サンフランシスコ日記

2007年6月から10ヶ月。サンフランシスコで過ごした日々の日記です。
今でもこの街に恋してる?

番外編 雲の上のホテル

2007-09-14 | extra
昨日ご紹介したオーベルジュ土佐山の姉妹店
雲の上のホテル に行ってまいりました 

坂本龍馬脱藩の道 梼原にあります 
場所はとってもわかりやすく 国道197号沿いにあって 道も広く
オーベルジュ土佐山よりもアクセスはよい感じです。

高知市からは2時間ぐらいでしょうか。
松山からでもきっと同じくらいの時間でいけるのではないかと思います。

以前に一度 前を通ったことはあったのですが なんとその日は台風でした 
そのときは いつか行ってみたいなと思いながら横目に通り過ぎたのでした 

さてこちら 
温泉やプール キャンプ場 アスレチックなど なかなか充実しております。

お昼頃に到着。 まずランチにしましょう 





雲の上のレストラン に入ります。
素材の味が活かされたお料理で ボリュームもあり大満足 
レストランは池に面していて たくさんの鯉がいましたよ 
 


そのあとは もちろん! 温泉に入りました 

露天風呂からの景色は ちょっと恥ずかしいくらい遮るものがなく開放的で 
気持ちよかった!  

雲の上のホテル
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番外編 オーベルジュ土佐山

2007-09-13 | extra
せっかくのお休み
(といっても私は今のところ毎日お休みですが・・・

家でゴホゴホいいながらじっとしているのももったいなく
オーベルジュ土佐山に行ってまいりました 

もうすっかり秋の気配。
赤とんぼがとんでいました 

高知の街から山に入ること30分ほどでしょうか?
道はとっても狭くくねくねしてて 暗くなってからは非常に危険な感じですが
素朴な山の景色を満喫できる静かなお宿です。



観光で高知を訪れて 
夜はお魚を食べながらわいわい飲みたい方には
あまりお勧めではないですが
日常から離れてのんびりしたい方にはいいでしょうね  

カフェや温泉もとってもいい雰囲気 



ゆずジュースなど高知の特産品をつかったものもあります。

平日だからなのか お客さんも少なく
ちいさな露天風呂でのんびりさせてもらいました 

こちらのカフェと温泉は宿泊しなくても利用が可能なので
これだけを目的にきてみてもいいと思います。

宿泊する場合は
すきな柄の浴衣と帯を貸してくれます 
いろんな色の浴衣があってかわいかったなぁ 

オーベルジュ土佐山



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秋の読書週間 その4「地下鉄に乗って」

2007-09-12 | book
夜風が秋めいてきましたね 

蒸し暑くて寝苦しい夜に ゴホゴホ咳きこみながら読んでおりましたが
これからずいぶんと過ごしやすくなりそうです 

日本での滞在もあと少しになってまいりました。
こんなに実家に長くいるのも久しぶりで
しばらく会えてなかった友達にも会えて
なんだか懐かしくってよかったなぁ 

あと いつもいつも仲良くしてもらっていて
今回も忙しいなか お時間をつくっていだたいて 
一緒にのんで下さった我が愛社のみなさま 
ほんとにほんとにありがとう 

とっても楽しい時間を過ごすことができました 

あと少しですが 日本を満喫したいなと思います。


さて 今日ご紹介する本は
浅田次郎の 「地下鉄に乗って」 です 




四国には地下鉄がないので 
私にとって あまり生活に密着したものではない地下鉄。
一番なじみがあるのが 学生のときに京都で乗っていた地下鉄でしょうか。
そして東京や大阪に遊びに行ったときに乗る地下鉄。

ある日地下鉄に乗って いつもの駅で降りると見知らぬ出口があった。
そこから出たら・・・ 東京オリンピックの年にタイムスリップしていた。
それから数日の間 いろんな時代に連れて行かれるのですが
そこで必ず会うことになるのが 若かりし日の我が父親なんです。

ストーリーも素敵なんですが
時代を象徴するものが 彩り豊かに描かれています。
活気付いていく街も どん底の街も。

そして どんなときも
地下にもぐればいろんなところに連れて行ってくれる地下鉄。

昭和初期 モボモガが行きかう銀座。

「おばちゃん 資生堂パーラーに行ったことある?」

貧しさと豊かさと 育っていく日本を象徴的にあらわした言葉かなぁと思います。




資生堂パーラーものがたり



永田町の地下鉄駅の階段を上がると、そこは三十年前の風景。ワンマンな父に反発し自殺した兄が現れた。さらに満州に出征する父を目撃し、また戦後闇市で精力的に商いに励む父に出会う。だが封印された“過去”に行ったため…。思わず涙がこぼれ落ちる感動の浅田ワールド。吉川英治文学新人賞に輝く名作。
(e-honより)
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秋の読書週間 その3「白夜行」

2007-09-08 | book
「レイクサイド」の次は「白夜行」 
すっかり東野圭吾のファンになってしまったようです。

こちらはテレビドラマになった作品ですね。
ドラマの方はみていないので比較はむずかしいですが
あの分厚い小説がどんなふうにドラマ化されたのか
今更ながら気になるところです。

さて 
私 基本的に登場人物が多い作品は苦手なんですが
この本はとてもあっさり読めました。
10歳くらいから30歳ぐらいになるまでを追いかけながら
話は展開していきます。

小説を読むとき よく感情移入してしまったりしますが
この作品はとても客観的に読んでしまった気がします。
というか 亮司と雪穂がどう思ったか なんて
ほとんど というかたぶん全く 書かれていないから。

だからこそ いろいろ想像して考えさせらるのかもしれません。
一回読んで もう一度読まずにはいられず 
これはこうして事件になったのか と
再確認して理解できるところも多く なんとも手の込んだ作品だなと思いました。
たぶん 読めば読むほどIQの高さを感じることができるんじゃないかな。


1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂―暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして十九年…。息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇。
(e-honより)
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秋の読書週間 その2「レイクサイド」

2007-09-07 | book
「手紙」の次は 「レイクサイド」 
またまた東野圭吾著です。

お子さんを持つ方なら きっともっと実感をもって読めるかも 

中学受験のために通う塾で
必ず合格するための情報を入手する方法を 
親は極秘で聞かされます。
そんな親たちが計画した合宿中に 事件はおこります・・・

実は私 小学校 中学校 高校 大学 と
すべて受験を経験しています。
なかなかこういう人もいないかもなぁという気もしますが
小学校 中学校は たいした苦もなく合格してきたので
本当に厳しさを知ったのは 高校と大学受験かなと思います。

高校受験や大学受験は 自らの意思で希望してがんばりますが
小学校や中学校は どちらかというと親が子供の将来を心配して受験させる
そんなお家が多いのではないでしょうか?

そして塾に通わせ そこで目的を同じとする子供たちが
競い合いながら成長していく
そのがんばりは必ず報われるという保証はなく
親としてはそこをどうにかしてあげたいものなのかもしれません。
もしかしたら
学校を人生の出発点のように考えられている方も多いのかもしれませんね。

大人になって 子供の頃した勉強がどの程度役に立っているかというと
微分積分をすることもないですし
英語だって あれだけ勉強しててもさっぱりしゃべれません

ただ 目標に向かって 無我夢中に頑張ってみてよかったなと思います 
頑張るものは 勉強でなくても部活でもいいし 遊びでもいいと思います。

そして失敗を恐れず知らないことに向かっていけることはとっても大切だと思います 
なにより「ありがとう」と「ごめんなさい」がきちんと言えることのほうが
もっと大切かなと思いますが 

・・・そんなことはさておき
どうかこの小説のようなことが 実際にはないと信じたいです   


妻は言った。「あたしが殺したのよ」―湖畔の別荘には、夫の愛人の死体が横たわっていた。四組の親子が参加する中学受験の勉強合宿で起きた事件。親たちは子供を守るため自らの手で犯行を隠蔽しようとする。が、事件の周囲には不自然な影が。真相はどこに?そして事件は思わぬ方向に動き出す。傑作ミステリー。
(e-honより)
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秋の読書週間 その1「手紙」

2007-09-06 | book
ただいま一時帰国しています 
やっぱり日本はいいなぁと感じることも多く 
暑さ湿度さえ懐かしく 
そして私の大キライな蚊さえいなければ・・・と思いながら
エアコンと扇風機を酷使していたら
さっそく風邪をひいてしまいました 

帰国して まず関西空港で寄ったのが本屋さん。
乗継までの時間つぶしに買った本が
東野圭吾の 「手紙」

殺人事件の加害者側の目線で書いた作品という所が気になり
読んでみることにしました。
加害者の家族にとっても事件はずっとついてまわるんですよね。
それは月日がたっても 引越しても 
就職したくても 結婚したくても。

登場する人物のなかですごいなと思うひと
由実子さん かな。


強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。
(e-honより)
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