サンフランシスコ日記

2007年6月から10ヶ月。サンフランシスコで過ごした日々の日記です。
今でもこの街に恋してる?

秋の読書週間 その2「レイクサイド」

2007-09-07 | book
「手紙」の次は 「レイクサイド」 
またまた東野圭吾著です。

お子さんを持つ方なら きっともっと実感をもって読めるかも 

中学受験のために通う塾で
必ず合格するための情報を入手する方法を 
親は極秘で聞かされます。
そんな親たちが計画した合宿中に 事件はおこります・・・

実は私 小学校 中学校 高校 大学 と
すべて受験を経験しています。
なかなかこういう人もいないかもなぁという気もしますが
小学校 中学校は たいした苦もなく合格してきたので
本当に厳しさを知ったのは 高校と大学受験かなと思います。

高校受験や大学受験は 自らの意思で希望してがんばりますが
小学校や中学校は どちらかというと親が子供の将来を心配して受験させる
そんなお家が多いのではないでしょうか?

そして塾に通わせ そこで目的を同じとする子供たちが
競い合いながら成長していく
そのがんばりは必ず報われるという保証はなく
親としてはそこをどうにかしてあげたいものなのかもしれません。
もしかしたら
学校を人生の出発点のように考えられている方も多いのかもしれませんね。

大人になって 子供の頃した勉強がどの程度役に立っているかというと
微分積分をすることもないですし
英語だって あれだけ勉強しててもさっぱりしゃべれません

ただ 目標に向かって 無我夢中に頑張ってみてよかったなと思います 
頑張るものは 勉強でなくても部活でもいいし 遊びでもいいと思います。

そして失敗を恐れず知らないことに向かっていけることはとっても大切だと思います 
なにより「ありがとう」と「ごめんなさい」がきちんと言えることのほうが
もっと大切かなと思いますが 

・・・そんなことはさておき
どうかこの小説のようなことが 実際にはないと信じたいです   


妻は言った。「あたしが殺したのよ」―湖畔の別荘には、夫の愛人の死体が横たわっていた。四組の親子が参加する中学受験の勉強合宿で起きた事件。親たちは子供を守るため自らの手で犯行を隠蔽しようとする。が、事件の周囲には不自然な影が。真相はどこに?そして事件は思わぬ方向に動き出す。傑作ミステリー。
(e-honより)
コメント
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