木・うんちく

木材と人間の関わりを考えて思うままに・・・

34. ハードウッドデッキ

2013-09-16 18:22:22 | ウッドデッキ

10年以上前まではウッドデッキの材料はレッドシダーに代表される針葉樹が主でした
(英名はソフトウッド)。
それが官公庁の物件で広葉樹(英名はハードウッド)が使われようになってから、
一般の住宅にも使われるようになりました。
しかし、このハードウッドは文字通り、「硬い。」。
それも中途半端な硬さではない、
とても一般の方が手におえる相手ではありません。
それでもハードウッドのデッキが欲しいと言う一般の方のご要望にお応えして
企画開発したのが弊社のキットデッキHARDシリーズです。
ウリンとアマゾンジャラがありますが、
人気の高いのはアマゾンジャラです。理由はウリンよりも安い。
サイズが100mm単位で揃っているので、庭に合わせて作りやすい。
ただいま人気上昇中の南米のアマゾンの木材です。

補足
キットデッキHARDを開発する時の最大のネックはビスでした。
およそ日本中で販売されている限りのハードウッド用ビスを取り寄せて試験をしましたが、
どれも一般の人が使えるようなものはありませんでした。
かくてキットデッキのハードウッドを開発するためには、どうしてもビスを開発する必要がでてきました。
それから何度も型を起こしてビスを別注製作してはつぶし、作ってはつぶしの結果、
ようやく完成したのが、この新開発のNMSビスです。
元々は一般の方向け作ったのですが、色んなビスを使われているプロの業者さんの中では評判のビスになっています。
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