4月に発生した熊本地震は、大きな被害をもたらしました。
まだまだ現地やその周辺地域では、余談を許さない状況が続いているようです。
各地から救援ボランティアも駆けつけているようですが、一概にボランティアといっても、救援する側にもそれなりの覚悟が要ります。
私も、かつて新潟中越地震の際、勤めていた会社からの命を受け、現地へ駆けつけた経験があります。
その時に、感じたのは、「救援ボランティアも継続性が大事」ということでした。
県外からのボランティアも現地へ赴くことはできると思いますが、大事なのはそこからです。
対策本部からの指示には、きちんと従わなければなりません。
「やりたいことと、本部から言われた指示が違う。」「想像していたのと話が違う。」と不平を言う方も何人か見てきました。
それでもボランティアが出来るかが現地では試されます。
そして、各自で宿舎、食料などを確保できるかどうかです。「自分の身は自分で守る」ボランティアには最低限それが求められます。
また、ボランティアに来たとしても、ほとんどの人は、限られた日数のみの救援と考えているようです。
「まだ居て欲しい。」と現地から懇願されても、「いや今日までの予定でした。」などというやり取りもあるようです。
現地では、長期計画でボランティアに参加する人を求めているようです。
私が駆けつけた新潟中越地震の時は、災害直後にすでに先遣隊が駆けつけていました。1週間に1班ずつの編成で駆けつけていて、それぞれ
先遣隊から引継ぎを受けていたので、継続して作業を行なうだけで済みました。宿舎や食料なども会社があらかじめ用意してくれていまし
た。
私は4週目の班に配属されていたので、スムーズに運び、しっかりと5週目の班に引き継ぐことが出来ました。
本当の意味での被災からの復興までの救援とは、数年単位のスパンが要求されるようです。
「現地に行かなくても支援できる方法」それを考えるのもひとつの支援だと思います。
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