Escape Space

私にとって、現実逃避の場所。
  そして、居心地のいい場所。
映像、絵画の空間にドップリと、浸かりたいですね。

「007 カジノ・ロワイヤル」

2006年12月04日 00時10分19秒 | 劇場鑑賞


「007カジノ・ロワイヤル」 

ダブルオーの称号を得る為には、二人殺さなければならない。
一人目は、トイレの洗面所で溺死させ、二人目は、サイレント銃で一発。

みごと昇格を得たボンドは、爆弾男をマダガスカルで物凄い追跡劇をする。
しかし、フランス大使館で射殺してしまい、行き過ぎの行動でMから大
目玉をくらう。

しかし、懲りないボンドは、爆弾男が持っていた携帯から、謎のメール、
エルプシスを知り、バハマ諸島へ飛んだ。

メールを送った男に近づく為に、女房からマイヤミ空港へ行く情報を得る。
そして、空港では新たな爆弾男を追跡、男は燃料タンク車に爆弾をしか
け、最新旅客機スカイフリートめがけ、突進しようとしている。

ボンドは、暴走するタンク車を何とか確保し、旅客機ギリギリにタンク
車を止め、難を逃れるのであった。

爆弾は、犯人と格闘の末、犯人の腰に付けられ、知らずに犯人はスイッ
チを押してしまうのであった。

この旅客機の爆破の裏には、この航空会社の株を下げる意図があったの
である。
この旅客機爆破の影に、テロリストの資金調達商人のル・シャッフルが
居た。

この男を破産に追い込む為、ボンドはカジノで国家資金1500万ドル
を賭けて、ポーカーで勝負をする事に。

その資金の見張り役にヴィスパーが同行する事になり、ル・シャッフル
とボンドの対決が始まった。

しかし、相手の読みを誤ったボンドは、無一文になるが、ゲームに参加
していたCIAの男から資金を借りる事が出来た。

しかし、一発逆転を図ろうとする間際にル・シャッフルの手下の女性給
仕に毒を盛られてしまうボンドであった。

ボンドはMの居る本部に連絡、ボンドカーにある青の注射を打って、微
細動機を動かそうとするのだが、作動しない

線が外れているのを知ったボンドは、車の中で息絶えてしまうのであっ
た。



監督:マーティン・キャンベル(ニュージーランド・今年66歳)

出演:ダニエル・クレイグ(英・今年38歳)、エヴァ・グルーン(
パリ・今年26歳)、マッツ・ミケルセン(コペンハーゲン・今年41
歳)、ジュディ・デンチ(英・今年72歳)

2006年英・チェコ・独・米共同作品、144分
お薦め度:95%

6代目になるボンドで、このキャスティングに賛否両論が話題を呼ん
でますね。
「ミュンヘン」に出ていたくらいしか覚えがないのですが、トゥーム
レーダー
なんかにも出ていたんだそうですね。

でも、いつもの007の期待感がそぐわれた分、別の映画として楽し
めたと思います。

本気で女性に惚れるところの人間味があるというか、今までのボンド
の華麗さが薄いというか、アクションシーンは熱血刑事役のようにも
思えて来ます。

その女性の為に、辞表をメールで送る処なんかも、ちょっと、今まで
とはおもむきが違いますね。

まぁ、原点に戻るという事なんだそうです。
見どころは、マダガスカルでのロング追跡劇、映画の初めに当たるシ
ーンで、つかみはOKですね。

ボンドよりも逃げる黒人男の華麗なるジャンプの連続が面白いですね。
オリンピックに出たら?っとつい、突っ込みを入れたくなります。

そして、空港でのこれまた、タンク車の争奪戦!そして、ラスト近く
のシーンでヴェネチアのビル崩壊シーン。

あれって、フロートの上にビルがあるんですね。ホント?
そして、本作の一番の仕掛けとなる謎は、素っ裸のボンドをル・シャ
ッフルが拷問をかけている最中に気を失い、なぜか、殺されずに開放
されるんですね。

そこには、ボンドの思いが二転三転する事情があるんですね。
余談ですが、ボンドが使っているノートパソコンは、バイオですね。
ええ宣伝になるでしょうね。

SONYが、広告料を払っているのかも?
まぁ、今までの007シリーズは、忘れて別の映画と思えば、結構楽
しめる映画だと思いました。




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