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秋葉原・タワー生活チャレンジ

08年3月にタワーレジデンストーキョー(タワレジ)でのニューライフが始まり、
さら地からの出会いを気ままに記します。

299. 六義園のしだれ桜

2007-03-29 06:09:58 | 散策
“江戸の名園を今に残す和歌の庭” と冒頭に書かれた二つ折りのリーフレットをいただき文京区の大名庭園「六義園(りくぎえん)」に踏み込んでみた。
門の脇に「満開」の表示が掲げられ切れ目ない訪問客を引きつけるしだれ桜は、周りの緑を牽引するかのように、つやのある桃色に映えていた。
川越藩主・柳沢吉保が築園した庭園は控え目な起伏でこんもりとした緑と調和して、メリハリのきいたライトアップで古(いにしえ)が写し出されてきれいだ。
昨夜は、しだれ桜の天空に輝く金星がひときわ鮮やかでした。

282. 台東1丁目について

2007-01-13 21:22:08 | 散策
住んでいるとか住みつくつもりの地には、つい愛着や好奇心が起きるのは人の常でしょう。
私たちのタワレジも台東1丁目は決まっているが詳しい番地は表示されていない。個人的には、たぶん台東1-2-1になると思っている。
もとの町名は二丁町であったようだが1964年のから蔵前通りの南側が台東1丁目に変わったようだ。
277話の「大奥を観て」をマウスで綴ったような街角の過去をトレースするが、由来の道しるべ(写真-拡大できます)が台東地区センターのそばにある。
その地区センターの図書館がランチルームに変るような張り紙が出ているので、いつか住民票の取り寄せのついでに定食でも味わってみようと思う。

280. 魚河岸いまむかし

2007-01-06 19:53:07 | 散策
築地の魚河岸が、豊洲に移ろうとしている。
魚河岸は1600年頃、佃島の漁師が幕府に献上した魚の残りを売り出したのが始まりといわれ大規模な魚市場に発展した。
発祥の地といわれる“日本橋魚市場跡”が日本橋川の北側の“日本橋”脇にその記念碑で記されている。それをデジカメに収めた。
市場は大正以降に現在の築地に移されるが、そこは江戸時代は伊勢の桑名藩松平家の下屋敷だったところだ。
築地から出荷される「江戸前」の魚とは、本来羽田沖から江戸川河口周辺までの沿岸部をさしていたが、2005年に水産庁が「東京湾全体」を指すと定義づけた。
年末に、大間まぐろ(青森の大間沖のブランド)が600万円競り落とされたニュースが流れていたが、江戸の文化文政期に最も繁盛していた料亭八百善が、初がつおを3本で20万~30万円の値段で仕入れた記録が「大江戸東京の歩き方」(東京観光財団著)のコラムに載っていた。
新鮮な魚はいつの時代も垂涎の的となるようです。

260. 汐留を闊歩して

2006-12-17 10:07:17 | 散策
もののけ姫の宮崎駿氏のデザインによる「からくり大時計」が遂に完成 !
汐留・日テレの2階マイスタ広場で、特別一般公開が、12月20日~31日となっています。
高さ10メートル 幅18メートルの世界最大級のからくり時計を確かめて見ましょう。
昨日は設置途中の中休みだったのか動いてはいませんでした。
さすが、テレビ局は子供たちの夢をかき立てるのがうまいですね。


251. 汐留を歩く

2006-12-08 23:59:00 | 散策
汐留シオサイトも日本を代表する企業が背高ノッポでひしめいている。
電通、資生堂、日本テレビ、共同通信そしてコンラッド、パークホテル東京、ロイヤルパークホテルなどのホテル群。
まだ、インフラの整備が遅れ、いつもこの周辺は穴を掘りっぱなしである。
一方JR新橋駅の周辺は烏森口を中心にいつもサラリーマンの象徴的な雰囲気が漂い、たそがれ時と同時にビールや焼酎でのどを潤す職場の仲間で活況を呈する飲み屋街だ。
安い・うまいが信条の店、さっと引き揚げ家路に急ぐも銀座のバーに向かうも勝手きまま。
澄み切ったお空のような気分でいたいものです。
(ゆりかもめ汐留駅そばから・左から資生堂、シティーセンター、電通の各ビル)

247. 外苑のいちょう

2006-12-04 06:10:36 | 散策
神宮外苑のいちょう並木は、美しい黄金色に輝きまさに都会のオアシスと化している。
新宿御苑の在来木から採集した銀杏を豊島御料地にまかれたのが1908年で、後に外苑の現在地に移植されています。
98年の樹齢の木々は見事に円すい状に天に向かっていた。
師走の2日穏やかな温もりの青山通りから、信号のタイミングを見て必死にシャッターを切っては、警備員のスピーカーの注意もいずこへ。・・・みんなで撮ればこわくないとすわっと集まる。
絵画館前に近づいたら、縁日の屋台が軒を連ね、素朴な昔の玩具のコマや万華鏡などや地方の名産物を売っていました。





235. 靖国はやすらかで

2006-11-22 05:49:35 | 散策
総理の参拝は是か非か、論争は尽きないようだ。
先週発売の新潮も「靖国は選挙・・・」と政界は正解がなくかまびすしい。
靖国神社は、明治維新、戊辰戦争の殉職者が等しく国家に殉じた忠臣、功臣と認められ、のちに幕末のペリー浦賀来航(1853)以来の政争や内戦で死亡した「国事殉難者」を併せまつられている神社である。
大村益次郎指揮の東征軍は上野を総攻撃、彰義隊が敗退した歴史がある。
18日(土)のこと、靖国神社境内にある大村益次郎の銅像の頭上に平和のシンボルの鳩が居ましますアングルはいかがでしょうか。
また、ご年配の軍服姿がお一人見受けられたのですが、強い平和への懇願の表現と理解させていただき、曇りがちの境内を散策しました。境内の奥にある茶室「洗心亭」(スナップ)もこの時期の趣き十分でした。

233. 和田倉門噴水公園

2006-11-20 06:40:42 | 散策
東京駅の丸の内中央口から皇居に向かうと右にある、和田倉門噴水公園に秋を見つけた。
まさに都会のオアシスだ。週末は車の通行も少なく地方や海外からの観光客も記念写真を収めるのに余念がない。
そばに和田倉濠があり、和田倉橋がかかっている。
公園は昭和天皇のご成婚を記念して1961年に造られ、1995年に整備されています。サルビアの花が、赤い色を添えて紅葉をカバーしていました。(右上スナップの中央が新丸ビル)


218. 酉(とり)の市の熱気

2006-11-05 09:17:10 | 散策
関東では浅草の酉の寺・長國寺や各地の鷲神社、大鳥神社で11月は酉の市が行われる。開運招福・商売繁盛を願う祭りで、江戸時代から続く代表的な年中行事だ。
一方関西では、えびす講で商売繁盛を大阪今宮戎(いまみやえびす)神社で祈り、兵庫県も西宮神社が有名で、えべっさんなどと呼ばれ御利益のある福笹・熊手などがお札のように大切に取引される。
広島でもあったのを覚えている。
台東区の区民になるからにはちょっとは人に語れるようになりたい・・・そう思い久々の賑わいを肌で感じようと一の酉の4日、家内と繰り出した次第です。






214. 伊勢丹は秋葉原から

2006-11-01 05:55:13 | 散策
神田川にかかる昌平橋の北側にヤマギワリビナ本店があり、その一角に伊勢丹発祥の地の石碑を見つけた。
神田旅籠町といわれたこの地で、120年前に初代小菅丹治が“伊勢屋丹治呉服店”を創業したのです。
街道筋の宿場町としてにぎわった地です。中山道の第一の宿場である板橋宿、日光御成街道の宿場町である川口宿への街道筋として、宿の旅籠(はたご)が数多く立ち並んでいたようです。