趣味の日記

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清原は戦力外 巨人と決別へ

2004-11-12 13:32:11 | 清原和博
去就が注目される巨人の清原和博内野手(37)が来季“戦力外”となった。11日、秋季キャンプ中の宮崎で行われた滝鼻卓雄オーナー(65)清武英利球団代表(54)堀内恒夫監督(56)によるトップ会談で確認されたもので、ロベルト・ペタジーニ内野手(33)の退団が決定的となりながら来季のチーム構想から外れた。清原は他球団への移籍が確実で、今後はオリックス、西武、中日を候補に移籍先を決める。

 あまりにも非情な方針決定だった。宮崎秋季キャンプでの雨天練習場となっている木の花ドームで行われた滝鼻オーナー、清武代表、堀内監督によるトップ会談。話し合いを終え、清武代表は険しい表情で口を開いた。

 「ペタが空くから彼(清原)がいるというのは違う。監督がやるのは単なる穴埋めじゃない。清原に力と人気があるのは否定しない。ただ、起用法もあるし、監督が来季はこういうチームをつくりたいというのもある」

 この言葉は、堀内監督が描く来季構想から完全に清原が外れていることを明確に示している。残留交渉が失敗に終わり、ペタジーニの退団がこの日までに決定的となった。本来なら堀内監督のペタジーニ偏重起用に不満を抱いていた清原にとってはライバルの退団は“追い風”になるはずだが、清武代表は堀内監督を代弁する形で続けた。「監督は小久保、(高橋)由伸、二岡を中心にスピード感あふれるチーム、火の玉が出るような、一丸となったチームをつくりたいと言っている」

 機動力を重視した組織的な野球でV奪回を狙うのが来季の方針。また、堀内監督は「江藤の一塁はありますよ」と来季の正一塁手として江藤を起用する方針も明かしている。こうした監督構想を踏まえてトップ会談で出た結論が「清原の来季構想外」だった。

 清原は8日、東京・神田錦町の球団本部に清武代表を訪ね、自らが来季戦力か否かについて直談判。会談後、今後の進路を決定する要素として「一番大切なのは必要とされているか、されていないのか」と明かした。それだけに、トップ会談で出された結論は、移籍に拍車をかけることは確実。4億5000万円(推定)という高額年俸がネックとなりそうだが、清原の野球への情熱から条件面をある程度妥協してでも移籍の道を選択する可能性は高い。

 今季、悲願の2000本安打を達成し、次の目標としてあと8本と迫った通算500本塁打を挙げる清原。ここ数年、不完全燃焼のシーズンを送っており、必要とされるチームで思い切りプレーしたいという気持ちは強い。移籍先としてはすでに調査に動いているオリックスのほか、身売り話の激震からイメージ回復を図る古巣・西武、そして清原が“師”と慕う落合監督率いる中日が候補として挙げられる。

 プロ19年目で迎えた最大の岐路。清原が少年時代からあこがれた巨人のユニホームを脱ぎ、新天地に夢を求める。

 ≪ペタは年俸折り合わず≫巨人のロベルト・ペタジーニ内野手(33)が今季限りで退団することが11日、決定的となった。

 昨オフに手術した左ひざの影響で、今季は打率・290、29本塁打。球団側は今季の年俸7億2000万円から大幅ダウンの2億7000万円を提示していたが、巨人と独占的に交渉を行うリミットに設定された10日までに合意に至らなかった。

 清武球団代表は「今年は高い年俸を払ったが、巨人は負けた。その反省のもとに見合う年俸を提示した。折り合ってないから(交渉の)期限を越えた」と話したが、今後も条件の見直しを含め、継続して交渉を続けていく方針を示した。


[ 11月12日 6時5分 更新 ]

清原選手、間違っても引退しないで下さい。貴方のプレイを来季も見たいです!もちろん「4番・ファースト」で!

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