Escape Space

私にとって、現実逃避の場所。
  そして、居心地のいい場所。
映像、絵画の空間にドップリと、浸かりたいですね。

ラッキーナンバー7

2007年01月22日 01時31分44秒 | 劇場鑑賞





「ラッキーナンバー7 」LUCKY NUMBER SLEVIN

駐車場で自分の車に乗り込もうとする男が射殺された。
とあるオフィスのデスクで帳簿を見ていた男が、野球のボールで
殺された。

空港の待合室で、見知らぬ車椅子の男ブルースに声をかけられた
男がいた。

ブルースは、20年前の競馬レースの話をしている。
その話は、絶対勝つとされている馬に、借金して2万ドルを賭け
た男の話しであった。

その馬は、薬物注射での八百長レースであったのが、馬が転倒、
男は負け、借金取りの連中に殺され、男の息子や妻も殺されると
いう話であった。

悲惨な話をしたブルースが立ち上がり、待合室の男の首をへし折
り殺してしまう。

場面が変わり、留守宅の友人の家に上がりこんでいたジョシュが、
シャワーから上がって裸でいる時、友人と間違われて、見知らぬ
二人の男に連れされれる。

友人は借金をしていたらしく、街のボス、モーガンに金を払えと
問い詰められる。

払えなければ、モーガンのビルの向かえのビルに敵対するベンの
息子を殺せという。

モーガンの息子が、ベンに殺されたと思いこんでいるからであった。
ジョシュは、了解をして友人宅へ戻ったら、今度は、ベンの手下
にベンのオフィスに 連れ去られることに。

監督:ポール・マクギガン(スコットランド・今年44歳)

出演:ジョシュ・ハートネット(サンフランシスコ・今年29歳)、
ブルース・ウィリス(独・今年52歳)、ルーシー・リュー(NY・
今年39歳)、モーガン・フリーマン(テネシー・今年70歳)、
ベン・キングズレー(ヨークシャー・今年64歳)

2005年アメリカ映画、111分
お薦め度:80%

超豪華俳優共演という事で、物語が何であろうとも観たくなる映画
ですね。

予告編では、混み入った話で難しそうな予感がしていたんですが、
中盤からシンプルなストーリーだと気づきます。

もう、タイトルからしてネタバレなんで、もう少し、ひねってもい
いのではないかと思われる感想ですね。

でも、ジョシュの演技はコミカルで面白かったですけどね。
ジョシュのファンの人は、あの肉体美がスクリーンに長く見れるだ
けでも満足でしょう。

うつむき加減は、ブラピに似ていたような気もします。
物語的には、説明不足で端折ってあるような細かな疑問点もあるん
ですが、それを言うと、またネタバレになるんで控えますが、何を
言ってもネタバレになるという映画ですね。

以上(^-^)



「硫黄島からの手紙」

2007年01月09日 02時05分02秒 | 劇場鑑賞


#01「硫黄島からの手紙」 LETTERS FROM IWO JIMA

敗戦間近、アメリカは、日本本土へB29で爆撃をするため、硫黄島
の滑走路を必要としていた。

それを一日でも、死守をするため、東京から1250キロ離れた
小さな島に栗林中将が、赴任する事になった。

彼は、到着したその日から島を歩き調査した結果、従来の海岸で
迎え撃つ作戦よりも、上陸させてからの攻撃をする作戦を行うの
であった。

いくえにも洞窟を掘り、兵を分散しての攻撃方法である。
少しでも長く持ちこたえる事によって、本土への爆撃を遅らせ、
愛する家族や日本人の命を延ばそうとする思いやりでもあった。

その彼の作戦によって、5日で陥落するところを36日にも引
き伸ばす結果となった。そうゆう男たちの死を覚悟した人間模
様の映画である。

監督:クリント:イーストウッド(カリフォルニア・今年77歳)

出演:渡辺謙(新潟・今年48歳)、二宮和也(東京・今年24歳)、
伊原剛志(福岡・今年44歳)、中村獅童(東京・今年35歳)
、加瀬亮(神奈川・今年33歳)、裕木奈江(神奈川・今年37歳)

2006年アメリカ映画・141分
お薦め度:85%

今年最初に観た映画です。
去年から公開されております映画ですが、当初観るつもりはなか
ったんですが、結構話題にされているという事で、観てみました。

戦争の悲惨さ、負けるとわかっている第二次大戦の日本を舞台と
している映画は、今までよく観てきたし、暗ーくなるので、あま
り積極的には観ないんです。

この映画も同じでありますが、ただ、日本人でもアメリカ人でも
お国のためと言われて、直接憎いでもない相手同士が殺しあう戦争、
それぞれの家族に思いをはせる日本人兵士の手紙、捕虜となった
アメリカ人も母からの手紙を携えて戦地で果てるんですね。

家族への思いはみんないっしょであり、平和を願うのは同じはず
なのが、どこで歯車が狂ってしまうのか?

いつの時代でも末端の人々が、自分の意思とは関係なく殺し合い
をさせられるんですよね。

おエライさんの一言で、簡単に人の人生を左右させるんですよね。
今も続いているイラクなどのテロによる戦争も、いっしょだと思
いますよね。

自爆テロをする人たちも好き好んでやっているわけではなく、組
織の命令で命を落としてるんですよね。

やられたら、やりかえすという人間の本能のような感情が終わり
のない悲劇を生んでいるんですよね。

今まさに中東で苦戦するアメリカ人は、一番身にしみて、戦争の
意味を考え始めているんではないでしょうか?

人々を助けて喜ばれるはずのイラク戦争が、裏目に出て、意味の
ない犠牲を払っている事に。

この映画、アメリカ人には気になるシーンがあったと思います。
日本人はアメリカ人を捕虜にしても、傷の手当てをするんですが、
日本人が捕虜になったら、若いアメリカ兵士が見張り役がめんど
くさいのか、殺してしまうんですね。

アメリカ人からクレームが来そうですが、物語上、日本人兵士に
脱走するとこうなるんだという、恐怖感をもたらすシーンだった
からかもしれません。

それから、ちょっときついシーンは、爆風で腕が飛ばされたりと
か、日本人兵士が自らの命を絶つ方法が、洞窟内で、自分の胸に
手榴弾を当てて自爆するんですね。

だから、次々と自爆する兵士の肉片が飛び散りまくるシーンは、
きついですね。
生なまし過ぎますね。


二部作の一部目の「父親たちの星条旗」は、観ていないのです
が、ビデオ化されたら、観てみたいと思います。




初詣

2007年01月09日 01時55分00秒 | 散歩


  あけまして、おめでとうございます!


何がめでたいのか、また歳をとってしまう毎度の事でございます。
今年の初詣は、例年京都の東山界隈を行ってるんですが、坐骨神経痛がひどくなり、地元町内の神社で済ませました。

小さな神社なんですが、大晦日の12時近くに行ったら、なんと300人くらい並んでいるのにびっくり致しました。

腰が痛いんですが、30分くらい並んで、参拝致しました。
やはり、地元の神様にはご挨拶をしなければね。

それとは別に、個人的に気に入っているお寺に車で行ってまいりました。
毎年なんでありますが、ここのお守りが気に入っているんですね。

お札にちょっとした観音様の彫り物が貼ってあるんですね。



お寺の名前は、勝尾寺と言って、名前の通り勝負に勝つというお寺だそうで、このお寺の仏法に時の朝廷の権力も及ばなった事から、王に勝つ、勝王寺と清和帝が号したそうであります。



その後、源氏、足利氏などの各武将がこの寺に勝ち運を祈願した事から、全てに勝つ寺となり、現代では病気や試験に願い掛けに参拝する人が多いというそうであります。

ここの名物はダルマであり、片目を入れて、願いが叶えれば、もう片方に目を入れて、持ち寄るという仕組みであります。

ただ、努力しないで、願いだけを叶おうとするのは、ダメだそうで、力を出し切って、後は運を天に任せる時に有効だという事で、極、当たり前の話であります。

ですから、私みたいに棚ボタを期待して行っているので、叶った事はないですね。
決して、宝くじや競馬をお願いしてはいけないのでありまする。





願えが叶えたら、このお寺へ奉納します。




お寺のあちこちに、小さなダルマが置いてあります。
このダルマは、おみくじ用の物で、ダルマ内におみくじが入って売られております。


ここ勝尾寺は、大阪府の北の端にある箕面市の山奥にあるお寺であります。
箕面市は、大阪では紅葉と滝そしてお猿が有名な所であります。

紅葉のてんぷらなんかは、大阪人であれば誰もが知っているお土産であります。
有名人では、西川きよしが住んでおり、ヘレンさんとこの勝尾寺へ来られるという事だそうであります。

私も、20年ほどこの西川きよし豪邸の近くに借家で住んでいた事もあり、この箕面市は、懐かしく故郷のような気がして好きな町であります。

ごみごみした東大阪より、山が見えるこの町が気が安らぎますね。
ただ、交通手段がバスなので、車がないととっても不便な所でもあります。

最近では、開発が進み、モノレールが通るらしいんですが、見え見えの赤字路線になるでしょうね。

どんどん、自然が潰されて行くのは、寂しいカンジが致します。(^-^)