わたしのいるところ

ここに来て深呼吸してってくださいな。

正統派日曜日。

2010-08-08 14:18:10 | 本、絵本、映画、DVD

夏休みは
足繁く図書館に通えたらいいな、と思って
3冊のみ借りました。
(絵本は1冊、計4冊)

入院前に借りていた本が
まだ2冊程残っていたので。

近い方の図書館に行きました。
いい本に出合ってラッキー♪でした。


『子ども力がいっぱい』
河合隼雄が聴くあなたが子どもだったころ

河合隼雄さんが7人の方とそれぞれ対談をします。
山本容子、鶴見俊輔、筒井康隆、
佐渡裕、毛利衛、安藤忠雄、三林京子。

現代の子どもたちの環境に
警笛を鳴らしています。
流石にカウンセラーなので
みんなあっという間にみなさん自分のことをお話されています。
聴き方が上手だなぁ・・・と思ってしまいますねぇ・・・
(編集されていますけれどね。)



河合隼雄さんの
インタビューを終えて。

山本容子さん
「母はだめと言う、父はいいと言う、
祖父はだめ、祖母はすごい喜んでいる」と
いう家庭だからこそ、
山本さんのようなユニークな人が育ってくるのだ。

鶴見俊輔さん
一生「自分自身の道義」を貫いて生きてきた人。
(私は森毅さんとともに大好きな人です。)

筒井康隆さん
筒井さんの自分を語ることに対する照れの要因のひとつは
ずば抜けた頭の良さにあるように思う。
あまりにも頭が良いと
いろいろなことが見えすぎたり、わかりすぎたりして
大変なのだ。

(筒井康隆さんの本はほとんど読んでいなかったので
今度「文学部唯野教授」や「わたしのグランパ」を読んでみたいな。)


佐渡裕さん
測り知れないエネルギーをもった人
「一般の人間は記憶は言語によって保持されるものだが
佐渡さんは共通感覚によって捉えられたイメージとでもいうべきものを
そのままもっておられそれを表現される」

実は私独身時代に
合唱団に入っていたことがあり
(ドイツ語で第九を歌いたかった、と言うかなりミーハーな理由)
小林研一郎さんや、若かりし頃の佐渡裕さんの指揮で歌いました。
私の好きな辻井伸行くんのピアノに涙を流されたと聴いて
なんだかうれしかったなぁ・・・


この続きはまた書きますね。


朝は6時に起きて、お弁当作りです。
長男は試合です。
7時前に出て行きました。
(私は少しゆっくりして~と言われています。助かりますね)

昨夜
末っ子が「本を読んで初めて泣いた」と言った本
「子ねこのラブはみんなの天使」
「オカアサン、ぜったい読んでね。」と言われていたので読みました。
末っ子が思いっきり泣いていたのに
オトナな私は泣きませんでした。(えーっ)

だけど
実は私が小2から6年生まで
家で猫を飼っていて
あとはのら猫が住みつく家だったのか
よくお世話をしていましたよ。
野良猫を病院に連れて行ったり・・・
病気で死なせてしまったり。
(それ以降は辛くて飼えなくなってしまいました)
なので
敢えて泣かないようにしてるのかな。




「あやちゃんのスケッチブック」
これは妹のあやちゃんが白血病になり
7歳で亡くなりますが
絵を大好きだったあやちゃんの物語。
これも末っ子は思いっきり泣いていました。



これぞ、日曜日。
私の正統派日曜日を送ることができましたよ。
ありがたい休息をいただきました。


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