春さんのニッチな愛聴盤🎼

映画音楽やイージーリスニングの珍盤を中心に、そのレコードやCDをご紹介させていただくブログです🎼
横浜から発信!

こめへんさまからの贈り物🎁です💿️🎼🎶

2020-06-25 03:34:52 | 日記
『猫』IL GATTO(1977伊仏合作
)
監督=ルイジ・コメンチーニ
音楽=エンニオ・モリコーネ
出演=ウーゴ・トニャッティ、マリアン・ジェラメラート、ミシェル・ガラブリュ、フィリップ
・ルロサ、マリオ・プレガ







古びたアパートを経営する中年男とその妹。やれサラミを勝手につまみ食いしたとか、読んでいる本のページを破いたとかのケンカがとにかく絶えない

そんなある日、不動産会社からアパートを買い取るという申し出があり、その条件として住人たちを全員退去させろという

飼い猫を毒ダンゴで殺した犯人を探すふりをして住人たちの生活ぶりをのぞき見、彼らを追い出す作戦を練る

音楽はエンニオ・モリコーネ。
どこか『殺人捜査』を明るくしたような、アップテンポにした感じのテーマに続き、モリコーネ独特のリズム感が愉しい。サスペンス的でもあり、ブラックユーモアでもありますね

愛のテーマともいえる「IL'attico
Illuminalo(アテネのあかり)」ではオスカル・ヴァンダンブリーニが華麗なフリューゲルホルン
を聞かせてくれます。この曲をサンバ風にアレンジし「Sonba in Buinale(懺悔のサンバ)」や
『ある夕食のテーブル』の「Ter
razzauuola(空っぽのバルコニー
)が流れてきたりします

では『猫』のサントラを聞きますか!
https://www.youtube.com/playlist?list=PLDmdF1ma6cZofkfW42yVReBbKPmcAOXgv
では、わが家の看板猫ちゃんのルビーちゃんです🐈️(=^ェ^=)😺

おはようございます☀️🙋❗️
腹が減りましたね😪💤💤











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6 コメント

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Unknown (こめへん)
2020-06-25 09:13:00
モリコーネのコメディ物は秀作が多いですね。「Mr.レディ Mr.マダム」をはじめとして、「アニタと子猫」とか好きです。「ミスター・ノーボディ」2作もマカロニコメディというか。
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Unknown (春さん)
2020-06-25 19:07:51
こめへんさん
あらゆる映画の音楽に対応できて、そして個性も余すことなく発揮できるまさに超ベテランのマエストロの仕事の様を、この作品でも垣間見られますね。
エンニオ・モリコーネはシリアス物からコメディ、果てはエロチカ物と八面六臂の活躍で、どこまでもパワフルな作曲家ですね。
かのポール・モーリアもかつて来日時のFM放送のゲスト出演で、「一番尊敬する作曲家はエンニオ・モリコーネですね」と話していたぐらいでしたから。
もうモリコーネの音楽を一旦覚えてしまうと、これはなかなか他の音楽家の音楽が聴けなくなるのも、ある意味そのせいてすかねえ?
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Unknown (こめへん)
2020-06-25 21:52:42
ポール・モーリアがモリコーネを尊敬していたという話は初めて聴きました! ポール・モーリアによるモリコーネ作品の演奏がアルバム1枚ぶんくらいもしあれば、コンピで聴いてみたいものです。
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Unknown (春さん)
2020-06-25 22:15:28
ポール・モーリアは世界で一番の才能の持ち主と、エンニオ・モリコーネを称賛していましたし、結構のモリコーネ・ナンバーを録音してますが、一枚のコンピになっていないのがあるので惜しいというか、悔しいところですね。
日本での版権を持つユニヴァーサルに企画して欲しいですね。
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Unknown (ボルナ)
2020-06-26 07:38:59
モリコーネは引き出しが実に多いですからねぇ。一般にモリコーネというと、西部劇での楽風が広く知られている感がありますが、むしろ多彩さの方がモリコーネの個性に見えてくるほどです。この「猫」は多彩さの片鱗が味わえる一方で例えば「テオレマ」よりは一般向けで、メロディアスな曲もしっかりあったりするので、実はモリコーネ入門にもなりそうかと思ってみたり(笑)
テーマ曲も一種意地悪なストーリーに対応していて愉しいです(笑)
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Unknown (春さん)
2020-06-26 08:48:34
ボルナさん
おはようございます。
以前、ある映画音楽のブログで『盗みのプロ部隊』のエンニオ・モリコーネの音楽は「何かエンニオ・モリコーネの音楽はイタズラ小僧みたいですね」とコメントしたら、大変笑っておられました!
マカロニウェスタンの音楽のことをここでは忘れていまして、同じマカロニでも『ミスター・ノーボディ』の音楽はかつてのマカロニとは音楽とはまるで異なりますし。
この『猫』の音楽もボルナさん仰せの通り、意地悪感が本当に面白いですか
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