pinのかけら

人生ってながい…

瞬間

2008-05-25 | かんじうた
土曜日、木々に囲まれた公園の道をライムと歩いていました。
ほかに誰も通る人のいないひっそりとした道。
ふいに目の前にソメイヨシノの実がポトリッと落ちてきました。
シンと静まった散歩道に、実の落ちるかすかな音が響きます。
風に吹かれたわけではなく、本当に満を持して、自らの力で、今この時を選んで、この実は落ちたわけです。
その瞬間に居合わせた偶然を思うと、小さな実に小さな運命を感じてしまう・・・なんていったら大げさすぎますか?
でも、まあ木の実にまで、いちいちそんなことを思わないにしても、人、もの、こと、すべてはそんな偶然から、今自分のまわりに存在するのですよね。
ほんのちょっと瞬間がずれたら、一生出会うこともなかったかもしれないあれこれに、私たちは囲まれて暮らしているわけです。
そんな風に考えたら、当たり前に思ってたことがいろいろと、特別な貴重なことに思えたりして・・・
もし、今、ランダムとか、ブログ散歩で、なにげなくこの文章を読んでみた人がいるとしたら・・・それって、ものすごい確率の偶然で、運命だったりするかも・・・しれないですよ???

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