静岡産業大学名誉教授・元学長の鷲崎早雄先生のご講演を拝聴しました。藤枝 B iV iキャンにて。静岡脳科学研究会の皆さま、どうもありがとうございます。いつもビジネスの渦中に身をおいていますが、久しぶりにアカデミズムの世界を満喫させていただきました。
サンロフトから参加した尚子さん、繁田さん、美奈子さん。あと、あゆみさんが参加していたので、自分も入れて5人が拝聴させていただきました。
Chat GPT は昨年11月に飛び出してきました。まだ1年たっていません。今年の2月くらいからジャーナリズムが騒ぎ出してきました。鷲崎先生は技術屋なので「なぜこういうことができるのか?」という方向で関心が向くとのことでした。びっくりしたのは 今までになかった驚くほどの言語の滑らかさ。しかもさらに問いを発していくと、あたかも文脈を理解したように答えを返してくる。5月にバージョンアップ。GPT3.5 から GPT4.0へ。3.5では間違った情報、余計な情報を出してくることもあったが、4.0でそれもほぼなくなった。1970年代 メインフレーム IBMのシステム370の登場、1980年代のダウンサイジングの潮流 以来。2023年、Chat GPTを中心にしたAIによる大変革が始まりますね。
ビジネスの現場の人たちの成長を応援するためにChat GPTを使いたい。人間の気持ちを理解するAIを作り込んでいきたい。そのためにはAIは、人間の感情認識や共感することができるようになる必要がある。「基本は全て数学、確率。AIはそういう世界のもの(先生のご講演)」だけど、どうすれば 人に寄り添うAIを育てていくことができるのでしょうか?
先生のお話しを拝聴したあと、上記、質問させていただきました。
感情が数式モデルになるのかな? 感情に関する様々な周辺の情報を付随して処理していくことが必要になる。AIは脳を模倣する形で作られているから、感情らしきものはもてるんじゃないかな。たとえば「嬉しい」という感情を、人間とAIとは違うけど、数学屋さんたちがどう表していくか、ということかな。
と先生は答えてくださいました。講座拝聴後、メッセージが入っていて、
サンロフトさんと、(AIの)応用に関して、静産大総合研究所の共同研究を立ち上げませんか?
とのことでした \(^o^)/ 。ぜひ、喜んで ( ´ ▽ ` )ノ 。
鷲崎先生、どうもありがとうございます。とても嬉しかった日曜の午後でした。