BLUE LEAF LIFE

御殿場、箱根の自然の中で生きる姫、王子、妻、actの日記です。

ライト、キノコ、虫

2011-07-31 21:32:15 | 虫LIFE
7月22日

カワラハンミョウに別れを告げた後、本日のナイターポイントへ向かう。



途中道を間違えてしまい現地に到着したのは19:30.







林道のど真ん中にシカの頭骨・・・

さすがに驚いた。
キツネのイタズラだろうか。




チャチャッ!

っとライトトラップのセットを組み立てスイッチオン!




プライベートでは久々のライトトラップ・・・なんかソワソワする・・・・・・
前日に蛾屋さんから刺激を受けていたため蛾への期待が高まる。
カトカラが飛来してこないだろうか・・・



早速大型種が飛来。



モモスズメ?




ここからは未同定。

まるでシジミチョウみたいだ。









ガが多い。



甲虫は異常に少なかった。
ヨツボシモンシデが飛来した瞬間、終わりを悟った。






23日

6時起床。


カミキリが動き出す時間まではキノコ採集の時間にする。



やはり今の時期はタマゴタケ。
多くのキノコ屋さんが活動するこのポイントであるかどうか・・・


昆虫採集をしているとよくキノコを見つける。
逆に、
キノコ採集をしているとよく昆虫を見つける。



ヒゲナガカミキリ

夜行性のはず・・・
良く見てみたらもうひん死状態。
寿命をまっとうしたのだろうか。




オニノヤガラ

花もよく見つかる。



ベニバナイチヤクソウ

イチヤクソウの仲間はどれも美しくていいね。




ヤマナメクジの交尾

これを最近頻繁に見る。。。
しかもシカの糞の上とは・・・



ドクヤマドリ

肉厚で超美味しそう。
しかし名前のとおり毒。



何本かが癒着している。

おもしろいな~~~。






いや~~~~~~~!


ない!


タマゴタケないよ!


というか毒のあるキノコすら少ない。ドクツルタケが1本もない!
ということは今年はやはりキノコの発生が少ない。。。



諦めかけて道に戻ろうとしたところ。


発見

道のわきにあった。
灯台もと暗しということか。




暖かくなってきたのでここらで虫を採ろう。





ヤマハンノキの部分枯れ


ゴマフキマダラカミキリ

手堅くGET!




おや、今度はヤナギの枝が折れている。

イタヤカミキリの仕業だろうか?



掬ってみた。



あれれ!?

またゴマフキマダラ。
ヤナギも食べるんだな~。初めて知った。

う~ん、、、ということは。
ゴマフキマダラは枯れ枝に集まってくるんだと思っていたけれど、
実は自ら生の枝をかじって折っているということか・・・

このポイントでは多くの部分枯れが見つかった。
かなり密に生息しているのかもしれない。



モミの立ち枯れにて、


ナガクチキ 未同定


ヤナギにて、


ヒメヤママユ

フサフサが気持ち良い。



林床にて、


クサハツ







ミヤマハンミョウ

昨日のカワラハンミョウを思い出して、ついつい追いかける。




11:00
終了・・・・


ある虫の発生確認がメインであったけれど、まだのようだった。




一度帰宅し、


虫捕り以外の用事で違う山へいったのだが、、、





虫捕りしてしまった(笑)





おお、、、飛んでる。







ソボリンゴカミキリ

ここはかなり濃いポイントでツツジは食痕だらけ。




リンゴの仲間は美しい・・・

一見やわらかそうだけど、実は硬い。
触った瞬間のギャップも最高。




この時期最も多いハナカミキリの一種、ヨツスジハナカミキリ。
雨宿りかな・・・





EVA




おお!?

マルバネコブヒゲ?




じゃなかった。

セミスジコブヒゲだった。




ノリウツギの花をルッキングしていたら、



アシベニカギバ・・・かな?

に寄生した寄生バチの繭。

うお~~~、おもしろいな~・・・・
2匹確認できた。1匹お持ち帰り。




トガリバアカネトラカミキリ




センノキカミキリ

タラノキを蹴ったら複数飛んでいった。




終了。

ある日のカラス

2011-07-26 23:20:09 | 鳥LIFE
思わず釘付け


仲が良い

オスがメスにプレゼントをあげているのだと思うけど、
カラスのは初めて見た。
以前イカルが同じ行為を行っていたが非常にコミカルな容姿のため笑ってしまった。


それにしても・・・・

この時期見事に時間が無い・・・・仕事もプライベートもキツキツに予定が入っている。当然ブログをUPする時間がないので今後さらに時間差の生じる日記になると思います。

夏といえばやっぱ海っしょ!

2011-07-24 07:28:30 | 虫LIFE
軽いタイトルをつけてみた。


夏といえば海。

夏といえば虫。



そんなわけで海で虫捕りしてきました。





7月22日


12時現地到着。
うお・・・下道を通ってきたのと慣れない道で3時間半かかった計算だ・・・



よ~~~~~し!

海いくぜ!!




と、、ここで装備するのはもちろん海パンやゴーグルでなく、
虫捕り網と毒ビン。


事前にいただいた情報では、

「視線を浴びる」

ということ・・・


そりゃあそうだな・・・
浜辺で虫捕り網もってウロウロしてたら数年前の私なら想像もつかない行為だ。




普段デカイ虫捕り網持ってウロウロして好奇心タップリの目で見られるのは慣れているつもりだが、、、一番小さな網を持って出撃した。




それにしても広い

ここまで広いと思わなかった。



カワラハンミョウとはこのような砂浜のどのようなポイントを好むのだろうか・・・・





ワクワクドキドキな疑問を持ちながら砂浜を進む。




それにしてもハチやアブの仲間が多い。


ひっきりなりに飛んでいる。





おお、ムシヒキアブだ。


正面から見るとけっこうかわいい顔をしている。






ん・・・・・・・・???












おっ・・・








お前何食ってんだよ!!!??




うおおぉぉ、、、
信じらんねぇ・・・カワラハンミョウチューチューしてるよ。





さあ、その子を私によこすんだ・・・



さあ!




網で捕らえようとしたが見事に逃げられた。


あぁ、、いきなりショッキングな出会いだったな・・・
しかしそれだけたくさんいるってことかな?


獰猛なハンターであるハンミョウも空中戦ではムシヒキアブにはかなわないようだ。






よし!
気を取り直して探そう。



砂浜を適当にテクテク歩いていくと、足元から何かが飛び立ち4~5m先で着地した。
ゆっくりと近づいてみる。





いました。



カワラハンミョウGET!!



なんてかっちょええ斑紋なんだろう。





ペア



かなり近づけた。





斑紋に個体差がありおもしろい。






本種に出会うにはとにかく歩きまくるしかないようだ。

1時間半ほど歩き続けた。
砂の上を歩き続けるってけっこう疲れるのね・・・





休憩





海のそばまで行ってみた。





思いつきで流れ着いた植物やゴミを漁ってみる。




オオハサミムシ


初めて見た。
たしかにデカイ。
ハサミも大迫力!
挟まれるとちょっと痛かった・・・




超微小甲虫がゴミをどけた瞬間ワサワサと逃げ惑う。

あまりに小さすぎて捕まえるのが大変。
吸虫菅が欲しくなる。





タマムシ

オゥ・・・・





なかなかかっちょええゴミムシ



他には、中型のガムシやテントウダマシや中型のゴミムシなどが採集できた。






戻る方向で、



追加








こりゃあいいとこだ。



お、アリ・・・



じゃなかった。

アリバチだ。
海浜性なのだろうか?


掴んでいる手は力を入れていれば針がささることはなかった。
しかしこの後右手に持ちかえる時にチクッと・・・
後までチクチクと残る痛みだ。




お、またいた。




15:00
終了。

なんか最後のほう足に力が入らないと思ったら、昼飯食べるのを忘れていた。
採集に集中し過ぎるとよく食べるのを忘れてしまう。




これは同定が大変だ・・・・ガムシの同定なんてやったことないよ。

一番左のカワハンミョウは試験的に酢エチ〆。
浅く〆たつもりだったけど色が黒っぽくなった。





普段できない海での採集。楽しめました。

やっぱ夏は海だね・・・・






ラリック美術館 昆虫企画展

2011-07-23 23:13:54 | 姫・王子LIFE
休日に久々の雨・・・・・



今まで休日は不思議なほど晴れまくり、毎回虫捕りという状態が続いた。




この雨天はきっと私に休息と「考える時間」を与えるためにお天道様が与えてくださった機会だと前向きに考えようと思う。




朝、9時に起床。
うお・・・夏に9時起床は超レアな体験。
夏場はソワソワして遅くても7時には必ず起床してしまうのだ。



洗濯して、まったりして、、



昼前に外出。


向かった先は・・・・・・・



ラリック美術館



昨年、家族と2度訪れており、楽しませてもらいました。




今回訪れた理由は・・・



こちら、


なんと昆虫の企画展なのだ。


これは行かないわけにはいかない。
2時間ほどゆっくりと堪能させてもらいました。

内容は充実しており、コガネ、カミキリ、チョウ、ガ、バッタ、トンボなど盛りだくさん!!

モチーフとした昆虫が作品と共に標本として展示されていた。

虫屋として、かなりおもしろい内容だと思った。


未だかつて昆虫をメインにする美術館があっただろうか・・・
これは超斬新だ。

一人の虫屋としてうれしい。



ゆっくりと堪能させていただいた後、
ラリック美術館敷地内のレストランへ。



昆虫企画展ということで、、、



昆虫メニュー(笑)

テントウムシ(チョコレート)がかわいらしい。
従業員の方の話によるとこれからまだ昆虫企画用の新メニューが出るらしい。
これは期待大だな・・・

また行こ・・・

タマゴタケを求めて

2011-07-19 19:39:47 | 菌LIFE
7月16日

朝6時、今回の同行者であるyotaroさんと合流。
車1台に乗り合わせ、タマゴタケが濃い~ポイントへ向かう。



yotaroさんとは以前はキャンプでお会いしたことがあり、
とても気さくな方で車内では釣りや虫やキノコの話で盛り上がった。




あっという間にポイントへ到着し、早速探しはじめる。




間もなくyotaroさんが一本のタマゴタケを発見。



しかし傘の半分は何者かによって損傷されていた。。。。


しばらく探してみたが、、、う~~~~ん。


ないな~・・・




もしかして誰か採った後かな?




ということを考えた。

しかし、タマゴタケ以外のキノコもないぞ。
ドクツルタケも1本しかなかった。
昨年は数本普通に歩いているだけで発見できたのに。


と、いうことは、
今年はキノコの出が悪い!
ということが考えられる。
さらに、ここ数日雨が降っておらず林内はカラッカラの乾燥状態なのだ。


湿潤な環境が大好きなキノコたちにとっては厳しいよね・・・




シビアな状況だが、yotaroさんにあのタマゴタケを食してもらい。
という一心。


手分けして探す。


あったぜぃ!!


やはり何者かに危害を加えられている。





この後さらに1本追加。

今度のは危害を加えられた痕はなかったが乾燥して傘が放射状に3つに割れていた。
なんとなく思い浮かんだのはバイオハザードのマーク・・・



というわけで、遊歩道を1周。
合計3本のタマゴタケGETです。

まあ、、、もしかしたら1本も採れないということも覚悟していたのでこれはなかなか良い成績なのかもしれない。
もし昨年並みのキノコの発生量であれば10本はいけたと思うけど。

それにしても、
前回職場のK君と訪れた際は時期が遅れていて出始めだと思っていたが、
そうではなく今年はキノコの発生自体が少ないようだ。



yotaroさん、
お疲れさまでした。
無事スープになったようでなによりです。
今度またよろしくお願いします。



07:30帰宅
風呂入って、家のかたずけして、ブログかいて、午後から出勤・・・・

ハチみたいなやつ

2011-07-17 07:35:06 | 虫LIFE
今年一番採集したいカミキリ。


トガリバホソコバネカミキリ。



逝ってまいりました。




7月15日


7:00過ぎに出発し、、、


9:30到着。

ほとんど遠征しない私にとってはかなりの距離。
しかも途中で大都会(私にとっては)を通り抜けなくてはいけないため、ちょいと疲れる・・・





よ~~~~~し!
ハチに見えるやつは全部採ってやる。




タンナサワフタギの立ち枯れを探す。



立ち枯れ立ち枯れ・・・




ああ、、、ドキドキするな・・・






うわっ、すごいブユ(?)の数だな。



うわっ、、、、うわっ、うわわわわ!!


ブユだらけじゃないか!!!


これはマズイ!
天文学的数字のブユが林内を舞っている。

立ち止まったらたちまち餌食になってしまう。

目に入ってくるは、鼻に入ってくるは、耳に入ってくるは・・・
お茶飲んでたらお茶にダイブして口の中に入ってくるは・・・



虫捕り以外の目的だったら絶対入らない林だ。





それにしても、、肝心の立ち枯れが見つからない。

元気に生育しているタンナサワフタギばかりだ。
この木は樹皮が他の木と比べて白っぽくてよく目立つ。


立ち枯れが見つからない以上、洞か部分枯れを見ていくしかないか・・・








10:22





運命の瞬間が・・・・







いた~~~~~~!!!!!!!


ついに・・・ついについに採れた!



超うれしい!!

うれしすぎる!!

「くうぅぅぅぅ~~~~!!」

「うおおおおおぉぉぉ~~~~!!」

想いが強かったぶんだけ採れた時の感動も強い。

もう最強だ。。。あぁ、もうわけわからん。



なんて昆虫採集って素晴らしいんだろう・・・

と、虫を片手にそこまで思ってしまった。


この一瞬のために、いろいろ調べて、計画をたて、休み調整して、車で長距離走って、汗を滝のように流して、ブユに刺されて、、、、今までの苦労が全て帳消しになり大量のお釣りがくるほどの感動、感激、達成感。他では味わえない。




こんなウロに来ていた。


こんなミニマムサイズのウロにくるとは・・・





一気に足取りが軽くなった。



さあ、追加を狙うべくタンナサワさんを訪ねまわる。







ある部分枯れをルッキング。


あ、、、いた。





あ、、、、、ここにも。




あ、、、、、、、こっちにも。





タンナサワフタギの葉をビーティングしたらハチが落ちてきた。



ビビった~~~~~・・・



ひっくり返ってビーティングネットの上でブ~~~ンともがきまわる。



しかしまあトガリバと比較するネタとして採っておこうかな。


刺されないように用心しながら胸部をつかむ。


ムンズ・・・・




・・・・・・・・・・ぬお!?



ハチ・・・・?






なんとカミキリ(笑)

なんてことだ。
恥ずかしいことに完全にだまされた。
どう見てもハチだ。

巨大なメスになると腹部も大きくなり黄色と黒の縞模様が強調される。
しかも羽ばたく音がハチそっくり。

事前に、
「激熱な個体が採れる」
ということを聞いていたが、今までさっぱり意味がわからなかった。
しかしこの瞬間理解してしまった。
これは激熱だ。

思っていたよりも魅力的。
これはクセになりそうだ。




斜面を登ったり降りたりし、



大発生中の立ち枯れも発見できた。

これはまだまだ何年かいけそうだな。




いや~~~~、なんていい山なんだ。



ここからは雑甲虫を狙いながらよさげなタンナサワフタギがあれば見ていくことにした。




先月来た時思ったのだが、


ここのルリハムシは赤い個体の割合がかなり多い。

普通は緑の個体が大部分を占めるので不思議だ。。。





またボウズナガクチキなんかに会えるかなと期待。




したが・・・




半端じゃない日差し


カラッカラだ・・・

空気も、虫も、頭も・・・

ノリウツギが咲き始めであったが虫はほとんどいない。
あまりにも暑すぎる。





これはいかん。
人間の体ももたないので13:00早々に下山。
帰路へ。






寄り道。





ある部分枯れの苔がはがれた部分。



愛の巣







メスがちょろちょろと・・・






動き回って・・・・・・






あっ!



飛んでっちゃった(笑)







トガリバホソコバネカミキリ



今年一番採りたかったカミキリ。
この出会いは忘れることはないであろう・・・

ザラザラのやつ

2011-07-16 09:04:49 | 虫LIFE
ザラザラのやつ





そう、たぶんザラザラなんだと思う。



結果から言うと、
アラメハナカミキリ、激しく空振りしてきました・・・




7月9日

午前中は花を掬う。

昨年はこのポイントの存在を知るのが遅かったため花が終わっていた。

ご当地虫の一つ、ハスジハナなんかも浴びてみたい!!!
と昨年からたくらんでいたので、



ウツギの花を掬いまくる。



ほんとに浴びるほどいた(笑)



いろいろなパターンがでるようで、フタスジハナをを少し黒くしたようなのもいればほとんど真っ黒というのもいてバリエーションの多さに驚いた。


この地域は色々な虫が黒化するようで、
先日採集したアカスジキンカメムシ。フタコブルリカミキリ、え~と、あとなんだろ?

なんで黒くなるんだろ???
不思議だ。
考えてみたらオオセンチコガネやカラカネハナカミキリなんかも地域によって色が異なる。その理由は・・・虫達に問い詰めたい。





午後、アラメハナを狙います。

このポイントでのラベルがあることは知ったがいったいどのへんになるのか?

よくわからないのでアラメハナがいそうな環境を勝手に想像してポイントをしぼってみた。


さて、どうだ?




立ち枯れを見まわること2時間。




シラフヒゲナガカミキリ




ヒョウモンチョウのさなぎ

幼虫のころの殻がついているのを初めて見た。






ムシヒキアブの脱皮殻かな・・・

そういえば採集中も彼らの飛翔が活発であった。




2時間あっという間に過ぎ、アラメハナはGETならず。

その後は訳あって御殿場産のミヤマクワガタを探す。
しかしコクワはいるがミヤマはおらず、シロスジカミキリのかみ傷が大量にあったが樹液はまったく出ていない。近頃雨も降っていないし乾燥しているのかもしれない。




そんでもって、
7月12日

職場のK君と一緒に昆虫採集に出かけた。
私が休日の度に虫捕りに出かけているのでその様子を見てみたいそうな。。。


やはり最初は小型のカミキリとかナガクチキがどうのこうの・・・


とかよりイロイロな虫が見れたほうがよいと思ったので、雑甲虫狙いであるポイントへ行ってみた。




土場にて、



ヤマカガシがいた・・・

カエル食いのヘビのはずだが・・・虫も食うんだろうか。



それにしても・・・


探せど探せど虫がいない!!


異常なほどいなかった。
なんなんだ今年は・・・

大量の木材が置いてある所でハンノアオ、キスジトラ、ヒメヒゲナガ、シラケトラくらいしか見れなかった。




花を掬ってもカミキリは皆無。




だめだこりゃ。



早々と移動。





そして今回もアラメハナを狙うことに。
先日の晩にさらに詳細な情報をいただき、

「この林道沿いで採れる。」

というポイントへ・・・
なんと9日に廻ったポイントの延長線上であった。




よ~~~~し!!!

今回は助手もいるし採れるかも!






・・・・・・・




が、、、、、、いねっす。


2時間弱探したが空振りであった。

ふうぅ・・・一筋縄ではいかないな・・・





そのまま帰宅する予定であったが、


そういえばこの日は昨年タマゴタケがたくさん確認できた日・・・・




これは行くしかない。






現地到着。




さっそく探し始める。







粘菌発見



ベチャベチャな粘菌で触ると手にもべっちゃり付着。





イグチ・・・同定できず。

傷つけるとはげしく青く変色した。
ヤマイグチに似ていたが・・・・どうだろう。






あきらめかけていた時、




タマゴタケ


散策路のど真ん中にニョキリと生えていた。


よい色、ツヤ。
観賞してもよし、食べてもよし、最高に良いキノコだ。

まだ発生し始めのようだし、今回は採らずに胞子をばらまいてもらうことにした。





う~~ん。
未同定。






さらにさらに、


7月13日

一日中アラメハナを探してやろう!!!




ということで、



行ってきました。






空振りしに。







毛虫の仲間は脱皮殻にも毛がつくのかな。




ムシヒキアブが非常に多い。





途中こんなものも見つけた。




シカさん・・・の亡きがら。

まだ腐った部分があり、頭骨を動かすと分解者たちがあわてて身を隠していた。


毛もそのまま残っていたのでほじくってみた。



Trox




センチコガネが鎮座、その右には小型の糞虫。

糞虫の仲間は腐肉を食べたりするんだろうか?




天気には恵まれた。




16時、終了。



来年の課題が増えました・・・・・・・・・・・・・

あぁ・・夢の中でGETする虫がまた一つ増えたな・・・


萌系

2011-07-10 21:01:12 | 虫LIFE
やばいな・・・・






やばい。




これは超萌え系だ・・・





アサカミキリ



採るまでは「かっこいい虫」の分類だったが、
いざ採集してみたら「かわいい虫」に分類されることがわかった。



つぶらな瞳がたまらない・・・

まるで哺乳類のようなツヤのある毛・・・

葉を抱きしめる姿がまたかわいいではないか・・・


これで萌えないで何に萌える・・・

スカイパー 2

2011-07-09 07:35:10 | 姫・王子LIFE
昨日もスカイプした。


どうやら会話しながら静止画も撮れるようで、、、




ワンクリック



しかし画像の大きさが320×240というのは小さいな・・・
実際の会話はフルスクリーンでできるわけだから設定で変えられるのだろうか。

200万画素で3000円のwebカメラ。
10000円するカメラも売っていたけどいったいどんな機能がついているのだろうか・・・
気になってきた。




それにしても通話料がかからないというのもおいしい。
国際電話は高いもんね。

アサ

2011-07-07 22:51:04 | 虫LIFE
改めて、アサカミキリを狙いに行ってきました。




7月6日

昨日の夜までなにを狙いにどこに行くか一人で悩んだあげく、おそらく今が旬であろうアサカミキリを採りに行くことを決めた。

昔友人に聞いた話では

「メチャクチャ飛びまくってた」

というような内容だった気がする。


そんな光景見てみたい・・・・






連日キツキツカツカツの仕事をこなし、ようやく休日。
ここで虫採らなきゃいつ採るんだ!
と自分を奮い立たせ、早起き成功。





最近ようやく朝晩とヌカを攪拌(かくはん)するのが習慣になってきた。
以前はつい忘れて1日1回となりがちであったがもう大丈夫だろう・・・
じゃないと後で妻に怒られてしまう。




9時現地到着。



雄大な景色を眺めながら採集装備を整える。

よ~~~し!!
いつでもブンブン飛んでこい!!





超期待しながらアザミをルッキングしていく。



ハスジカツオゾウムシ

アザミを食べる虫はけっこう種類が多い。
ほかにもゾウムシ類やハムシ類が多く見られた。





探し始めて20分。


いたっす。




物陰からジッ・・・・とこちらをうかがっている。



・・・・




っと、次の瞬間。

「ビクビクッ!!」

としたと思ったら自ら葉の上から身を投げた。



やはり本種はかなりシャイな性格の持ち主のようだ。
カメラを近づけただけで恥ずかしくて逃げてしまうとは・・・・



さらに探索して、



いることはいる。



が、恐ろしく敏感な上、アザミの葉のチクチクのおかげでうまく撮らせてはくれない。




やばい・・・・その逆境が楽しくなってきたぞ・・・




ちなみにこのポイントはアサカミキリの他にも色々な昆虫が見られるようで、、、


オオトラフコガネ

どういうわけか一か所にたくさんいた。

珍しくうまく撮れた。




そんな虫を撮影している間にも、



アザミを見ると新しい個体が飛来している。




アザミの葉をよく見ると、、、


アオカメノコハムシ

こんなおもしろいムシもいる。





マメコガネ

乱舞していた。






こちらも乱舞していた。



ベニシジミ

春暖かくなると見られる種なのでなんとなく好きなチョウ。



サクラを叩くと、

オビモンハナゾウムシ

初めて見た。




オオゴボウゾウムシ

たくさんいた。
褐色の粉をまとっていたが酢エチでおちてしまった・・・
次回は三角紙でくるんで〆よう。


そんなことしてる間に、



飛来





マイマイガ

炎天下の中路上を歩いていたが熱くないんだろうか・・・?




ほぼ終わりかけのミズキを掬ってみた。




フタコブルリハナカミキリ

この山系のは初!!
胸部は真っ黒、しかし上翅は青。
お隣の箱根産とはまた違うようだ。


さらに掬って。


おおお~~~~~~~~~!!!


アカスジキンカメムシの黒化個体!
初めて見た!!

フタコブルリ並みにうれしい出会い。
カメムシでこんなにうれしくなったことはないかも・・・・




付近にいかにもアサがいそうな立派なアザミがあった。


立派・・・しかしトゲも立派だった。



初交尾個体が見れた。




そんな時、

背後から声をかけられた。

「actさんですか?」

私「あっ、はいそうです。」



なんとこの冬ホソツヤルリ採集をご一緒した方であった。

あまりお時間が無さそうであったため挨拶はそこそこにしてさきほど私が採集したポイントに移動。


そしてバッチリGET!!

おめでとうございます!



しばしの間情報交換をさせていただいた後、私は下山、虫を探しながら帰路へ。






トガリバアカネトラカミキリ


トガリバ・・・・ホソコバネになってくれないだろうか(笑)





キボシカミキリ



本種を確認して、
夏になったんだな・・・・・・と実感。

これからは大型カミキリの季節。


今回その他採集&同定できた虫

トゲヒゲトラカミキリ(以下カミキリ略)
アメイロ
トビイロ
ニンフホソハナ
ラミー
ヘリグロリンゴ
ホソキリンゴ


ルリクビボソハムシ
カシワツツハムシ
アザミオオハムシ
コガタカメノコハムシ
キオビナガカッコウムシ
キクビカミキリモドキ

大満足です・・・
15時帰宅。
爆睡・・・・・・・・・・・・・・・・・・