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Escape Space

私にとって、現実逃避の場所。
  そして、居心地のいい場所。
映像、絵画の空間にドップリと、浸かりたいですね。

「ゴーストライダー」

2007年03月12日 02時31分32秒 | 劇場鑑賞


親子でバイクショウをやるケイジ、ある時、父親が癌である事を知る。
その時、魔界の支配者ピーターから父親の病気を治す代わりに、しもべになる事を契約させられる。

父親は、見事治ったかに見えたが、ピーターにとって邪魔な存在になるのでバイク事故で殺される。

ケイジは恋人とも別れ、父無き後を継ぎ、次々と飛距離を伸ばすバイクショウに挑むのであった。
そして、転倒しても奇跡的に助かるのであった。

彼は、自ずと、契約を守らされる為に、死なないと感じていたのであった。
そんな折、別れた恋人と再会する事に、彼女は、立派にTVのレポーター役をやっているのであった。

ケイジは彼女を食事に誘うのだが、スッポカシてしまう。
それは、契約を実行させる為に、ピーターが現れたからであった。

元祖ゴーストライダーに契約書を渡したのを取り戻す為に、ピーターと対立する息子ウェスと3人の悪魔が現れ、それを阻止させようとピーターがケイジにもくろんだからであった。

ケイジは、ガイコツで炎と化した身体で炎のバイクに乗り、悪魔と闘うのであった。

監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン(ミネソタ州・今年43歳)

出演:ニコラス・ケイジ(カリフォルニア州・今年43歳)、エヴァ・メンデス(マイアミ・今年33歳)、ピーター・フォンダ(NY・今年67歳)、ウェス・ベントリー(アーカンソー州・今年29歳)

2007年、アメリカ映画、110分
お薦め度:95%





スーパーマンやスパイダーマンと並んで、アメリカでは大ヒットの漫画だそうで、日本では馴染みがないですね。

古い人だったら、黄金バットを思い出すかもしれませんね。
私は、知りません。

でも、知らなくても、奇抜な映像で満足出来ると思いますね。
炎のガイコツ、バイクも炎に包まれ、走った後も炎の跡が付くくらい物凄い走り。

ニコラス・ケイジもバイクが好きで、このマンガのファンでもあり、ドクロの刺青までしている程、好きなんだそうであります。

映画では、差し障りがありとかで消されているとか。
一日5時間のトレーニングで鍛えた身体は、CGかと思わせるくらいシャープで凄い!

ビルを炎のバイクで駆け上がるシーンもみもの!
何も考えないで、単純に楽しめる映画でありました。


「墨攻」

2007年03月12日 02時13分38秒 | 劇場鑑賞


中国、紀元前370年、大国趙が燕に侵攻する途中に梁城があった。
どうみても、10万の趙に4千の梁では、負けると思った梁王は降伏を考えていた。

しかし、そこへ、墨家から一人の男、革離がやって来て、城を守ろうと説く。
半信半疑だったが、革離の言う通りにすると、なんとか趙を追い返す事が出来た。

革離の民衆への評判がいい事に、王の座を恐れた梁王は、革離を謀反ものにして殺そうと企てる。

その時、諦めたかと思われた趙の将軍が率いる一部の軍団が、空から梁城を攻め立て、梁王は、あっさりと降伏してしまった。

革離は、裏切られた梁でも、民衆を救う為、命を捨ててでも、助けに城に向かうのであった。

もう一つは、革離に想いを寄せている女騎馬隊長であった逸悦を救いたいという思いもあるからであった。

監督:ジェイコブ・チャン(香港・今年48歳)

出演:アンディ・ラウ(香港・今年46歳)、アン・ソンギ(ソウル・今年55歳)、ワン・チーウェン(上海・今年41歳)、ファン・ビンビン(青島・今年26歳)、ウー・チーロン(台北・今年37歳)、チェ・シオン(韓国・今年20歳)

2006年、中国・香港・韓国・日本合作映画、133分
お薦め度:100%

この映画、気にはなっていたんですがなかなか観に行けず、2日に観ました。
私は、知らなかったんですが、1992年から4年間、ビッグコミックに連載されていた日本の漫画が原作なんですね。

争いを嫌い、もし侵攻するならば、守る為、戦闘もいとわないという墨家の思想。
しかしながら、敵でも命は大事にしたいという思想。

そして、大小にかかわらず謝礼は一切断るという潔癖さ。
今のお役所や政治家に観て貰いたいですよね。

現代社会や世界平和にも何か、通じるものがあるこの映画、監督もそこをかぶせた映画にしたかったのかもしれません。

日本も自衛隊が、その役目と似ているように思えるんですが、一線を越えて、アメリカと共謀して世界平和を唱えようと思い上がるのを、皮肉っているかのようにもこの映画で感じてしまいます。

なかなか、いろいろ考えさせてくれる映画で面白いと思いました。
ただ、実際は、この程度の革離の策では、守りきれないと思いますよね。

ちょっと無理があるかと思いますが、娯楽性としては面白いと思いますね。



「どろろ」

2007年03月12日 01時53分28秒 | 劇場鑑賞


戦乱の中、武将の中井貴一は、己が天下を取る為、生まれて来る赤子の身体と引き換えに、48の魔物と契約を交わした。

その後、赤子が産まれたが、胴体だけで川に流されているのを、呪いの医師、原田芳雄に助けられ、手や足を付けて、見た目では普通の人間のようになった。

それが、百鬼丸、妻夫木聡である。
百鬼丸の自分の身体を戻す旅に出るのであった。

百鬼丸が鬼を一匹づつ退治するごとに、自分の奪われた身体の部位が戻るのである。
それを、目の当たりにした娘、どろろ、柴咲コウは、興味を抱き、共に旅をするのであったが、自分の仇が、百鬼丸の父親と知り困惑する。

そして、百鬼丸は、やがて天下を取った父親や捨てた悔いを残した母親、そして、弟とも会う事になり、さらに悲劇が起こるのであった。

監督:塩田明彦(京都・今年46歳)、チン・シウトン(香港・今年55歳)

出演:妻夫木聡(福岡・今年27歳)、柴咲コウ(東京・今年26歳)、中井貴一(東京・今年46歳)、原田美枝子(東京・今年49歳)、原田芳雄(東京・今年67歳)、中村嘉葎雄(東京・今年69歳)、杉本哲太(神奈川・今年42歳)、土屋アンナ(東京・今年23歳)、瑛太(東京・今年25歳)

原作:手塚治虫(大阪・享年60歳)

2007年、138分
お薦め度:80%

この映画、もう一ヶ月前に観た映画で、ちょっと忘れぎみですが、まぁまぁってとこでしょうか、ただ、観終わった後で、続編があるなぁーっと誰もが思った事でしょう。

半分しか身体が戻っていないので。
「どろろ2、や3」も予定されているという事で、マンネリにならないように期待したいものですね。

柴咲コウの演技は、ちょっと見直してしまう物がありますよね。
役者として、まだ若いのに、そこらの役者よりグンを抜いているような気がします。
大物になる予感がします。



ラッキーナンバー7

2007年01月22日 01時31分44秒 | 劇場鑑賞





「ラッキーナンバー7 」LUCKY NUMBER SLEVIN

駐車場で自分の車に乗り込もうとする男が射殺された。
とあるオフィスのデスクで帳簿を見ていた男が、野球のボールで
殺された。

空港の待合室で、見知らぬ車椅子の男ブルースに声をかけられた
男がいた。

ブルースは、20年前の競馬レースの話をしている。
その話は、絶対勝つとされている馬に、借金して2万ドルを賭け
た男の話しであった。

その馬は、薬物注射での八百長レースであったのが、馬が転倒、
男は負け、借金取りの連中に殺され、男の息子や妻も殺されると
いう話であった。

悲惨な話をしたブルースが立ち上がり、待合室の男の首をへし折
り殺してしまう。

場面が変わり、留守宅の友人の家に上がりこんでいたジョシュが、
シャワーから上がって裸でいる時、友人と間違われて、見知らぬ
二人の男に連れされれる。

友人は借金をしていたらしく、街のボス、モーガンに金を払えと
問い詰められる。

払えなければ、モーガンのビルの向かえのビルに敵対するベンの
息子を殺せという。

モーガンの息子が、ベンに殺されたと思いこんでいるからであった。
ジョシュは、了解をして友人宅へ戻ったら、今度は、ベンの手下
にベンのオフィスに 連れ去られることに。

監督:ポール・マクギガン(スコットランド・今年44歳)

出演:ジョシュ・ハートネット(サンフランシスコ・今年29歳)、
ブルース・ウィリス(独・今年52歳)、ルーシー・リュー(NY・
今年39歳)、モーガン・フリーマン(テネシー・今年70歳)、
ベン・キングズレー(ヨークシャー・今年64歳)

2005年アメリカ映画、111分
お薦め度:80%

超豪華俳優共演という事で、物語が何であろうとも観たくなる映画
ですね。

予告編では、混み入った話で難しそうな予感がしていたんですが、
中盤からシンプルなストーリーだと気づきます。

もう、タイトルからしてネタバレなんで、もう少し、ひねってもい
いのではないかと思われる感想ですね。

でも、ジョシュの演技はコミカルで面白かったですけどね。
ジョシュのファンの人は、あの肉体美がスクリーンに長く見れるだ
けでも満足でしょう。

うつむき加減は、ブラピに似ていたような気もします。
物語的には、説明不足で端折ってあるような細かな疑問点もあるん
ですが、それを言うと、またネタバレになるんで控えますが、何を
言ってもネタバレになるという映画ですね。

以上(^-^)



「硫黄島からの手紙」

2007年01月09日 02時05分02秒 | 劇場鑑賞


#01「硫黄島からの手紙」 LETTERS FROM IWO JIMA

敗戦間近、アメリカは、日本本土へB29で爆撃をするため、硫黄島
の滑走路を必要としていた。

それを一日でも、死守をするため、東京から1250キロ離れた
小さな島に栗林中将が、赴任する事になった。

彼は、到着したその日から島を歩き調査した結果、従来の海岸で
迎え撃つ作戦よりも、上陸させてからの攻撃をする作戦を行うの
であった。

いくえにも洞窟を掘り、兵を分散しての攻撃方法である。
少しでも長く持ちこたえる事によって、本土への爆撃を遅らせ、
愛する家族や日本人の命を延ばそうとする思いやりでもあった。

その彼の作戦によって、5日で陥落するところを36日にも引
き伸ばす結果となった。そうゆう男たちの死を覚悟した人間模
様の映画である。

監督:クリント:イーストウッド(カリフォルニア・今年77歳)

出演:渡辺謙(新潟・今年48歳)、二宮和也(東京・今年24歳)、
伊原剛志(福岡・今年44歳)、中村獅童(東京・今年35歳)
、加瀬亮(神奈川・今年33歳)、裕木奈江(神奈川・今年37歳)

2006年アメリカ映画・141分
お薦め度:85%

今年最初に観た映画です。
去年から公開されております映画ですが、当初観るつもりはなか
ったんですが、結構話題にされているという事で、観てみました。

戦争の悲惨さ、負けるとわかっている第二次大戦の日本を舞台と
している映画は、今までよく観てきたし、暗ーくなるので、あま
り積極的には観ないんです。

この映画も同じでありますが、ただ、日本人でもアメリカ人でも
お国のためと言われて、直接憎いでもない相手同士が殺しあう戦争、
それぞれの家族に思いをはせる日本人兵士の手紙、捕虜となった
アメリカ人も母からの手紙を携えて戦地で果てるんですね。

家族への思いはみんないっしょであり、平和を願うのは同じはず
なのが、どこで歯車が狂ってしまうのか?

いつの時代でも末端の人々が、自分の意思とは関係なく殺し合い
をさせられるんですよね。

おエライさんの一言で、簡単に人の人生を左右させるんですよね。
今も続いているイラクなどのテロによる戦争も、いっしょだと思
いますよね。

自爆テロをする人たちも好き好んでやっているわけではなく、組
織の命令で命を落としてるんですよね。

やられたら、やりかえすという人間の本能のような感情が終わり
のない悲劇を生んでいるんですよね。

今まさに中東で苦戦するアメリカ人は、一番身にしみて、戦争の
意味を考え始めているんではないでしょうか?

人々を助けて喜ばれるはずのイラク戦争が、裏目に出て、意味の
ない犠牲を払っている事に。

この映画、アメリカ人には気になるシーンがあったと思います。
日本人はアメリカ人を捕虜にしても、傷の手当てをするんですが、
日本人が捕虜になったら、若いアメリカ兵士が見張り役がめんど
くさいのか、殺してしまうんですね。

アメリカ人からクレームが来そうですが、物語上、日本人兵士に
脱走するとこうなるんだという、恐怖感をもたらすシーンだった
からかもしれません。

それから、ちょっときついシーンは、爆風で腕が飛ばされたりと
か、日本人兵士が自らの命を絶つ方法が、洞窟内で、自分の胸に
手榴弾を当てて自爆するんですね。

だから、次々と自爆する兵士の肉片が飛び散りまくるシーンは、
きついですね。
生なまし過ぎますね。


二部作の一部目の「父親たちの星条旗」は、観ていないのです
が、ビデオ化されたら、観てみたいと思います。




「007 カジノ・ロワイヤル」

2006年12月04日 00時10分19秒 | 劇場鑑賞


「007カジノ・ロワイヤル」 

ダブルオーの称号を得る為には、二人殺さなければならない。
一人目は、トイレの洗面所で溺死させ、二人目は、サイレント銃で一発。

みごと昇格を得たボンドは、爆弾男をマダガスカルで物凄い追跡劇をする。
しかし、フランス大使館で射殺してしまい、行き過ぎの行動でMから大
目玉をくらう。

しかし、懲りないボンドは、爆弾男が持っていた携帯から、謎のメール、
エルプシスを知り、バハマ諸島へ飛んだ。

メールを送った男に近づく為に、女房からマイヤミ空港へ行く情報を得る。
そして、空港では新たな爆弾男を追跡、男は燃料タンク車に爆弾をしか
け、最新旅客機スカイフリートめがけ、突進しようとしている。

ボンドは、暴走するタンク車を何とか確保し、旅客機ギリギリにタンク
車を止め、難を逃れるのであった。

爆弾は、犯人と格闘の末、犯人の腰に付けられ、知らずに犯人はスイッ
チを押してしまうのであった。

この旅客機の爆破の裏には、この航空会社の株を下げる意図があったの
である。
この旅客機爆破の影に、テロリストの資金調達商人のル・シャッフルが
居た。

この男を破産に追い込む為、ボンドはカジノで国家資金1500万ドル
を賭けて、ポーカーで勝負をする事に。

その資金の見張り役にヴィスパーが同行する事になり、ル・シャッフル
とボンドの対決が始まった。

しかし、相手の読みを誤ったボンドは、無一文になるが、ゲームに参加
していたCIAの男から資金を借りる事が出来た。

しかし、一発逆転を図ろうとする間際にル・シャッフルの手下の女性給
仕に毒を盛られてしまうボンドであった。

ボンドはMの居る本部に連絡、ボンドカーにある青の注射を打って、微
細動機を動かそうとするのだが、作動しない

線が外れているのを知ったボンドは、車の中で息絶えてしまうのであっ
た。



監督:マーティン・キャンベル(ニュージーランド・今年66歳)

出演:ダニエル・クレイグ(英・今年38歳)、エヴァ・グルーン(
パリ・今年26歳)、マッツ・ミケルセン(コペンハーゲン・今年41
歳)、ジュディ・デンチ(英・今年72歳)

2006年英・チェコ・独・米共同作品、144分
お薦め度:95%

6代目になるボンドで、このキャスティングに賛否両論が話題を呼ん
でますね。
「ミュンヘン」に出ていたくらいしか覚えがないのですが、トゥーム
レーダー
なんかにも出ていたんだそうですね。

でも、いつもの007の期待感がそぐわれた分、別の映画として楽し
めたと思います。

本気で女性に惚れるところの人間味があるというか、今までのボンド
の華麗さが薄いというか、アクションシーンは熱血刑事役のようにも
思えて来ます。

その女性の為に、辞表をメールで送る処なんかも、ちょっと、今まで
とはおもむきが違いますね。

まぁ、原点に戻るという事なんだそうです。
見どころは、マダガスカルでのロング追跡劇、映画の初めに当たるシ
ーンで、つかみはOKですね。

ボンドよりも逃げる黒人男の華麗なるジャンプの連続が面白いですね。
オリンピックに出たら?っとつい、突っ込みを入れたくなります。

そして、空港でのこれまた、タンク車の争奪戦!そして、ラスト近く
のシーンでヴェネチアのビル崩壊シーン。

あれって、フロートの上にビルがあるんですね。ホント?
そして、本作の一番の仕掛けとなる謎は、素っ裸のボンドをル・シャ
ッフルが拷問をかけている最中に気を失い、なぜか、殺されずに開放
されるんですね。

そこには、ボンドの思いが二転三転する事情があるんですね。
余談ですが、ボンドが使っているノートパソコンは、バイオですね。
ええ宣伝になるでしょうね。

SONYが、広告料を払っているのかも?
まぁ、今までの007シリーズは、忘れて別の映画と思えば、結構楽
しめる映画だと思いました。



「武士の一分」

2006年12月03日 23時47分50秒 | 劇場鑑賞


「武士の一分」

お毒見役の下級武士キムタクが、赤ツブ貝の神経毒に当たり、
城内は殿様の暗殺かと右往左往の大騒ぎ。

しかし、食中毒とわかり平静さを取り戻す。
そして、料理所の責任者である広式番の小林稔侍が、自宅で
般若心経を唱えながら切腹。

一方、キムタクは高熱に3日昏睡状態に陥ったが、妻の壇れ
いの看病のおかげで、一命を取り留めた。

しかし、失明してしまい武士として勤めが果たせないと考え
たキムタクは、自殺をしようと思ったが、妻の愛情で生きる
気力を取り戻す。

でも、先行きと家計の事を考えると、親族会議で決まった妻
に好意を寄せている番頭の坂東三津五郎に、妻は相談に行か
ざるをえなくなった。

快く引き受けてくれた坂東だったが、見返りに密会を押し付
けられるのである。
その密会の噂を叔母である桃井かおりから聞かされたキムタ
クは、使用人の笹野高史に妻の後を付けさせる。

後をつけているのを知った妻は、自ら事情を夫に告白するが、
自分のふがいなさに嘆いた夫は、妻を即刻離縁するのであった。

その日から、キムタクは、意を決したように剣の稽古をする
のであった。

監督:山田洋次(大阪・今年75歳)

出演:木村拓哉(東京・今年34歳)、壇れい(京都・今年
35歳)、笹野高史(兵庫・今年58歳)、坂東三津五郎(
東京・今年50歳)、小林稔侍(和歌山・今年63歳)、桃
井かおり(東京・今年54歳)、緒形拳(東京・今年69歳)

お薦め度:80%

「たそがれ清兵衛」「隠し剣鬼の爪」とこの映画が三部作と
なった、よりリアルな下級武士の生活を描いた物語。

山田洋次監督の独特な切り口のリアルムードな映画になって
おり、メリハリよりも漢方薬のようなじわじわ効いてくるよ
うなカンジであります。

キムタクが出ていないなら、そんなにうける映画ではないよ
うな気もします。
ただ、この一分という言葉、意外と流行るかもしれません。

つまり、私なりに思うには、自分をごまかせないこだわり感
のような解釈を致しました。

小林稔侍や坂東三津五郎にも武士の一分があったのでしょう。
違うかな?
妻の壇れいにもあったに違いありません。

だから、それぞれの人の一分があり、「俺の一分はこうだ」
っと言い合うような流行になるかもしれません。

見どころは、決闘シーンでしょう。
そして、夫婦愛なんでしょうね。

この映画、女性向かもしれませんね。
男性にとっては、ちょっと物足りなく思うかもしれません。

前作の二作の方が、個人的には良かったと思いました。
ところで、離縁されていた妻は、身寄りもないのにどこへ
行ってたのでしょうね?笹野宅かな?

余談ですが、2日のSmaSTATION,あれはひどかったですよね。
ほとんど、キムタクがしゃべらずじまいで、Vばっかり延々30分。

ファンは、絶対怒っているでしょうね。
また、いつもながらシンゴのしゃべりのヘタな事!

とりとめない白々しいしゃべりは、ムカツキますね。
喫茶店でしゃべっている会話ですね。
ゴロウちゃんの方が、まだまともだと思います。




SAW 3

2006年11月28日 02時06分19秒 | 劇場鑑賞


25日、会社のレクリエーションで、道頓堀で食事会プラス映画鑑賞と言う事で、映画を観てきました。
18日公開の「SAW3」であります。

飲酒運転事故により息子を殺されたジェフは、吊るされた木箱の中にいた。
ジグソウのゲームに従うようになったジェフは、冷凍庫で全裸で吊るされている女性を見つける。

彼女は、事故の目撃者であるのに、証言しなかったのである。
ジェフは苦悩しながらも、彼女を助けようとするのだが、間に合わず、彼女は、シャワーのような水で凍りつき、息絶えてしまった。

ジェフは、次に、この精肉工場内の豚をドロドロに解体するタンクを見つける。
その中には、犯人の裁きを半年しか与えなかった判事が鎖につながれている。

次々と解体した豚の悪臭を放った液体が、判事の上に注がれ、溺れてしまう様子である。

またも、ジェフは苦悩の結果、判事を助ける事になり、今度は無事助ける事が出来たのであった。

二人は次の部屋で、事故を起こした若い黒人男性を発見。
彼は、身体中に器具が施され、ギリギリと締め付けて行くのであった。

痛みに泣き叫ぶ彼を見て、またも苦悩するジェフだったが、助けようとするのである。

助ける鍵は、筒に入った銃にぶら下がっている鍵である。
鍵を取り外そうとするが、自分に銃口が向いており、今にも発射しかねない状態。

そしてついに、鍵を取ったジェフだったが、銃が発射、避けたジェフの後ろにいた判事に命中。

顔が半分吹っ飛んでしまい死んでしまった。
急いで、鍵で装置を解除しようとするが、間に合わず、黒人男性は息絶えてしまっている。

一方、危篤寸前のジグソウの医者として誘拐された女医がいた。
彼女は、ジグソウのゲームが終わるまで、なんとか死なないようにするのが役目であった。

彼女は、ここでの設備では、無理だと言ったが、彼女の首には爆弾付の装置がかかっている。

ジグソウの心拍がゼロになった場合、そして、逃亡を図ったら、爆発をするようになっているのである。

その装置を造ったのは、ジグソウの片腕となって働いているアマンダであった。一方、ジェフは廊下から女の口論する声を耳にする。

アマンダと哀願する女医との口論と銃声を聞いたジェフは、中に入っていくのであった。

舞台は最終局面に入り、ジグソウの本当の狙いとジェフを巻き込んだ意外な関係が明かされるのである。

そしてまたも、ジグソウのゲームは続いているかのような仕掛けがあるのであった。


製作指揮・原案・脚本:リー・ワネル(オーストラリア・今年29歳)ジェームズ・ワン(マレーシア・今年29歳)

出演:トビン・ベル(NY)、ショウニー・スミス(サウスカロライナ州・今年36歳)、アンガス・マクファデン(スコットランド・今年43歳)、バハール・スーメキ(テヘラン・今年31歳)ダイナ・メイヤー(NY・今年38歳)

2006年アメリカ映画、107分
お薦め度:100%

ちょっとあらすじを書き過ぎたかもしれませんが、ごめんなさい。
この映画の重要な部分がラストに隠されていますので、ソウ1、2観た方は是非、観られた方がよろしいかと思います。

前作、特に1をもう一度、思い出す上で、ビデオなどで観られてから、この3を観た方がよいかもしれません。

全編、パワーアップした残忍さは、ホラー好きの私でさえ、ちょっと目をしかめる時がありました。

どれもこれも、痛々しくって、気の弱い方は、刺激が強すぎるかもしれません。
あらすじには書いておりませんでしたが、ケリー刑事の場面も衝撃的であります。

このマニアックな映画、意外とカップルで観てられる方も多く、梅田で観たんですが、超満員なのは驚きでしたね。

面白かったですが、この映画、続きがあるような気配の終わり方では、ありますが、でも、どうやって続けるのかまた謎であります。

この若い二人の製作者に振り回されそうな気がしますが、期待の出来る作品を待っております。



「デスノート」

2006年11月04日 18時02分27秒 | 劇場鑑賞


デスノート  DEATH NOTE the Last name

タレント戸田を襲おうとしたADが、突然の死。
戸田の前に一冊のノートが、舞い降りる。

そこには、ADの名前が書かれていた。
そして新たな死神レムが現れ、戸田は第二のキラとなる運命になるのであった。

死神ジェラスが、戸田のファンで掟破りにノートに書いたからであった。
それをレムが引き継ぎ、戸田に与えたのであった。

彼女は、このノートを元に憧れのキラに会う為、次々と悪人を処刑をしていくのである。

さくらテレビのイベントで、惨劇が起こった。
そこには、妹の満島がいる。

戸田は、レムと契約を交わし、見ただけで人を殺せるのである。
藤原と父親の鹿賀が駆け付け、妹を局内に非難させるが、藤原は戸田に見つかってしまう。

戸田は、藤原の家に行き、自分がキラである事を明かし、藤原に忠誠を誓うが、当の藤原は困惑ぎみ、しかし、認めざるを得なかったのである。

ある日、藤原の学校で堂々と戸田が、彼女ぶって登場、そこには、Lの松山もいたのであった。

とっさに、Lの疑惑をかわしたかに見えた戸田は、Lのキラ対策室に監禁される事となった。

藤原は、賭けの作戦に出て、自分もキラかもしれないと、戸田と同じく、監禁して欲しいと申し出たのであった。

しかし、両人監禁しているにもかかわらず、またもや次々と殺人が行われて行き、第三のキラが出ているのであった。


監督:金子修介(東京・今年51歳)

出演:藤原竜也(埼玉・今年24歳)、松山ケンイチ(青森・今年21歳)、戸田恵梨香(兵庫・今年18歳)、鹿賀丈史(石川・今年56歳)、上原さくら(東京・今年29歳)、片瀬那奈(東京・今年25歳)、藤村俊二(神奈川・今年77歳)

お薦め度:110%




昨日の初っ端の回で観ました。
後の回になるほど混むだろうと予想して行きましたが、予想をはるかに超えて初回から長蛇の列で、並びましたね。

上映一時間以上前から行ってたんですが、並びましたね。
その上、この日は金曜日で、この映画館は、毎週金曜日は会員サービスデーにあたり、1000円となっている為、なおさら拍車をかけて混んでましたね。

でも、私一人くらい、なんとか、初回にもぐりこんで観れました。
主に、小中学生が多く、グッズコーナーも、長蛇の列をなしてましたね。

特に、女の子がサイフの紐を緩めて買うわ!買うわ!で、飛ぶように売れてましたね。

店員が、売り上げ金の札束を何束も輪ゴムで巻いている様子は、バブル時期を思い出してしまいます。

やはり、一週間前に前編をテレビで放送したのが、当たったのでしょうね。
恐れ入りました。

映画の中味は、前編の続きではあるんですが、後編の方が、だんぜん面白かったように思います。

先が見えない展開は最後まで、息を呑んでしまいます。
チェスのような頭脳展開は、複雑な駆け引きが面白い。

ここが、一番のこの映画の魅力なんでしょうね。
ただ、ラストに弥海砂に、もう一度デスノートが舞い降りて、エンディングに入れば・・っとおっさんは思ってしまいました。

でも、満足の出来る映画と思います。
前編を観た方は、是非、足を運んでください。




「ファイナル・デッドコースター」

2006年10月15日 18時27分11秒 | 劇場鑑賞
 

ファイナル・デッドコースター」Final Destination 3

ハイスクールの卒業記念として遊園地が貸し切られていた。
その卒業アルバムを作る為に、メアリーは友達を写真に収めていた。

うかれる友達に比べて、メアリーは不吉な予感が頭をよぎっている。
鉄塔のDIVEの電光文字が、Vが消えて、DIEに見えたり、ジェットコースター入り口の巨大悪魔のディスプレイなどが、不吉を予感をさせていた。

そして、嫌がるエミリーは、後ろの席でしかたなくライアンと乗る事となった。その時、フラッシュバックが起こり、コースターの油漏れやサムが落としたビデオカメラがレールにひっかかり、コースターの車輪がレールからはずれ、大惨事になる事を見てしまう。

彼女は半狂乱になり、発車間際に降りるといい、みんなにもこのコースターは危ないと訴えるのであった。
が、誰も信じなく、ボーイフレンドと親友キャリーは、乗ったまま、大惨事に会ってしまう。

しかし、ライアンを含む、7名は降りて助かっていたのであった。しかし、180便の飛行機事故と同じく、コースターの座席順に次々と惨事が襲いかかるのであった。

監督:ジェームズ・ウォン

出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド(ノースカロライナ・今年22歳)、ライアン・メリマン(オクラホマ・今年23歳)、クリス・レムシュ(オンタリオ州・今年28歳)、アレックス・ジョンソン(シュ・コロンビア(今年20歳)

2006年、アメリカ映画、93分
お薦め度:110%

関西では、1ヶ月遅れの上映で14日が初日となりました。
このシリーズ個人的には好きな映画で、なぜか人気がないのに驚いてしまいます。

大阪で2箇所、京都で2箇所という単館映画並み?
一作目の時も、映画の日なのに、観客が少なくって、私もそれほど期待をせずに観た映画でありました。

しかし、この運命という見えない恐怖、バケモノ映画や霊的恐怖とは、違ったリアルさとアイデアに感動しましたね。

だけど、人は少ない・・・・。
それから、私にとって、このファイナルデスティネーション・シリーズは、ファンになりましたね。

人に聞かれたら、この映画を、特に一作目をお薦めにしておりましたね。
二作目は、初っ端のつかみにあたる、高速道路での大惨事が、凄かったですよね。

そして、この三作目は、ラストに大惨事が待っております。
内容的には、一作目のパターン恐怖が、主流になり、中だるみになりそうなんですが、わかっていても、この恐怖はいいですね。

個人的には、お薦めでありますが、四作目は、ちょっとこのシリーズネタでは、きついかもしれませんね。
でも、観るでしょうね。

3ヶ月くらいたてば、レンタルになるかもしれませんが、出来れば、映画館へ足を運んで観られる事をお薦め致します。

余談ですが、レンタルで「子ぎつねヘレン」を借りて観たんですが、ラストに面白い言葉がありました。

ご存知の方もおありでしょうが、辛い(つらい)と云う漢字に、棒一本足すと、幸せという漢字になるんですね。

この映画、この部分に感動いたしました。
これ、使えますよね。

お子さんや友達を慰める時に使えると思います。
よろしければ、どうぞ!(^-^)