秋田１日目

７月２２日に秋田県は
避難する程の大雨洪水にあい
31日から予定している
秋田への帰省を懸念していたが
前日まで曇りか雨の予定で
私の母、息子、娘、孫を連れて
出発した。
10時頃、秋田空港に着き
とても、いい天気だった…
ご先祖様が、晴れにして
くれたようである。
車で母の方の墓参りに行く。
本家の墓や分家の墓等
沢山ある中で、古く傾いている墓が
母の父が眠っている。
お礼参りと母を連れて来れた事
私の家族を守って欲しい事を願う。
住職から貴重な話しと贈呈品を
見せてもらった。
何百年も前、ここのお寺が建てられた時
ご先祖が仏像を贈呈しており
年期の入った女性の尼さんの仏像であった。
この目で、焼き付けて
今、私がうるのもご先祖があっての
私だと痛感した。
私がお金持ちなら、傾いている墓を
なんとかするのにと…
なぜか、お寺を後にする時
私もそうだが、母が寂しそうだった…
行く前は、嬉しそうだったけど
帰りは、寂しく感じるのは
何故だろう〜

そこから、母の従姉妹の家や
母が通った学校、今は無い自宅。
私も幼い頃の記憶を辿りながら
懐かしさで一杯になった。

成果

次の日、私は仕事で遅くなり帰宅すると
娘が教科書のドリルテスト問題を
やらしてみたと国語を見せてくれた。
丸が多くて、文章問題
どうだったか、聞くと。
間違えたけど、こことここは
出来たこと、私は嬉しくて
孫にいっぱい、褒めてあげた。
前は文章問題の答えが
意味不明な事ばかり書いていたけど
今回は、間違っていても
文章の中から考える事が出来た。
これは、すごい事で
私は嬉しかった。
孫は、ちゃんと理解しつつある
希望が見えてきた。
娘も嬉しそうに笑顔が見えた。

孫に聞いた。
今日、算数の授業で分からなかったとこ
あったの？
なかったと…
娘に宿題は、どうだったか聞くと
ちゃんと出来ていたと
又、孫を褒めてあげた。
先生のお話しを聞いたんだね。
どうも、先生に分からないと
聞くことが嫌だったようであるが
私は、先生に分からない事を
聞けに行けた時は、褒めてあげようと
思っていた。
娘に100点じゃなくても
いいやん。
理解しようと努力する事を
教えてあげようと、この子の
やり方で…

子育ては、本当に大変だ…
昨日はどん底に落とされたり
でも、とっても良い日があったりと
孫は普通の子供。
ただ、人より倍に勉強しないと
いけないだけ…

この夏休みに、どこまで孫が
成長できるだろうか？

戦い

それでも、焦りとどこから始めようか？
今日、授業で習ってきた宿題を
教えるだけで、精一杯で
１年生の算数、国語を教えて
あげれない。
ましてテストのやり直しも
進まない。
そんな時、私はとうとう
爆発寸前までいった。
いつものように
宿題を始めた。孫もいつもの態度…
寝て伸びしながら、泣きながら「する」と叫ぶ
孫へお願いだから黙って！と頭を抱え
涙が出てきた。
静かに孫は泣き止んだ。
10分程、沈黙と私の鼻の啜る音だけが響く。
私は自分が恐ろしかった。
もしかしたら、孫を叩いてしまう自分。
目に入れてもいいぐらい
可愛い孫を…
情けない…。
私、何してるんだろう。
この日は、テストのやり直しまでできた。
そして、次の日は娘が…
18時から始めて、終わったのが
21時前。
宿題で時計の計算を教えた後に
テストのやり直しでCmmを教えている。
さすがに、私は娘に叱った…
2時間以上やって、時間を教えて
センチを教えても、本人は理解して
いないと…
悪影響だと…
すると、娘も疲れているんだと思う
泣きながら、「テストのやり直しを
今週中に持っていかないと‼️」
私は娘に、そんな物
いつでもいいやん。あなたは今、
テストの提出に気を取られて
自分の娘の事、考えていないよ。
この子のやり方、この子のペースが
あるんだから、夏休み後に
提出しますって、先生へ言えばいいやん。
すると、孫は私にすごい顔で
「ばーちゃん、ママをいじめるな‼️」と
悪者に…
そこから、孫へ一つお願いがあるのと
「今、授業で習っている所は、先生の話しを
聞いて覚えて欲しい。授業で分からなかったら
先生に休み時間や学校が終わってからでも
いいから聞いておいで」と話すが
返事もしない、泣いたり叫んだりと
聞く耳、持たず。
私も疲れてきて、もー学校行かなくていいやと
思った。
主人も帰ってきて、孫を激愛しているが
さすがに孫の態度を見て
諭したりするが、効果なく。
ばーちゃんが、お風呂に入って
やすんだら、本当に学校には
行かせない。今、している授業で分からなかったら、先生に聞いて欲しいと
最後のお願いをして10分待ち
お風呂に入ると
孫がドアを開けて、ちゃんと先生に聞くと
言ってくれた。
そして、一緒にお風呂に入り
御飯を食べて孫は、23時過ぎに
眠りについた…
こんな生活が、いつまで続くんだろう
このままだと…娘も孫も私も
笑顔がなくなっていく…
どうしようか…
限界にきてるんだろうか？

態度…

あれから、経った数日が
孫にとっても
娘、私にとっても過酷な日々が
続いた…
毎日の宿題と学校のテストのやり直し
復習…
まず、宿題で1時間。場合によっては
それ以上、かかる時もある。
テストのやり直しに更に
1時間と…
その大半が、本人の態度である。
出来ないからと言って叱る訳ではない。
する前から、やる気のない態度。
それでも冷静に、この子がどこまで
覚えていなくて、どこから始めたら
いいのか探り、この子の覚え方を
考えながら、冷静に教えていくが
説明している時も
体、全部がやる気の無い態度。
しまいには、私も冷静に
今日は止めよう！と言うと
孫は、大きな声で泣き出し
寝転がって表現する。
やる〜！と…
そして、始める。又、やる気のない態度。
繰り返し…
結局は日々の宿題だけで
終わってしまい、毎日が23時まで
かかり、孫の泣いている姿しか
見れない。
本当に、これでいいんだろうか…
今まで自分の子供に
勉強を教えた事もないし
宿題も見た事なくて、
家では遊ぶが基本重視にしていた。
その中で、決まり事を身につけさせて
こんな放任主義のような私が
勉強を教えるなんて
それも、やる気のない子を…

判断

今、仕事帰り…
孫ちゃんの事が心配で
頭から離れない。
自分が子供を育てている時
勉強の事は、一切
言わなかった。
宿題、復習、予習全て何も
子供に任せていた。
学校に行けば、教えてもらえるだろうと
思っていたし基本、遊ばせてやりたかった。
娘は自分から、勉強をするタイプで
主人に似ていた。
息子は、どちらかと言うと
私に似ていた。
息子には、色々と悩みが多かった。
保育園の年長の時期には
会話をすると、どもったりしていて
その当時、耳に水が溜まった状態で
５歳まで過ごした為、先生から
今、一度に言葉が聞こえ出したので
戸惑っていると…
それも、根気よく叱ったりせずに
話しを待ってあげた。
小学1年生になると、どもったりするのは
なくなったけど、「たちつてと」の発音が
悪く、友達から言われたりされたので
言葉の教室へ通った。
教室は他の学校でしており
放課後に通うので、友達にはばれなかった。
また、行く時には
体操服で行かず、普段着に着替え
細心の注意をして息子を守った。
言葉の教室は3ヶ月程で終了した。
ゴールがあるから通えたが
孫の場合、一度
学習障害と診断されたらゴールは
あるのか？
どうすべきか…
一度、相談だけでもしてみようか…
放課後に通えないか…