日刊ゲンダイ2013年6月11日掲載。
この女性に視聴者が釘付けになっている。
1985年9月24日、埼玉県生まれ。
165センチ、AB型。
4歳上の兄と2人きょうだい。
「世界一尊敬しているのは兄です。賢いし、真面目で、みんなに優しい。でも、最近結婚したので、そう甘えるわけにもいかなくなっちゃった」
とほほ笑む。
有名私大を卒業し、会社勤めをしている兄が理想の男性。
高校時代に買ったばかりの車で兄とディズニーランドに行くほど仲が良く、自他共に認めるブラザーコンプレックス。
事務所に入る際、当時大学生だった兄が保護者代わりで説明を受けたそう。
小中高校時代はバスケ部で、修学旅行先でも京都の街を走り、筋トレをするようなハードな学生生活を送っていた。
この世界に入ったきっかけは、現事務所マネジャーのスカウト。
「高校の卒業式前の18歳の春休みに、原宿のGAP前でスカウトされました。盲導犬を調教するドッグトレーナーの専門学校に進学が決まっていて、学業優先で活動するつもりでした」
ところが、所属して早々にアパレルのファッションセンターしまむら、食品宅配通販のシュガーレディ、不二家と大きなCMの仕事が次々入り、才能を発揮。
タレントの仕事に目覚め、その年の秋からはタレント活動に専念し、キャリアを重ねていった。
転機となったのは、09年「秘密のケンミンSHOW」の「連続転勤ドラマ」で東京一郎の妻、はるみ役に選ばれたこと。
オーディションは4次に及び、男女共に好かれる屈託のない愛らしさでチャンスをつかんだ。
「すでに京一郎さんだけで1年半放映していて、お嫁さん選びみたいなオーディションでした。最終では京一郎さんとのバランスを見たり、トークの掛け合いをしたり。緊張してこわばってましたね」
番組に出演するようになり、子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで「はるみちゃん!」と声を掛けられるという。
ケンミンの地方ロケで半月は地方に行き、さらに他の仕事で地方撮影もあり、北海道から高松に移動なんてザラ。
「いつもキャリーケースを引いて移動の日々ですよ。地方の主要都市は相当網羅してます(笑い)」
趣味は読書とランニング。
伊坂幸太郎、有川浩、奥田英朗、高野和明などが好み。
可愛らしいルックスなのに意外とタフ、まだまだ
輝きを増す注目株だ。
京一郎さんとの掛け合いが絶妙で面白いです!