Stay Home. but Embark on sea of meditation.

2020年04月29日 | Weblog

いま世界はcovit19(新型コロナウイルス)禍にあります。

日本も当然ながら非常事態宣言下にあり、世界経済も急速に縮小している状況です。

2020年の新年を迎えたとき、世界中のどのくらいの人間がわずか数か月後に

このような状況下に世界が陥いると考えていたでしょうか。

中国がWHOに武漢での新型コロナウイルス感染症の爆発的拡大を伝えたのは、

私の記憶では、確か2019年12月31日。

 

まさか動くはずがないと思われていたものが動いたとき

「山が動く」という表現をしますが、この言葉どおりの事態でしょう。

いや、世界が変わるときというのは、なんらかの要因があるのでしょうが、

まさにこのような予測していない事態から必要に迫まられ「動く」ことなのかもしれません。

 

covit19の本当の意味での終息は、ワクチンと特効薬の開発を待たねばならないことは明白です。

1年かかるのか、5年かかるのか・・・

人類の感染症とのたたかいを紐解くと、現在の科学技術がいくら進化したといっても

数か月ほどで終息できるものではありあません。一時的な収束はできても、ワクチンや

特効薬ができない限り、第2波、第3波が来ることは、歴史が雄弁に物語っています。

 

感染症の戦いは、まさに人類の歴史そのものですので、

この「山が動いている」歴史の現場に、政治家としてたちあっている以上、

この戦いに責任をもって参戦し、また今現在、そしてコロナ後にくるであろう

パラダイムシフト(常識の革命的変化)に当事者として参画せねばなりません。

もちろん、目の前の現実として展開するさまざまな危機に対処をすることは大切です。

でも、それだけでなく、その先も同時に考えねばならないのが本物の政治家だと

私は思っています。

 

今、世界も国も静岡県も STEY HOME をみなさまにお願いしています。

季節は最高の季節。海や山や川や五感を刺激する各地へお出かけになりたいのは

本当によくわかります。もちろん私だってそう思います。

でも、いまはこれがコロナとの戦いの最良の戦術です。ご理解のほどよろしくお願いします。

 

もう一つお願いが。

逆に、こんなときだからこそ思索の海に船出して、

これからの地球のコト、未来のコト、お考えになってみてください。

パラダイムシフト後の次の時代をつくるのは、いまを生きる我々ひとりひとりなのですから。