hitorigoto 2

  笑顔までの距離

風の色 3

2011-02-09 15:39:11 | 風の色
風の色 3


近づくとクルッと向きを変えていってしまう熱帯魚の群れ。

透明度の高い海。



オーストラリア ハミルトン島。

400種の珊瑚、真のグレートバリアリーフと言われている、ウィットサンディ諸島の一つがハミルトンアイランド。


カンタスが約15分遅れでケアンズ着。
そのあと国内線でハミルトン島、約1時間のフライト。

日本より湿気のある重めの空気が気になるが、同じ地球かと思うほどドリーム。本来の目的を忘れてしまうようなロケーション。




「あんたたちかな?」 

ハスキーボイス。ヴォーカリストにいい感じ。

振り向くと胸元がザックリ深いVのシャツに、キレのいい細い足が目立つホットパンツ。目は確実にまずそのパーツを捕らえる。
彼女はオレ達が世話になるLocalGirl。ベイサイドのカフェバー「Penny Lane」のオーナーの計らいで世話をしてもらえるようなった。

特殊な二人でもない限り、男二人でこの島に来るなんてありえない。
分り易いキャスティングだ。

「あんたがサリーかい?」とオレ。

「そうよ、これから部屋に案内するわ。」
サリーは腰まであるストレートロングの髪を揺らしながら歩いてく。

あまりこの島のLocalぽくない気がするのは先入観からなのか、第一印象は気の強そうなイメージが際立つ。見た目は南の島という、ありがちな貧困なイメージにはピッタリ合ってはいる。

でもこの妙な違和感がなんとなく気になった。

















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