秋である。
栗である。
小動物のぶぶは、小動物らしく栗が好きだ。
特に、
栗ご飯が大好きだーーーーーーーーーっっ!!
が。
自分では、作ったことが無い。
・・・・・何故なら、
皮剥きが、嫌だからに、他ならない。 (゜Д゜)」
【 硬い皮 ⇒ 滑りそう ⇒ 指を切りそう 】
という恐怖の三段活用が、わしをその行為から遠ざけていた。
しかし、
これでは、いつまでたっても栗ご飯にありつけないではないか。
「こっ、これは、私に課せられた試練である。
栗の皮剥きは、大人への階段である!! 」 (`・ω・´)
・・・・・なんて、大層な話ではないが、(笑)
実は、
先日、実家で“栗の皮むき器”とやらに触れる機会があり、
それが
意外に使えたので、
今回、
初挑戦してみた次第なのである。
まず、
用意するは、山盛りの栗だな。
立派な栗!!
これが、必殺【栗の皮剥き器】。
頼もしい味方だ。
事前に、
一晩水につけて柔らかくしておいた栗をだな、
(厳密にいえば、殺虫する為に熱湯で少し煮た栗)
このように、
ガシッと掴まえて、皮を剥いでいく。
使い方は、ちょっと、糸切りバサミに近いような気がした。
φ(.. ) ムキムキムキムキ・・・・
だまーーーって、
ひたすら小1時間、剥きまくる。
手が痛ぇぇぇぇ。
持病の腱鞘炎には、すこぶる良くない作業。
それでも、剥きまくる。
私の栗ご飯への情熱は、そんなことでは負けやしない。
時々、
中にいる虫(ニョロリとした幼虫)を、
真っ二つにしながらも、
躊 躇 無 く 突 き 進 む。
業務上過失致死だ。
悪気はなかった。
許せ。
φ(.. ) ムキムキムキムキ・・・・
最初は要領を得なかったが、数をこなせば、それなりに慣れてる。
どんどん剥く。
が、
同時に疲労も増してくるので、明らかに作業は雑になってくる。(^^;
ゆっくり丁寧に・・・・でも時間はかかるのと、
すばやく要領良く・・・・でもボロい出来なのと、
果たして、
どっちが良いのであろうか? (-ω-;)
・・・・と、1人ぶつぶつ呟きながらも、
なんとか全部を剥き終えた。
ふぅぅぅぅぅぅぅ。
ゴミ(皮)と、実と、ほぼ同量。 (ん? ゴミの方が多い?)
・・・・・しかし、まぁ。
なんと面倒な作業なのでせう。(/||| ̄▽)/
もしも、
ご家庭で、栗ご飯が食卓に並ぶことがあったなら、
御母堂様、もしくは奥様、もしくは彼女に、
(場合によっては、御尊父様、旦那様、彼氏だったりもする)
心から感謝して食して下さいな。
これは、
「美味しい物を、食べさせてあげたい!」という想いがなきゃ、
そうそう出来ない作業だ。 (´-ω-`) ))
すなわち、
栗ご飯とは
愛の権化・・・・・なのである。
P.S 皮を剥くのに全力を注いだ結果、
その後、何もする気になれず、栗放置。
わしが栗ご飯にありつけるのは・・・・一体、いつだ?