GWに富山を訪れた際に「旧中越銀行本店」という施設に立ち寄りました。

此処は、現在、砺波市郷土資料館として開館されています。
チューリップフェアが開催されるチューリップ公園の中にあります。
外観は土蔵造りなのですが、中へ入ると、

西洋の装飾を施した洋館風になっています。
中越銀行は、明治の時代に、北陸の豪商、豪農が出資し、此処礪波市に開店したそうです。現在の北陸銀行の前身に当たります。
砺波市の宮大工が和の技術を駆使して、西洋風に仕上げた建築物として砺波市指定文化財となっています。
このような建築物は「擬洋風建築」と呼ばれているそうです。

1階には、12mの欅の一枚板で作られたカウンターがあります。

2階の頭取室の天井はこんなふうになっています。

和紙でつくられた高級な壁紙と珍しい黒柿を用いて天井がつくられ上質な西洋風の造りになっています。
1階の展示物として、当時建築に使われた宮大工の道具なども陳列されていました。

和と洋がうまく調和した宮大工の技に触れることができる良い施設だと感じました。
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