来たかったんです、三十三間堂。中学生の修学旅行で来て以来。
その当時、とっても感動したお堂。
わ、冷たい。履き替えるんですね。
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お堂の中心に座す千手観世様。
ゆったりしたお顔に、82歳の仏師が造られた仏様だと納得。
両脇に500体ずつ1000体。整然と立つ千手観音様。
身長は162センチほど。
真横から観たとき、自分がその中に入ったような錯覚に。
そして、1体1体が、「苦を除き、歓喜を与える準備はいつでもあるのだ」
と言ってくださっているように感じました。
そう、慈悲を受け取るのも受け取らないのも
自身の心だけなのだ・・・と思いました。
その自身の“心”とは、“柔らかく清らかな心”では、と思いました。
ニュートラルな状態。
いつもニュートラルでいられているか。
ギアのあの・・・感覚・・ニュートラル。
千手観音様を目に焼き付けて、思い出して、ニュートラル。
さあ、お堂を出て、振り向いて左手。
京都までの車中、雨が降っている所もありましたが、京都駅へ立ち降りた
時は地面が濡れている程度で、お堂の中に入るまで一切雨は降っていなか
ったのですが。ザザザザ・・・お堂の外から聞こえる雨の音。あらあ、傘
持ってくればよかった。と頭をよぎっていたので、外へ出た時、あら?
降っていなかったのです。地面も濡れて、樹々にも雨露もついていました。
本当に降ったのかしら。なんだか夢のよう・・・。
雲間から太陽が。
あの中に仏様がいらっしゃる。
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