【レ・ミゼラブル】
2012年 イギリス
2時間40分
監督:トム・フーパー
原作:ヴィクトル・ユゴー
出演:ヒュー・ジャックマン
ラッセル・クロウ
アン・ハサウェイ
ヘレナ・ボナム=カーター
アマンダ・サイフリッド
・・・・・・・・・圧巻。 (゜。゜)
感動で身震いした。
もし私が外人さんだったら、エンディングできっと、
「ブラボー!」と、
スタンディングオベーションしてたと思う。
いい映画には、
ひたひたと心に染み込むような静かな“名作”もあるけれど、
これは血肉が沸き立つ“大作”。
本作品、
劇中のセリフの99%は歌で構成されている。
当方、ミュージカルにはあまり馴染みが無いものだから、
このシステムに、最初は軽い違和感を覚えたものの、
すぐに気にならなくなった。
それ位、この世界観にはのめり込める。
映画館だと、
いつも途中でトイレが心配になっちゃうんだけど、(^◇^;)>
(しかも今回は2時間40分の長丁場!)
今回は何故か全く気にならず、最後まで存分に堪能出来た。
むしろ、あっという間の印象。
それだけ集中して観ていられたってことかな。
・・・・でも、
これには別の要因があったのかも? (;¬_¬)
この映画、
前評判で「何度も泣く!」とか聞いてたけど、
私なんか、始まっていきなり5分で最初の落涙発生。
以後、(家人曰く)壊れた蛇口状態で、ずーっと大泣き。
体の水分の4割程度は、涙で体外に排出されたんじゃないかと・・・・?
もっともこの現象、
私だけじゃなく、
四六時中あっちこっちで、ガサゴソと、
バックの中のティッシュを探る音がしてた。(笑)
あれって、
絶対に音楽効果だわ~。
あの重厚な音楽に、
情感が揺らされまくる。
涙腺がおかしなことになりよる。( iдi ) ジョォォ~ッ!
長い長いあの原作を3時間弱に収めようとしたら、
どうしても話は割愛しなきゃならないので、
原作を知らない人は、
いきなりの展開に、時折、ついていけなかったかもしれない。
(私は読んでたので全然OKだったけど・・・・・・)
それでも、
原作物にしては、かなり上手に作ってた方じゃないかな。
歌と音楽で話が進むので、
ある意味【ミュージックビデオ】でも見ているような感覚になって、
少々の話の飛び具合は許せるのかも。
「なるほど、ミュージカルにする利点はこんなところにもあるのか」
とか、妙な処に感心しながら鑑賞。
いやぁ、
実にいい作品を観ました。
久しぶりに大作を観たなぁ~と、心から思う。
おかげで今日一日が、とても有意義に感じられた。
明日、アカデミー賞の発表があるけれど、
もしもこれで『レ・ミゼラブル』が作品賞を取れなかったら、
「アカデミー賞なんて、
この世から消えてしまえっっ!!」 凸(゜Д゜#)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・とさえ思う。
(あ、でも『アルゴ』と『リンカーン』があるから、やばいかな・・・・?)
この作品、
衣装も、メイクも、舞台も、CGも、
小道具も、大道具も、子役までも、
なにもかもが、重厚かつ細部にまで神経が行き届いていて、
一分の隙もありゃしない。
完璧。
すごいねぇ~。やっぱりすごいねぇ~。
お金のかけ方が違うねぇ~。
技術力が違うねぇ~。
俳優の力がホンモノだねぇ~。
プロの仕事って、本当はこんなものだよねぇ~。
・・・・・・が、
実は。
肝心の歌は、各人、そんなに完成度は高くなかったりする。(^^;
時々、なんか変で気持ち悪い。
でも、
今回の撮影は、すべて現場での歌唱という珍しい手法が取られたそうなので、
多少のバックミュージックとのズレや、音程の揺らぎは致し方なく。
そこは演技力で充分にお釣りがくると思われる。
むしろ、
演技と歌にホンモノの繋がりが生まれて、いいかもね。
ちなみに、従来のミュージカル映画では、
歌は事前に録音、現場では口パクが普通なんだそうな。
(個人的には、
成人したコゼット役のアマンダ・サイフリッドの声が、
鈴を振るったみたいな綺麗な高音で、印象的)
今回、「映画館に行って本当に良かった」と思った。
特に派手なアクションがある訳じゃないけれど、
この作品だけは、絶対に劇場で観た方がいい。
あの圧巻の音楽は大音量で味わうべき。
全身で感じた方がいい。
もしも今、
『観ようか、どうしようか・・・・?』と迷ってる人がいたら、
私は、胸をはってお勧めする。
レ・ミゼラブル、
劇場公開しているうちに、行きましょう。
ぜひ。
~ Who am I? ~
人間の尊厳とは何か・・・・・・という問いかけの答えが、
きっと、これ。
~ 私は誰? ~
2013年2月24日(本日、鑑賞したてのホヤホヤ
)
★★★★★
2012年 イギリス
2時間40分
監督:トム・フーパー
原作:ヴィクトル・ユゴー
出演:ヒュー・ジャックマン
ラッセル・クロウ
アン・ハサウェイ
ヘレナ・ボナム=カーター
アマンダ・サイフリッド
・・・・・・・・・圧巻。 (゜。゜)
感動で身震いした。
もし私が外人さんだったら、エンディングできっと、
「ブラボー!」と、
スタンディングオベーションしてたと思う。

いい映画には、
ひたひたと心に染み込むような静かな“名作”もあるけれど、
これは血肉が沸き立つ“大作”。
本作品、
劇中のセリフの99%は歌で構成されている。
当方、ミュージカルにはあまり馴染みが無いものだから、
このシステムに、最初は軽い違和感を覚えたものの、
すぐに気にならなくなった。
それ位、この世界観にはのめり込める。
映画館だと、
いつも途中でトイレが心配になっちゃうんだけど、(^◇^;)>
(しかも今回は2時間40分の長丁場!)
今回は何故か全く気にならず、最後まで存分に堪能出来た。
むしろ、あっという間の印象。
それだけ集中して観ていられたってことかな。
・・・・でも、
これには別の要因があったのかも? (;¬_¬)
この映画、
前評判で「何度も泣く!」とか聞いてたけど、
私なんか、始まっていきなり5分で最初の落涙発生。
以後、(家人曰く)壊れた蛇口状態で、ずーっと大泣き。
体の水分の4割程度は、涙で体外に排出されたんじゃないかと・・・・?

もっともこの現象、
私だけじゃなく、
四六時中あっちこっちで、ガサゴソと、
バックの中のティッシュを探る音がしてた。(笑)
あれって、
絶対に音楽効果だわ~。
あの重厚な音楽に、
情感が揺らされまくる。
涙腺がおかしなことになりよる。( iдi ) ジョォォ~ッ!
長い長いあの原作を3時間弱に収めようとしたら、
どうしても話は割愛しなきゃならないので、
原作を知らない人は、
いきなりの展開に、時折、ついていけなかったかもしれない。
(私は読んでたので全然OKだったけど・・・・・・)
それでも、
原作物にしては、かなり上手に作ってた方じゃないかな。
歌と音楽で話が進むので、
ある意味【ミュージックビデオ】でも見ているような感覚になって、
少々の話の飛び具合は許せるのかも。
「なるほど、ミュージカルにする利点はこんなところにもあるのか」
とか、妙な処に感心しながら鑑賞。
いやぁ、
実にいい作品を観ました。
久しぶりに大作を観たなぁ~と、心から思う。
おかげで今日一日が、とても有意義に感じられた。
明日、アカデミー賞の発表があるけれど、
もしもこれで『レ・ミゼラブル』が作品賞を取れなかったら、
「アカデミー賞なんて、
この世から消えてしまえっっ!!」 凸(゜Д゜#)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・とさえ思う。
(あ、でも『アルゴ』と『リンカーン』があるから、やばいかな・・・・?)

この作品、
衣装も、メイクも、舞台も、CGも、
小道具も、大道具も、子役までも、
なにもかもが、重厚かつ細部にまで神経が行き届いていて、
一分の隙もありゃしない。
完璧。
すごいねぇ~。やっぱりすごいねぇ~。
お金のかけ方が違うねぇ~。
技術力が違うねぇ~。
俳優の力がホンモノだねぇ~。
プロの仕事って、本当はこんなものだよねぇ~。
・・・・・・が、
実は。
肝心の歌は、各人、そんなに完成度は高くなかったりする。(^^;
時々、なんか変で気持ち悪い。

でも、
今回の撮影は、すべて現場での歌唱という珍しい手法が取られたそうなので、
多少のバックミュージックとのズレや、音程の揺らぎは致し方なく。
そこは演技力で充分にお釣りがくると思われる。
むしろ、
演技と歌にホンモノの繋がりが生まれて、いいかもね。
ちなみに、従来のミュージカル映画では、
歌は事前に録音、現場では口パクが普通なんだそうな。
(個人的には、
成人したコゼット役のアマンダ・サイフリッドの声が、
鈴を振るったみたいな綺麗な高音で、印象的)
今回、「映画館に行って本当に良かった」と思った。
特に派手なアクションがある訳じゃないけれど、
この作品だけは、絶対に劇場で観た方がいい。
あの圧巻の音楽は大音量で味わうべき。
全身で感じた方がいい。
もしも今、
『観ようか、どうしようか・・・・?』と迷ってる人がいたら、
私は、胸をはってお勧めする。
レ・ミゼラブル、
劇場公開しているうちに、行きましょう。
ぜひ。
~ Who am I? ~
人間の尊厳とは何か・・・・・・という問いかけの答えが、
きっと、これ。
~ 私は誰? ~
2013年2月24日(本日、鑑賞したてのホヤホヤ

★★★★★