1月10日
街中に振袖姿の女性が・・・・?? まだ、お正月??
あ―、成人式
どうしても1月15日から離れられない私
そう、昨日は成人式でした。
成人して大学を卒業してからは、転居先(今の住居)の自治体成人式で
市の歌と君が代を歌わせていただいて
送る側を6・7年させていただきました 。
自分の成人式の式場は、豊島園で・・・こんな想い出があります。
中学校からの友人。進路も違って、いつも一緒・・・
て訳ではなかったけれど
着かず離れず、青春を過ごした友人Mさん。
成人式が近づいて、いったい私はどんな成人式なんだろうと思っていると
母が身丈がベルべット、袖とスカ―トの部分はオ―ガンジ―の上にベルベ
ットの花の刺繍の真っ白なフォ―マルドレスとブル―フォックスの毛皮を
用意してくれました。
二連のロングの真珠のネックレスとブレスレットは伯母が用意してくれて。
嬉しいな―。 頑張らないといけないな―。
とこころも新た。初めてするお化粧も、こんなもの???
行く気満々
でも、Mさんは「こんな形式だけのものにはいかない!」と言い張る。
形の大切さ、きっと、大人になった時に行って良かったと必ず思えるよ。
と説得し、○時にうちに来てネ!と約束。
遅いな・・待っていると。
おめかしをして、ちょっぴり涙ぐんでいる彼女が来ました。
「え―、素敵じゃない、そのフォ―マルドレス!! 」
「・・・・(うなずく彼女)」
でも、涙・・・??? どうして???
実は、彼女の性格を知り尽くしたお母さんは、
きっと彼女は行かないだろうと
彼女に前日まで黙っていたんです。
素敵なお洋服を買っていたことを。
そして、どうやら、友達と行くことにしたらしいと知ったその夜、
そっと彼女にそのお洋服を差し出したそうで・・・・・。
彼女も思ってもいないこと。
でも、彼女はお母さんのこころがよく分かり出席。
全て終えたその日、「今日は誘ってくれてありがとう」と
いつも何も言わない彼女が私にポツリと言ってくれました。
そして、それからも交流は続きある時、
「あの時、母が用意してくれているとは思っても見なかった。
だから、とても嬉しかった。でも、○さん(私)が誘ってくれていなかったら、
有り難いとは思ったけれど、強がって行かなかったと思う。
そして、写真まで撮ることを誘ってくれて本当にありがとう 」
そう、2人で帰り道に写真屋さんに行って何時間も待って、
撮ったんです 。
その後、お母様は50代の若さで亡くなられて。
彼女は今、お子さんも2人いらっしゃるとか。
みなさんはどんな思い出がありますか?