Escape Space

私にとって、現実逃避の場所。
  そして、居心地のいい場所。
映像、絵画の空間にドップリと、浸かりたいですね。

「プラド美術館展」

2006年08月21日 01時04分00秒 | 美術館めぐり


東京都美術館で6月30日に終わりましたこの展。
引き続き大阪市立美術館で7月15日より開催しております。

昨日、暑い中、結構、ゾロゾロと人が来ておりました。
杖を突きながら、ご老人のお姿もみられて、ご苦労様であります。
天王寺公園の中ほどにあるので、駅から公園を通ってまぁまぁ歩きます。

ティツィアーノ、ルーベンス、エル・グレコ、ゴヤ、ベラスケスなど超有名な画家たちの絵が展じられておりますので、老若男女を問わず、観に来られておりました。

テレビ番組なんかでよく見かけるティツィアーノの「ヴィーナスとオルガン奏者」、ベラスケスの「ラス・メニーナス」、ゴヤの「魔女の飛翔」なんかは、本物や!っとちょっと興奮してしまいました。

  
「ヴィーナウとオルガン奏者」ティツィアーノ


 ラス・メニーナス(ベラスケス)

  「魔女の飛翔」ゴヤ



個人的には、バルトロメ・ムリーリョの「エル・エスコリアルの無原罪の御宿り」、アントリーネスの「マグダラのマリアの被昇天」、そして、メレンデスの「プラム、イチジク、パン、小樽、水差しなど」が写真のような細密画が足を留めて魅入ってしまいます。

 
「エル・エスコリアルの無原罪の御宿り」ムリーリョ


「マグダラのマリアの被昇天」アントリーネス


「プラム、イチジク、小樽、水差しなど」メレンデス

この展、52作家、81作品もあるので、2時間はかかりますね。
興味のある方は、10月15日までやっておりますので、お出かけください。

ちなみに、料金はちょっとお高く、\1500です。が、JR天王寺駅構内にありますみどりの窓口で、前売り料金\1300で売っておりました。
地下街の金権ショップでも前売り料金で売っております。

これから秋に向かい、行きたい展が目白押しであります。9月5日より京都市美術館で「ルーヴル美術館展」今年は、古代ギリシャ芸術・神々の遺産だそうです。

また、9月29日から神戸市立博物館で「オルセー美術館展」、10月7日から奈良県立美術館で「応挙と芦雪」があります。

楽しみですね。

「スーパーマン リターンズ」

2006年08月21日 00時36分11秒 | 劇場鑑賞


「スーパーマン・リターンズ」SUPERMAN RETURNS

崩壊したとされるクリプトン星へ誰にも告げずに行ったスーパーマン。
しかし、クリプトン星は存在せずして地球に戻って来たが、5年が経過していた。

愛するロイスは、今や婚約者や子供までいる状態であったが、お互いに惹かれあっていた。

そんな折、5年刑務所暮らしで、スーパーマンに恨みを持つ男、レックスは、北極でスーパーマンの弱点とされるクリプトナイトを手に入れ、クリスタルパワーで新大陸を起こそうとする。

レックスに捕まったロイスと子供、そして助けに入った婚約者をも救ったスーパーマンは、レックスの罠であるクリプトナイトを身体へ刺され、新大陸から海へ落ちて行くのであった。

監督:ブライアン・シンガー(ニュージャージー州・今年40歳)
出演:ブランドン・ラウス(アイオア州・今年27歳、身長190cm)、ケイト・ボスワーズ(カリフォルニア州・今年23歳)、ケビン・スペイシー(ニュージャージー州・今年47歳)、ジェイムズ・マーズデン(オクラホマ州・今年33歳)

アメリカ映画・154分
お薦め度:70%

あの懐かしいヒーローが帰って来たっというわけなんですが、「ポセイドン・アドベンチャー」やら「キングコング」やらと新ネタがないんでしょうか?

世代交代で若い人には新鮮なんでしょうね。
日本でも沈没映画がありましたが、ブームなんでしょうかね。

この映画、迫力あるシーンもあるんですが、ファンタジックなムード、スーパーマンの優しさやロイスの心の変化が主な要素で、悪漢レックスとの対決シーンのアクションはほとんどなく、あのレックス役のケビン・スペイシーのボワーとしたキャラがなんかよく合いますよね。

ラストなんか、コミカルで終わってしまいしたね。
そういう意味では、長い映画のわりには、ちょっと物足りなさを感じるのは、私だけでしょうか?

やはり、迫力映像ってみたいですよね。
でも、みどころとしては、落ちる旅客機を助ける処、新大陸の出現の様子と、NYの地盤が歪、大混乱をスーパーマンが助ける処、レックスとの対決でしょうか?

そして、キティ・コワルスキーの暴走する車のシーンもありましたね。
それから、予告編の銃弾を浴び、目に弾を受けるシーンも面白かったですね。

スーパーマンって、マスクもしていないのに、なんでクラーク・ケントってわかんないんでしょうね。

髪型とメガネがあるかないかなのに。
ところで、子役のジェイソン、この子の名前やらプロフィールが、パンフに載ってないんですが、なんでなんでしょうね。

トリスタン・レイク・レアブアっという子らしんですが、なんで?っと疑問に思ってしまいました。

この子、スーパーマンの子なんでしょうか、いつのまに?
マンガでは、一端死んで、復活、ロイスと結婚し、ある事件で能力を失い、一年間、普通の人間として過ごしたんだそうであります。

そして、ようやく能力を取り戻し、今回の映画リターンズと掛け合わせたそうであります。

まぁ、あの優しいそうなスーパーマンのキャラとブランドンの甘いマスクは、女性にとっては心に残る映画になるんではないでしょうか?

ちなみに、この映画が決まるまではバーテンをやっていたそうであります。
そして、エンドロールは、忘れてはならない人「クリストファー・リーブに捧げる」とありました。


「なら燈花会2006」

2006年08月21日 00時12分58秒 | 散歩




今年で3回目になりますこの「なら燈花会」。一昨年に初めて行った時、公園一面、天の川のような灯りに魅了してしまいました。

19時にボランティアの人たちがライターで一つずつ火を点けるんですね。ここでは、それを周りから眺めるだけでなく、中に入れるんですよね。

  

ロウソクなので、蹴飛ばさないように灯りの中に入って行き、思い思いに写真を撮っておられます。

たまに、鹿も入って来てるんですが、係りの人に蹴飛ばされておりました。昼間のように多くの鹿は来ないんですが、人懐こいお鹿さまでありますから、夜でも寄ってきます。

立派な角がある鹿も居るんですが、角に触っても大人しくしています。
鹿にとっては、餌を貰う為の夜間営業なんでしょうね。

奈良は京都と違って、人が少ないのが気に入っているのですが、この日は、最終日で奈良の大仏様が、無料で拝観出来るとあって、凄い人が列をなして並んでおりました。っといっても、20分くらいですけどね。

みんな、大仏さまを拝むというよりも、携帯などで、写真を撮りまくり、撮りまくり、私も撮らせていただきました。

  

もう大仏さまを拝んだのは、もう十数年ぶりでしょうか?
さすが、お慈悲のあるお顔をしてらっしゃいます。

興福寺の「阿修羅」像の夜間拝観もありましたが、こちらは有料であります。
教科書でお馴染みの阿修羅像、子供の時からこの優しそうな表情が気になっておりましたが、暴れ神とは想像もつかないですよね。

この興福寺もライトアップされておりました。

もう今年は終わりましたが、来年でも散歩がてらに奈良公園一帯の会場に来られてはいかがでしょうか、京都よりは断然空いておりますので、穴場だと思います。