日刊サイゾー 2013年07月30日09時00分
星の数ほど存在するフリーキャスターで、特に放送局への就職経験がない“生え抜き”が、報道番組や情報番組のメインキャスターになることは非常に難しい。
しかし、20代の若さでそれを成し遂げ、現在もテレビ業界の第一線で活躍しているのが、『めざましどようび』(フジテレビ系)の皆藤愛子アナと 『NEWS ZERO』(日本テレビ系)の山岸舞彩アナだ。
まず、『めざましテレビ』の4代目お天気キャスターとしてデビューした皆藤愛子は、その愛らしいルックスと純真そうなキャラクターで多くの男性ファンに支持された。
すでにタレント化していたお天気キャスターは、気象予報士のような天気の専門家である必要はなく、番組を華やかにするための添え物的なポジションになっていた。
つまり、各局番組のお天気コーナーは、かわいらしい女の子たちのショーであったわけだが、そこに彼女の初々しいキャラクターはすっぽりとハマった。
元気で、明るく、かわいらしいという彼女の素養は誰にとっても無害であり、『めざまし』での出演歴が長くなるにつれて、女性層の支持も拡大していく。
一方、山岸舞彩は皆藤アナと異なり、お色気という武器を最大限に利用した。
モデル出身という経歴の持ち主であり、お天気キャスター時代も洗練されたルックスとスタイルで注目を浴びている。
『やじうま』を卒業後はその他大勢のお天気キャスターと同じく低迷したが、いつの間にか、NHKの『サタデースポー ツ』『サンデースポーツ』のMCに就任。
そこで過激なミニスカ衣装でのパンチラを披露してネットや男性誌の話題をさらい、あれよあれよという間に日テレ 『NEWS ZERO』のキャスターに収まってしまった。
そんな彼女について語られるとき、お色気だけが強調されがちだが、さまざまな局の番組を転々としながら、確実に大きな番組を手にしているのは見逃せない点だ。
彼女の最大の魅力が“エロ”であり、かなり露骨で鼻につく部類に入る演出を受けてきたことは間違いない。
それでもどこかに清潔感を残しているのが大きな特徴であり、男性ファンがメインとなる若手の女性キャスターにとって得難い資質だ。
キャスターとしてある程度のキャリアを手にした彼女たちが、これからどう変わっていくのか、非常に楽しみだ。
数多いフリーキャスターの中でも、彼女達は個性を生かし生き残りましたね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます