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【工芸品ショップ 泉亀(いずかめ)】の店主のブログ

銘木を用いた工芸品を専門に取り扱う通販ショップの店主のブログです。
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救援ボランティアのあり方。

2016-05-05 10:00:00 | 日記

4月に発生した熊本地震は、大きな被害をもたらしました。



まだまだ現地やその周辺地域では、余談を許さない状況が続いているようです。



各地から救援ボランティアも駆けつけているようですが、一概にボランティアといっても、救援する側にもそれなりの覚悟が要ります。




私も、かつて新潟中越地震の際、勤めていた会社からの命を受け、現地へ駆けつけた経験があります。



その時に、感じたのは、「救援ボランティアも継続性が大事」ということでした。




県外からのボランティアも現地へ赴くことはできると思いますが、大事なのはそこからです。


対策本部からの指示には、きちんと従わなければなりません。



「やりたいことと、本部から言われた指示が違う。」「想像していたのと話が違う。」と不平を言う方も何人か見てきました。



それでもボランティアが出来るかが現地では試されます。




そして、各自で宿舎、食料などを確保できるかどうかです。「自分の身は自分で守る」ボランティアには最低限それが求められます。





また、ボランティアに来たとしても、ほとんどの人は、限られた日数のみの救援と考えているようです。


「まだ居て欲しい。」と現地から懇願されても、「いや今日までの予定でした。」などというやり取りもあるようです。



現地では、長期計画でボランティアに参加する人を求めているようです。





私が駆けつけた新潟中越地震の時は、災害直後にすでに先遣隊が駆けつけていました。1週間に1班ずつの編成で駆けつけていて、それぞれ



先遣隊から引継ぎを受けていたので、継続して作業を行なうだけで済みました。宿舎や食料なども会社があらかじめ用意してくれていまし



た。




私は4週目の班に配属されていたので、スムーズに運び、しっかりと5週目の班に引き継ぐことが出来ました。




本当の意味での被災からの復興までの救援とは、数年単位のスパンが要求されるようです。



「現地に行かなくても支援できる方法」それを考えるのもひとつの支援だと思います。









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