわけでもないけど、これはすごかった。

八幡平の大自然の中で温泉を満喫。これ気持ち良すぎて何時間でもいれそう。


そしてクマたなに盛岡まで送ってもらい、帰りは新幹線乗り間違えることなく無事帰宅。




もうなんていうか、

ここには業務のこと書いてないけど、得るものたくさんありすぎ。
一日くっつけておいた休日も超満喫できたし。

クマたなをはじめ八幡平の人たちにメチャクチャお世話になったな~~~。
感謝いたします!!

今度は旅行で行こう。


小富士へ

2015-06-23 22:39:14 | 山LIFE
6月20日

小富士に登ってきた。



きつい坂道を軽自動車でグリグリ登る。
普段まず使わない1速を使用・・・・・やはりあざみライン手ごわい。



そんな楽しいクネクネ道を堪能しているうちに五合目到着。



久々の須走口。




キノコづくしの看板

今度はこれを食べてみるのも良いネタとなるな・・・。





時折日差しが木々の間から差し込む


土曜ということだけあって人が多かった。
団体さんがすぐ目の前を行ったため、我々は時間をずらすためにまずは腹ごしらえ。






15分ほど時間調整をした後出発!!



シラビソ林の中ゆっくりと進む。
森林限界手前、風が気持ちいい・・・




ヒメムヨウラン

初めて見た。









マイヅルソウ




むむむ!


これは、、、ホテイシメジかな・・・?



さすが富士山 ジメジメだ~

キノコの数がとてつもなく多かった。





なんだこれは

絵合わせ同定だとイヌセンボンタケなのだが、こんなまばらな発生はするのかな~

一面こんな感じで生えていた。





霧雨の中、クモの巣がよく目立った

サラグモという仲間だ。
見事な器状の巣をはっていた。




キノコやクモの巣を観察しつつハイキング




差し込む日差しが幻想的な空間を作り出していた



やがて頂上!!



よっしゃ~~~~~!



おそらくこれはフジハタザオ

なにげなく撮影した花は富士山固有種だったようだ・・・。




オヤマソバ




ツマトリソウ


山頂で昼食。
しかし途中から霧雨。
寒い!!


食べ終わったら逃げるように来た道を戻る(笑)






雨の日の登山はとにかくクモの巣の美しさが際立つ。

そしてキノコも・・・。


景色こそ見えなかったが、小富士登山楽しんだ!!

愛鷹山登山

2015-05-04 20:50:18 | 山LIFE
5月2日

愛鷹山に登ってきた。
ふもとに5年間も住んでいながら初チャレンジ。
虫ばかり追いかけているとなかなか登山をしなくなる・・・
本格的な虫のシーズンが始まる前しかチャンスはない。他の事は考えないようにして行ってみた。



しかし、ふと思い返してみると休日に純粋な登山は久しぶり、採集登山は年に1~2度はあるものの「登山」主体ではいつぶりだろう・・・・

7:45
登山開始@山神社

いったい何羽いるんだろうっ!
ってくらいツツドリの鳴き声が辺りに響き渡っていた。


(ここからとにかく花&景色の写真が続きます。スクロールしまくってください。)




ミヤマハコベ




ネコノメソウ



キランソウ


8:35

黒岳から富士山



ハエシルエット




未同定のハムシ

完全にメスに引きずられていた・・・・



9:45

鋸岳展望台

メッチャクチャいい景色だった!
しばらく眺めていたら、向こうから大型の鳥が飛んでくるのを確認。
近づいてくると、、、

お、   おぉぉ!

おおおおおぉ!!
なんとアオバトが私の目の前5メートルくらいのところを飛んでいった。






この日たくさん見れたコツバメ




ブナと富士山



10:20

越前岳山頂



南アルプスが見えた



さて、ここからは下り。



マメザクラが見ごろ



やはりコツバメがアセビの葉上で活発だった

この写真、本種特有の「日の光を少しでも浴びるために体の向きを太陽に向けて横向きにする」様。




一生懸命探して、ようやく見つけたイワカガミの花

他の株はすべてつぼみ。この一輪だけ美しく咲いていた。
これはうれしかったな~。



そんでもってお次は、


コイワザクラ


断崖絶壁が多い愛鷹山。
コイワザクラが生息する環境が整っている気がする。
人の手が届かないところにたくさんの花が確認できた。




12:20

天狗の畑

ここからの景色は最高だった・・・・

新緑が美しいのなんの。
ベストタイミングで見れたのかもしれない。




さて、どんどん下る。



仲がいいね





マルバスミレ





ミツバツツジ



フィナーレの一本杉




14:30ごろ下山。

初の愛鷹山を満喫!
正直な感想を言うと「こんな素晴らしい山がすぐそばにあったんだなー!」
というところか。
かなり急峻なので登り好きにはたまらない&達成感がすごい!

景色がものすごくいい!
この一体であれだけの景色は愛鷹山以外にないかも。
これは登ってみたいとわからない。




とにかく大満足の登山となった。
この晩BBQして飲んだビールのうまかったこと…笑

EISEN

2014-03-16 13:23:23 | 山LIFE
届いたよ。



belmont 6本爪アイゼン


基本「生き物ありき」の登山ばかりだし、
本格的な冬山登山はしないので、6本爪にしておいた。
冬場の御殿場周辺の低山や、夏山の雪渓ならこれで充分だろう。





う~ん・・・




あぁ~~~~~~






やはり手に入ったら使いたくなってしょうがない。
アイスバーンに身を投じたい・・・(笑)

金時山登山 途中で出会った

2014-01-02 07:34:26 | 山LIFE
1月1日

2014年・・・
なんかとっても新鮮な響き。
しばらくの間、昨年、今年、来年がごっちゃになりそうだ(笑)


さて、2014年の1日目。
金時山登山に行って来た。



昼近くまで寝てゆっくりと出陣。
急峻な山であるが、短時間で登れるのが金時山なのだ。


登山口まで車を走らせていると、路上には残雪が・・・
27日に積もった雪がまだ残っているようだ。最近寒かったからね。


というわけで登山道も当然銀色。


しかも踏み固められカチカチだ





目指すはあの頂きだ



やはり私と同じく元旦登山を計画している方々は多く、たくさんの人とすれ違った。



途中こんな巨大なツララまで見れた・・・うおおおぉ~~~




登り始めて1時間半ほどで、



金時山登頂!!!

気温が上昇したせいかもやが出て富士山ははっきりとは見えなかったが、拝むことができただけありがたいと思わなくては!!



芦ノ湖&神山方面も見渡すことができた



あまりの寒さのため、山頂での滞在時間は7~8分。逃げるように下山(笑)
風がない時にまたゆっくり景色を堪能したい。





さて、ここで下山。




するわけだが、、、、、



実は登山途中にある出会いがあった。


登山道沿いのマツの木の下を通りがかった時、

「ボテッ!」「ボテッ!」

っと・・・マツボックリが次から次に落ちてくるではないか。

なんだろう?と思いマツの木を見上げるとなにやら小鳥が無数梢から梢へ飛び交っている。


なんの鳥だ・・・?

んんん・・・・・???????
おおおおおお・・・・・???????
あれは間違いなくact的に初見の鳥だ!!

これは一大事だとザックから双眼鏡を取り出そうとしたところ。  Oh!!!!!

なんと今日に限って双眼鏡を忘れてきてしまったようだ。(アホだ~!)



仕方ないので必死こいて肉眼で鳥を追う。しかしあまりに高すぎてわからん。
そこで以前にも行った、デジカメで撮影後、データを拡大して画面で確認するという超奥の手を使った。




とりあえずこんな感じの元データ。

光学3倍コンデジの限界。

なんの鳥だろ・・・・?



さて、、、拡大拡大。




え???


うええええええっっっ!!!??????





イスカだった

あの交差する上下の嘴からして間違いない。


これにはビックリ。

箱根山では珍しいんじゃないの・・・?
今日鳥屋さんに聞いてみよ。





というわけで、2014年一発目は登山を満喫。

烏帽子山登山

2011-09-01 20:11:54 | 山LIFE
8月30日


烏帽子山登山、行ってきました。




・・・・




といっても全国で烏帽子山という名の山は無数にある。


今回は本栖湖の東側に位置する烏帽子山を登ってきました。






その前に寄り道


前回ルリボシカミキリがいた土場に寄ったがもぬけの殻。
ルリボシさん、また来年。



11:20ころ
登山口到着

登山の準備をしていたら1匹の大型のチョウが舞っているのに姫が気付いた。



すかさず姫ネットを取り出し追いかける私。





GET!!

ミヤマカラスアゲハでした。


いや~~~、いつ見ても美しいチョウだな~。




いきなり美麗種に出会えて幸先いいぞ。




というわけで登り始める。


途中本栖湖がきれいに見えた。





変なポーズ






ドクヤマドリタケだと思われる。

ビーティングネットを下にそえてポムポム叩いたらハネカクシがたくさん落ちて来た。
姫はもちろん妻も初めて見たらしい。





ちょっと休憩



13:00過ぎ

烏帽子山登頂!

通常のコースタイムならば50分だが、1時間40分ほどかけてゆっくり登った。



3人そろって腹ペコなのでまずはお昼ご飯。





を食べていたら一匹の甲虫が飛来。



ナガゴマフカミキリをつかむ姫。


しばらくいじくりまわされる・・・・




さすがに山頂というだけあっていろいろな虫が吹きあげられてくる。

ミヤマカラズアゲハ、ジャノメチョウ、キアゲハ、アオスジアゲハ、などなど・・・




シシウドやアザミが咲いているのでそれらの花にも集まってきているようだ。




姫がアザミの花にとまっているチョウに手を伸ばしていく。
どうせ逃げられるだろうな・・・と思い見ていたら見事に捕まえた!


おお!すごいじゃん!!


姫も「みてー。」といってうれしそうに駆け寄ってきた。




やるじゃん!


真剣な目・・・・



それで、なにを捕まえたんだい?



ということで見せてもらった。


おりょ!?


これはヤマキチョウではないか??????

だとしたらけっこう珍しいんじゃ・・・・
(帰宅後同定したらやはりヤマキチョウであった)

うむむ、、、初GETのチョウがヤマキチョウだなんてスゴイじゃんか。




しばらく観察した後リリース。



ヤマキチョウ

すばらしい出会いとなった。




山頂からの富士山

これは姫と妻がナガゴマフと戯れているところ




記念撮影



しばらくまったりした後下山。



下山途中ではキノコがよく目に入った。







テングタケ

そうだった、ここらへんはテングタケが異様に多いんだ・・・




下山では爆睡した姫、ずっと私のだっこで下山する。




下山した後は本栖湖に寄ってみた。


ハズレのほうのくさっぱらに行くとヤンマの仲間とオオシオカラトンボが飛んでいるのを確認。そこでしばらく立ちつくす。




なぜか水面から出たイネ科に集まるイチモンジセセリ



池を眺めていたら、ポチャ・・・・・・・っと一本の細い枝が着水。




・・・・枝?



なんか違うような・・・・?



2~3分見続けていたら、


「おっ、今確かに動いたぞ!」




さっそく靴を脱いで湖へIN!




ムンズとつかみとった。




なんとミズカマキリ


超久々にみたな。
いや~~~~~~~~~~~~。
それにしてもミズカマキリの着水の瞬間なんてなかなか見れるものじゃあないかもしれないな・・・レアな瞬間を目撃できてうれしい。



姫も感化されて着水(笑)


金時山登山

2011-06-22 22:27:08 | 山LIFE
6月17日


金時山登山、行ってきました。


今回のコース。

公時神社 → 金時宿り石 → 公時神社分岐 → 金時山 → 公時神社分岐 → 矢倉沢峠 → 金時山登山口 → 公時神社



登山3連戦の締めはご近所金時山。
週間天気予報の2日前までは間違いなく雨の予報だったのだが前日になって一変。
これは行くしかないでしょ~~。


ということで、



10:50


今回の登山開始ポイント、公時神社へ。







公時神社へつづく・・・・




・・・ということらしい。




金太郎のトレードマーク「まさかり」




初めはスギヒノキ林の中をゆく。。。






ある橋を渡ろうとしたら真下から1羽の小鳥が飛び出してきた。

遠くの枝にとまり、さえずりはじめた。


どうやらミソサザイのようです。

ということは・・・・


橋の下をのぞいてみた。


巣穴があった。


脅かしては悪いので早々と退散。






金時神社奥の院




金時宿り石

とても巨大な岩。
下部を枝で支えられている。
効果があるのかは謎だ。




キノコ




見ていて飽きない

やはり野外に出たら一度はキノコりたい。




登山道の補修材料のようだ。

金時山はかなり急峻な山、やはり雨の影響やオーバーユースでどんどん登山道はえぐれる。永く登山を楽しむために登山道補修はとても重要なことだ。
お疲れ様です・・・・



ひらけた所に出たのでちょっと一息。



サンショウバラ

箱根が分布の中心の美しい花だ。
幹の太さがバラ科では最大らしい。
つぼみが多かったので山の上ではこれからが見ごろのようだ。



ハンショウヅル



ヤマトシリアゲ

ウロウロしていたのを観察していたら、そのうちになにかの糞から吸汁しだした。
こんな生態があったとは・・・・初めて見た。




急な道を登る。



ここ金時山は登山者の比較的多い山なんだが、ここまで4人にしかあっていない。
みんな天気良くないと山登らないんだね。




12:00

金時山登頂!!



うお・・・・


超濃霧




こればかっかりは仕方がない。
御殿場から出てくるときに雲の中の箱根を見て覚悟していたことなのだ。

天気が良ければ富士山がたいへん美しく見える絶景ポイントなのだ。





こういう時は妄想力で・・・





ぬおおお・・・・・・!!







・・・・・・・・・ああ、富士山見えました(笑)



そんなバーチャルな富士山を眺めながらお昼ごはんを食べる。


食べている間に色々な虫が吹きあがったきた。




アオハムシダマシ

ハチ、チョウ、甲虫、こんな天気でも飛んでいるんだな。



霧に濡れた葉

キレイだ。
霧も楽しむくらいの余裕が必要なようだ。



さて、下山。




オオバウマノスズクサ

非常におもしろい形の花。




ほかにはニシキウツギ、ツクバネウツギ、コゴメウツギなどが咲いていた。




下山している途中

どんどん霧が晴れてきた。



ほとんど霧がなくなった。


よかった・・・・雨すら降るんじゃないかと心配していたのだ。





13:40
金時登山口

無事下山。



というわけで登山3本勝負はこれにておしまい・・・

同じ時期に緯度の異なる山に登るというのはなかなかおもしろいものであった。
山によって開花状況がまったく異なり、あっちはカエデ満開でこっちはミズキが終わっている。とかヒメシャラの北限である箱根、ヒメシャラのある景観とない景観を比べるとまったくと言っていいほど森の中の雰囲気が違っていたりする。(ヒメシャラの存在感ってすごい!)

また、登山というのは私にとって自分の心や体と会話するよい機会となっている。
昔は頻繁に登っていたが、やはり今でもたまにしっかりとした登山をしないとなにか調子が悪い。




さて、、、



では次は虫捕りだな・・・・

大菩薩嶺登山

2011-06-21 23:24:26 | 山LIFE
6月16日


大菩薩嶺登山、行ってきました。




今回のコース。

ロッヂ長兵衛 → 福ちゃん荘 → 唐松尾根 → 雷岩 → 大菩薩嶺 → 雷岩 → 大菩薩峠 → 石丸峠 → ロッヂ長兵衛




07:10
家を出る。




危機が迫っていた。



時間に余裕があるため寄り道。
土場でカミキリを探すがゴマフがやる気の無い足取りで這っているだけであった。

そこで初のゴムタケGET!


中央の黒い部分がつややかで素敵。





09:40

ロッヂ長兵衛から登山開始。


登り始めて間もなく、様々な木の立ち枯れが目立つ。
その中でもミズナラ、シラビソが非常に美味そうに見え、またしても激しい寄り道。
これは時期がドンピシャならあれとかあれとかあれなんかも・・・採れるはず!
などと歩きながら妄想しまくる。



11:10
唐松尾根

すさまじい霧が吹きあげられていた。

昨日の天城登山に引き続き寒い。
というより昨日より寒い。



そんな中で、

サクラスミレが咲いていた。
各地で珍しい花ではないだろうか・・・?
登山中2輪発見できた。




シラビソのてっぺんでさえずっている鳥。



うまく撮れない・・・

最初エゾムシクイかと思ったが、
腹部にこんな縦じまあっただろうか・・・?
後で調べてみよう。


11:40
大菩薩嶺登頂。

けっこうあっさり登れた。
頂上の展望はない。



帰り道は行きと道を変えて稜線上を行ってみる。




激しい霧



シロバナノヘビイチゴ



賽ノ河原休憩所



稜線で見事に霧がさえぎられていた。

これはこれでなかなか見れない光景かも。



大菩薩峠








石丸峠



遠くに大菩薩湖が見える




キスミレ

なにげに初めて見たかも・・・



以前オオバキスミレは見たことはあるが、黄色いスミレは普段見ることができないので新鮮だ。



クリンソウ

いつもても美しい花だ。





あああ、、、

アミガサタケ・・・あと少し早ければ・・・・・




ヤマキマダラヒカゲ





14:30

下山。



寒かった・・・・・・・
登山口にはまだカエデが咲いていた。
今年はこの気温の低さのせいか開花が全体的に遅れているようだ。


しかし、全国的に雨の予報であったが本日の登山では晴れ間も見えたりして運がよかった。
ちなみに私は昔から単独山行では天気予報を覆すほどの晴れ男だったする。
(おかげで山にはまり始めたころ異常に晴れ過ぎてひどい脱水症状になったことがある。)
これがなぜか同行者がいるとよく雨が降る・・・
いいんだか悪いんだか。



下山後は虫採りを考えていたが、あまりの気温の低さに撤退することに。


途中の良さげな土場でシロオビチビヒラタなどを採集。

帰宅・・・

大菩薩嶺、また季節を変えて登ってみたいな。

天城山登山

2011-06-19 21:25:56 | 山LIFE
6月15日


天城山登山、行ってきました。



今回のコース

水生地 → 下り雄幸歩道 → 八丁池 → 天城縦走露 → 小岳 → 万三郎岳 → 八丁池 → 水生地歩道 → 水生地



5:30
登山開始
前日の夜、水生地駐車場で車中泊をしていたので起きて準備し、すぐ出発できた。



林道を行けるとこまで車で進みそこから歩き。


初めはスギの植林地帯を進む。
ほどよく間伐されており、比較的健康的な人工林となっていた。




50分ほどでようやく植生が変わった。
ブナ帯に突入。



と、、、すぐに倒木を発見。



うまそうだ・・・・・・



と思うのは虫屋だけか、、、いや、キノコ屋さんもそう思うはずだ。






実際このようなキノコが無数発生していた。


ポムポム叩くとハネカクシやキノコムシの類がワサワサとこぼれて逃げ惑っていた。






倒木だらけのようだ。





7:10

ようやく朝日がブナ林に差し込み始めた。
実はここまで寒かった・・・日光が林床まで届くと一気に気温が上がった。




登山道沿いに沢山の美味そうな倒木があるのでいちいちそれらを見て廻る。



このような多抗菌類にもいろいろな虫がいるのでチェックしていく。





美しい毛カビ





8:00

八丁池に到着。

モリアオガエルの鳴き声がいたるところから聞こえてきたが卵塊はまだ無かった。


それにしてもここまで2時間30分かかっている。
通常のコースタイムより40分以上かかっている計算だ。
どれだけ寄り道が激しいかがわかる(笑)




ここで10分ほど休憩。
辺りは鳥とカエルの鳴き声が心地よく響き、とても贅沢な時間が流れていた。




さて、先に進もう。






さらにブナの倒木。



これは夏にきたら最高の状態かもしれないな。



薄暗い樹林の中を歩く、この周辺ではマミジロの声がとても多かった。
おそらくケラ類だと思われる警戒する鳴き声も多く聞こえた。
鳥類も豊かなところだ。



そんでもって植物。


ツクバネソウ



タニギキョウ




そんでもってキノコ。



オウ!!




キサマツモドキ

薄暗い林床で大変よく目立っていた。


しばらくブナ林が続いたが再びスギの植林地帯に突入。
よくこんな山の上に植えたな・・・・感心しちゃうよ。









10:30

小岳到着。
万三郎岳まであと少しだ。




ツクバネウツギ

ピドニアがたくさんいた。



しかし最後まで濃霧か・・・




11:00

万三郎岳登頂!!!!
天城山の最高峰となる。


そして見事に当初設定していたコースタイムどおりとなった。




山頂はこんな感じ

木々に囲まれていて景色はない。
あったとしてもこの濃霧・・・10m先も見えないだろう。

半端じゃない数のブユ(?)が舞っていたため山頂滞在時間2分で下山。
あの状況でビールを飲んでいたオジサン達はすごい。





「ヘビブナ」

見事な曲線を描いていた。
植物の意志を感じる。



下山路もゆっくりと美味そうな倒木や立ち枯れをルッキングするという激しい寄り道。



13:30
八丁池



15:30
水生地到着 登山終了。





初の天城山満喫しました。
なにより印象的なのはブナの原生林。
巨木だらけ、倒木、立ち枯れだらけ。
夏に登ったらウハウハかもしれない・・・・・むふふ。



しかしそれと同時に、
シカの樹皮剥ぎが非常に多く見られた。
人間の胸の高さくらいまでの樹皮がきれいになくなっている木がいたるところにあった。
一周剥がされた木はまもなく枯れてしまうだろう・・・
丹沢や富士山もそうだが天城もシカの食害問題はかなり深刻な問題のようだ。




・・・



まあしかし、
天城山、とてもすてきな山でした。
これはまた是非とも行かなくてはならない。
通ってしまうかもな・・・