goo blog サービス終了のお知らせ 

ぶぶのいる生活

なんか、変
どこか、変
ちょこっと、変
いつも、変
変人上等 唯我独尊 人生万事塞翁が馬

7.懐かしい味と、深まる謎 ~モンゴル旅行記 番外編~

2011年10月28日 10時06分57秒 | モンゴル旅行記  ┗(。∀ ゜)┛
前回の話はコチラ



ウーさんが用意してくれてたのは、
モンゴル餃子だけではなかった。

これは、モンゴルでもよく食べたモンゴル式(?)サラダ。

      

キャベツの千切りと、レッドキャベツの千切りと・・・・・・、
他にナニが入っているのかよくは分からんが、(^^;
とりあえず、
口がサッパリする、美味しいサラダ。


土地が野菜を作るには適してないからか、
モンゴル人は、あまり野菜を食べない。
(ビタミン類はもっぱら、動物の内臓から摂取するのか?)

実際、
モンゴルに居た時も、ウーさんはあまり野菜を好まなかった。
だからこのサラダは、
私達日本人親子の為にわざわざ作ってくれたもの。



こちらは、
『スーテーツァエ』と呼ばれるモンゴル式“ミルクティー”。
モンゴルではごくごくポピュラーな飲み物で、
この日、エーちゃんも美味しそうにに、ゴクゴクと飲んでいた。

                

無理くり日本語に訳せば、“塩味の紅茶”。
本当に塩味。
知らないで飲むと、相当ビックリすることになる。(笑)

しかし、紅茶といっても、
日本人に馴染みのある、
紅色のアノ紅茶を、思い浮かべてはいけない。

どちらかというと、
ものすごーーーーーーーーーーーーく薄く薄く淹れた緑茶

これに、
かなり薄ーーーーーーーーーーーーい牛乳を入れて、

更に、
塩をボコンとぶち込むと、

この味になる。(´-ω-`) ))



「これでもかなり塩を減らしたんだけど・・・・大丈夫?飲める?」
と、
ウーさんは心配そう。

うん、大丈夫、大丈夫♪
懐かしいモンゴルの味だね。


それからウーさんは、
「モンゴルから持ってきたんだよ~」

ティーパックの袋を出して来て、
「どうせ、ぶぶさん、見たいでしょ~」(*'-^)-☆
と、ウインク1つ。


わはっ。 
ぶぶの生態を、よくお分かりで。(笑)

(モンゴルで「アレ、なにっ? コレ、なにっ?」と、
 のべつ幕なし質問攻め&写真を撮りまくるぶぶは、
 ウーさんの失笑をかっていた)


どれどれ。
これが、あの薄い紅茶の正体かぁ。

興味津々でパッケージを拝見。

  
              

まぁ、どうせ、
モンゴル語やらロシア語やらで、
書いてあることなんて、サッパリ分かんないんだけどね。

と・・・・
アレレ・・・・・・?

とある単語に、目が引き寄せられた。


英語表記でグリーンティーって書いてあるやん・・・・。 σ(・ω・)?


モンゴルで尋ねた時、
ウーさんは強固に「これは緑茶に非ず!紅茶である!」と主張していた。


恐る恐る、
またウーさんに質問。
「これ、グリーンティーって書いてあるけど・・・・・やっぱり紅茶なの?」

「そう、紅茶!!」 (゜Д゜)」キッパリ


ウーさんの回答は揺るがなかった。




             (-ω-;)う~む・・・・?


謎は、
ますます、
深まるばかり☆


(続く)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6.ホーショール再び!! ~モンゴル旅行記 番外編~

2011年10月27日 19時20分00秒 | モンゴル旅行記  ┗(。∀ ゜)┛
やでやで・・・・。
やっと書けるで御座るよ。 ┐( -"-)┌

ちなみに、まだ、咳は治っておらぬ。
病んで御座る。


***************************************
前回の話はコチラ


モンゴルに居た時に、
苦笑しながら、ウーさんは約束をしてくれた。

   「そんなに好きなら、
    いつか日本で、私がモンゴル餃子作ってあげるよ~」


・・・・どんだけぶぶが、
「モンゴル餃子!モンゴル餃子!」(;゜;∀;゜;)ハァハァ
と騒いだかが分ろうものである。
38.【モンゴル旅行記】 モンゴル餃子を巡る冒険 その4


確かに、
感涙にむせびながら、モンゴル餃子を頬張る日本人というのは、
一種異様な光景ではあった。

でも、ホントに旨いんだもん、
しゃーないやん。  ( ̄ー+ ̄)ふっ




果たして。
ウーさんはその約束を守ってくれた♪
(というか、
 メールでしつこくしつこく催促をした奴が、
 若干一名いたというのが・・・・・真相である) (;¬_¬)

今回のモンゴル餃子は、「ホーショール」と呼ばれる“揚げ餃子バージョン”。
本当は羊肉で作るのだが、
日本では新鮮なマトンで手に入りにくいという事情があり、鶏肉で。

こねた小麦粉生地で、
鳥胸肉を叩いたものを包み、油で揚げてある。
味付けは、肉に塩・胡椒のみと、
実にシンプル。

でも、
これがホントーーーーに、旨いッッ!! 




            

何枚も何枚も山積みに積まれたホーショールを、
わしわしと、ガツガツと、心ゆくまで食べた。

そんなぶぶの横で、ウーさんは笑って見ていた。


モンゴル人は、どんな状況でも客人を厚くもてなすことで知られている。
突然ゲルに訪れた旅人を迎え入れ、
けして豊かとは言えない食料の中から、快く、食べ物を分け与えるという。


その日は、
とんでもない酷暑の日だった。

駅の待ち合わせで現れたウーさんの髪は、
何故か、まるでプールに入ったかのようにビショビョに濡れていて、
内心それが不思議だったんだけど、
モンゴル餃子を食べながら話を聞いて、納得した。

ウーさんは、朝、このモンゴル餃子を作って汗だくになり、
(*ウーさんのお宅にはエアコンが無い)
シャワーを浴びた濡れた髪のまま、
急いで、私達を迎えに来たのだった。

( iдi ) ウーさん・・・・




揚げ物ゆえ、
平均的な日本人の胃袋なら、
2.3枚も食べれば、お腹が一杯になる。

が。


汗を流しながら小麦粉をこねたであろうウーさんを、想った。

タオルを首にかけて、汗をぬぐいながら、
油で揚げたであろうその姿を想った。


・・・・・・・どうして、残せよう?



わしわしと、
ガツガツと、

食べ続けた。




(続く)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5..断髪式 ~モンゴル旅行記 番外編~

2011年10月15日 11時30分12秒 | モンゴル旅行記  ┗(。∀ ゜)┛
【前回の話はコチラ】




もう少しエーちゃんの話。



モンゴルでは、
男の子が2才または4才、女の子が3才・・・・・・・・・・・・・・・・あ、あれっ? 

・・・・・・忘れた☆(^^;
(もしかしたら、上の年令も間違っているかも~?)


ゴニョゴニョ・・・・・。(;¬_¬)

しゅみません。
具体的な数字は忘れたが、

モンゴルでは、日本の七五三のように、
【ある一定の歳に達すると丸坊主にする】という風習がある。


現在3才のエーちゃんも、日本へ来る直前に丸刈りになり、
現在は少し伸びて五分刈り状態。
パッと見は男の子ようだ♪



さて。
今回、その儀式の様子を写した大変興味深い写真を、
沢山見せてもらったので、皆様にも紹介しよう。



         
            髪を切る前のエーちゃん。
            お姫様みたいなクリクリ頭。



         
            丸坊主になる前に記念に撮ったのが、この写真。



         
            大切な“お祝い”なので、親戚一同が集まる。
            写っているのは、
            ウーさんの御両親と、旦那さんのお爺ちゃんお婆ちゃんだったかな?
            テーブルの上には、もちろん羊肉の御馳走!!




 
                     
      断髪式よろしく、みんなで少しずつハサミを入れていくそうな。  



          
            最後は一気にバリカン刈り!!  
            ビックリ顔のエーちゃん。(笑)



          
            完成~!! Y(`o´)Y
            お母さんのウーさんと一緒に記念撮影~♪
            




国それぞれに色々な習慣があって、
面白いね!!

(続く)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4.淋しいよ・・・ ~モンゴル旅行記 番外編~

2011年10月11日 09時34分56秒 | モンゴル旅行記  ┗(。∀ ゜)┛
【前回の話はコチラ】



壁一杯にモンゴル国旗が貼られてて、
装ったエーちゃんの写真も、飾られている。






一人娘のエーちゃんは、
まったく人見知りをしない、本当に可愛い子!! (^o^)
いま、3歳だったかな。

         
                     これは、昔の写真~



モンゴル語で、
なんか一生懸命に話しかけてくるも、
わしゃ、モンゴル語は全然分からん。(^^;

ので、なけなしのモンゴル語を駆使して返す。
(・・・・・というか、知ってる単語を1.2個くらい、ひたすら繰り返すのみ☆)

故に、
まったく会話は成り立っていないのだが、
それでもエーちゃんは嬉しそう。


7月に日本に来てから、
日中はずっと、
ウーさんと2人きりで家の中で過ごしていて、
エーちゃんには、つまらない夏。

日本のお友達も居ないし、
日本語もまだ出来ないし、
モンゴルが恋しくて恋しくて、仕方が無い。



何時間話しても、
無料で国際通話(TV電話)が出来る携帯は、つなぎっぱなし。

エーちゃんは、
大好きなお爺ちゃんお婆ちゃん、伯母さん、いとこ、お友達と、
この携帯電話で一日中話をする。

モンゴル語で喋る。



エーちゃんにとっては、
この小さな小さな四角い機械が、モンゴルなんだ。


      
          
       *ウーさんの御要望で、ウーさんはぼかしてます。(笑)





(続く)





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3.複雑な乙女心(笑) ~モンゴル旅行記 番外編~

2011年10月08日 10時49分38秒 | モンゴル旅行記  ┗(。∀ ゜)┛
【前回の話はコチラ】



話を、今回の再会に戻そう。


9月17日。

母とぶぶは、某駅の改札にいた。
実家の最寄駅からは、電車を乗り継いでも30分かからない距離。

モンゴルと日本。
ウーさんと私。

違う国に生まれ育った者同士が、知り合って、
なんでか、偶然、こんな近くに住むことになるなんて、
すっごく不思議。不思議。不思議。




とにかくクソ暑い日だった。
しとど落ちる汗をぬぐいながら待っていると、
小さな子供を抱っこした、ウーさんらしき人影が・・・・・。

お互い、
髪型とかは変わってるけど、一目ですぐに分かった。

指差しながら「きゃーーーっ!」だか、「わーーーーっ!!」だか、
喚きながら、走り寄る。 
          ε=ε=ε=ε=ε=┏(^O^)┛


「久しぶりだねーーーー!!」
「本当に日本で会えるなんてねーーー!!」と手を握り合った。



ところが、
私が「すぐに分かったよ~♪全然変わってないね~!!」と言うと、
なんだかウーさんは複雑そうな顔に。

『なんでや?』と思ったら、
日本に来て2ヶ月の間で、なんと8キロも太ったのだそうな。(゜∀゜;)

彼女からしてみたら、
「わたしゃ、昔はこんなに太ってなかった!!」と言いたかったのかも?(笑)

げに、
乙女心とは、複雑なのである。(´-ω-`) ))






そこからはバスに乗って、ウーさんのお宅へ。




日本の街中にある、ごくごく普通のアパートの扉の向こうは、

・・・・・・・モンゴルだった。







(続く)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする