美意識を磨く 文田聖二の『アート思考』

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見たいものしか見ていない。

2020年01月27日 01時22分21秒 | 日記
見たいものしか見ていない。
見ているようで観ていない。
よく観るということは
意識して確認するということ、
事実を確認して、思い込みではなく
本当のことに気づいていくということ。
よく観る人が増えれば
もっと安心できる優しい関係が広がっていく。



大半の人が世界をいい加減にみている
分かったつもりは
絵に描くと
いい加減な絵になるから解る
意識してみて描いた絵は
全く違った的確な絵になる
絵を描くように世界を観ると
観る意識が変わってくる
自分の世界も変わってくる

絵を習うということは
実はものの観方、多角的な捉え方・考え方、伝え方を学ぶということであり
それは単に漠然と目で見ることよりも多くのことを意味している。
ものごとを前とは違うやり方で観ることができる。
その身につけた技能を応用して一般的な思考や問題解決の能力を高めることができる。



アートに触れることで日常を非日常に変えるのではなく
あまりにも日常的で普通のこととして見過ごしていることに視点を向けたり
気づいたりすることで考え方や意識が変わる。
アートに触れることで五感が機能して、結果的に今までの日常が変わる。



誰かの出した答えを目指す必要はない。
答えはいつも自分で創造していくもの。
戦争の悲しみ、憎しみ、悔しさ、苦しさ…が表現された『ゲルニカ』
ドイツ兵から「この絵を描いたのはお前か。」と聞かれた近代美術の巨匠ピカソは
「この絵を描いたのは、あなたたちだ。」と答えた。


働くこと

2020年01月27日 00時32分44秒 | 日記
労働とは
食べていくためにやること、生活、我慢(つらい)、トラバーユ(労苦、骨折り)
仕事とは
クリエイティブな自己表現、充実(楽しい)、やりたいこと、探求したいこと
活動とは
公共のためにやること、ボランティア、満足(嬉しい)、奉仕


縄文時代の労働時間は1日平均4時間だった。
もし縄文人がもっと実利主義だったら
もっとずっと早くに
水田稲作を始めて
国を作って
隣国まで領土を広げていたかもしれません。
しかし、縄文人が1万2000年の間に大真面目に取り組んでいたのは
実利には直接結びつかないクリエイティビティでした、とさ