
考えろ、裏をかけ。
そして未来を手に入れろ。
上映時間 130分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(東宝)
初公開年月 2009/10/10
ジャンル ドラマ/サスペンス/ギャンブル・博打
【解説】
週刊ヤングマガジンでの連載開始以来シリーズ化もされ、これまでに
1000万部以上を売り上げている福本伸行の人気コミック『カイジ』
を実写映画化したサスペンス・エンタテインメント。
友人の借金の保証人になったために多額の負債を抱えてしまった
しがない青年が、一夜にして借金を帳消しにできるという究極の
ゲームの数々に翻弄されつつ命懸けで挑んでいくさまを壮大な
スケールで描く。主演は「DEATH NOTE デスノート」の藤原竜也。
監督は「ごくせん」シリーズで演出を務めた佐藤東弥。
【ストーリー】
ストーリー:自堕落な日々を送る26歳のフリーター伊藤カイジ(藤原竜也)は、
友人の借金の保証人になったために多額の負債を抱えてしまう。
そんな彼に金融会社社長の遠藤(天海祐希)は、一夜にして大金を手に
できる船に乗ることを勧める。その船で奇想天外なゲームをするはめに
なったカイジは、人生を逆転するための命懸けの戦いに挑む。
【感想】
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昨日(10日)は109シネマズデイ、1000円で観られるとあって
2本観て来ました
洋画びいきな私ですが、本日は邦画2本鑑賞です。
好みの洋画の公開がなかったのでσ(^◇^;)
ちなみに藤原君のファンで観に行ったのではありません。
予告編が面白そうだったからと香川さん、松山君が出演
しているからと言う理由での鑑賞です
まずは最初に観たこの作品の感想から~(2本目は何を観たのでしょうか?笑)
まず原作は未読です・・・ですが、シネコンにカイジの小冊子があったので
1話のみ読みました。
藤原君は、お顔がキレイなので、「デスノート」のライトなら、
まあわかるなあと納得の役柄でしたが、今回のダメ人間はイメージ
じゃあないなって感じで、始まってもしばらくはその違和感が強く
どう見ても負け組には見えず、イマイチ物語に入り込めませんでしたσ(^◇^;)
藤原くん=カイジと言うのがなじんできたのは、地下帝国あたりからかな・・・
と書くと映画が気にいらなかったかと思われそうですが、原作を読んでいるかたの
評価はわかりませんが、キャストが良かったのか未読の私は意外と楽しめちゃいました
以下内容に触れています
ストーリーは4つの部分から構成されています。
1、限定ジャンケン
★カードを使って星を奪い合い、全てのカードを使いきった時に
星を3つ確保していれば勝ち。
フランス語で希望と言う意味のエスポワールと言うなの船に乗せられた(乗った?)
負け組、ゴミとまで呼ばれる男たちが集まってゲームが始る・・・
そう言えば船に乗っていたのは男性だけだった・・・負け組でゴミに
なるのは男だけ?
2、地下帝国
★1か月の給料は、地下帝国の通過で支払われ、
円に換算すると9100円、借金が永遠に返済できないようなシステムなっている。
藤原さんは10キ減量、180cmで54キロになったとか・・・
またビールを飲むシーンのために、断酒もしていたそうでビールを飲むシーンは本当においしそう
3、鉄骨渡り<ブレイブマンロード>
★地上250メートルにかけられた鉄骨の幅は12センチ、
さらに手をついて渡れないように電流が流されている。
CGだとわかっているのに、高所恐怖症の私にとっては、耐えられないほど怖い
シーンでした
観ていて足がざわざわ、ぞわぞわしちゃいました
ここは大事な場面なんでしょうが、良かったんですが
ちょっと長くも感じてしまいましたσ(^◇^;)
4、Eカード
★10枚のカードを市民4枚と肯定1枚、市民4枚と奴隷1枚に分け
肯定側と奴隷側に別れて戦う・・・ざわ、ざわ、ざわ、ざわ・・・
このシーン、映画でも意外と長いシーンですが、撮影に10日ほど
かかったそうで、香川さんはもう負けていいからやめたいと思ったほど(笑)、
辛かったようです。その甲斐あってか、香川さんの表情は見ものです
キャストは次の通り
個人的にはカイジの役は松山君のほうが合うんじゃないかと思いますが
藤原君も熱演でした。ただ、彼は舞台の人だから、どうも演技が大げさな感じが
してしまってσ(^◇^;)時々台詞聞き取れなかったしσ(^◇^;)
香川照之さんは怪演!すごい!怖すぎる(笑)
天海祐希さんの役は原作では男性ですが映像的に
男ばかりよりも女性が入ったほうがちょっと華やかになるし、アクセントって感じで
良かったです。でも、天海さん男らしいんですけどね(笑)
デス・ノート『勝ち組』だったライト(藤原君)とL(松山君)
が本作では『負け組』と言う真逆の設定も面白かったです
最近は脇役で光った演技を見せる光石 研さん、
人の良さそうな顔をして実はずるがしこい役の松尾スズキさん、
好青年と思ったら嫌な奴だったと言う役柄の山本太郎さん、
ちょっとしか出ないと思っていたら、思ったより出番が長かった
友情出演の松山ケンイチさん、
久しぶりにお見かけした(笑)佐藤 慶さんとキャストは良かったです
物語はちょっと現実離れしてるなとも思うところはありましたが
(コミック原作ですもんね・笑)、「一攫千金の
ギャンブルの世界ではなく、退路を絶たれた時、
あきらめないで一歩前に進む力について描きたい」と言う佐藤監督の気持ちは
伝わったかな
簡単に人を信じるな、保証人には絶対になるな、最後の最後まで油断するな
など人生の教訓もありました
頭脳戦のドキドキハラハラを期待して観に行ったのですが
まさかこの映画に泣かされるとは思ってもみませんでした(笑)
どこで泣いたかは、この映画を鑑賞したかたならおわかりになると
思います
さて、上の1,2,3,4のどこで泣いたのでしょうか?(笑)
世の中そんなに甘くないよって言う結末?は良かったですし、
カイジのさわやかな笑顔に希望が持てるラストでした
10月10日(土)から公開
<パンフレット¥600クリックで公式サイトへ>
ゲームは刺激的でユニークさにあふれている。一見、荒唐無稽とも
とれる勝負を通して、「人生は逆転できる」という熱いテーマが
描かれているのだ。<パンフより抜粋>
<109シネマズ川崎で鑑賞>

