人生悲喜こもごも

日々の悲喜こもごもの出来事を綴ります

笑いと感動の文庫、読み応えあり! 「椿山課長の七日間」

2005-11-23 09:03:46 | ドラマ・映画・書籍
「椿山課長の七日間」(朝日文庫)
やり残したことが多すぎる・・・
46歳で突然死した主人公が、家族に別れを告げるため、美女の肉体を借りて、
七日間だけ"現世"に舞い戻った!
親子の絆、捧げ尽くす無償の愛、人と人との縁など、「死後の世界」を涙と笑い
で描いて、大反響を呼んだ感動巨編。

まだ見ぬ死後の世界。
そして、家族愛、人間愛。人は本当にこんな気持ちになれるのか。
ストーリー設定、展開・・・これまでに読んだ文庫にはなかった秀逸なもの。
特に最後の場面あたりは、読んでいてグッときてしまった。
この本は、小生にとって間違いなく今までに読んだ本の中の傑作の1冊となる。

著者の浅田次郎は、「鉄道員(ぽっぽや)」で直木賞を受賞。他の作品も読んで
みたくなった。

お勧めしたい文庫。ぜひ、ご一読を。

p.s.
2006年春にテレビドラマ化も決定! 
大いに楽しみだ。

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