(*少しあらすじに触れてます)
【ドライビング Miss デイジー】
1989年 アメリカ
監督:ブルース・ベレスフォード
出演:ジェシカ・タンディ
モーガン・フリーマン
ダン・エイクロイド
一言で言えば、
くそババアのお話。(笑)
この主人公。
頑固で、ちっとも人の話を聞かなくて、憎らしくて、
とにかくカワイクない。
こんな婆さんに出会ったら、
誰だって、
「くそババアーーーー!」 凸(゜Д゜#)と、キレるに決まってる。
でも・・・・。
その頑なさが、切ない。
あまりにも頑な過ぎて、逆に切ない。
切な過ぎて、
時々笑っちゃう。
老いは、誰にでも訪れるもの。
誰にでも、
どうにもならなくなる時が、必ず来る。
体は衰え、
記憶力は低下し、
耳は遠くなって、視界はボヤけ、手にも足にも力は入らない。
そして、
自分の命が長引けば長引くほど、
見送る側に回らなければならない。
取り残される、言いようの無い孤独感との戦い。
だから、彼女は自分の殻にこもる。
“喜び”を放棄することで、
これらの悲しみから、自分を守ろうとする。
・・・・・でも、
そんな人生の最後の最後に、
“生涯の親友”に出会えたなら。
それなら、
老いも怖くはないね。
“人生、
終わりよければ、すべて良し”
友の存在は、
頑なな彼女に、笑顔をもらたすだろう。
ラストのシーン。
きっと、
くそババアMissデイジーの、顔に刻み込まれた“皺”の深さが美しく見えるはず。
彼女を演じたジェシカ・タンディさん、
お見事です。
当時80歳という、
アカデミー賞最高年齢での主演女優賞を獲得は、さもありなん。
この演技で受賞しないでどうする。
獲るべく人が獲りました。
脇を固める俳優陣も、皆、お見事。
ブラボー。
2012年 6月頃
★★★★★
【ドライビング Miss デイジー】
1989年 アメリカ
監督:ブルース・ベレスフォード
出演:ジェシカ・タンディ
モーガン・フリーマン
ダン・エイクロイド
一言で言えば、
くそババアのお話。(笑)
この主人公。
頑固で、ちっとも人の話を聞かなくて、憎らしくて、
とにかくカワイクない。
こんな婆さんに出会ったら、
誰だって、
「くそババアーーーー!」 凸(゜Д゜#)と、キレるに決まってる。
でも・・・・。
その頑なさが、切ない。
あまりにも頑な過ぎて、逆に切ない。
切な過ぎて、
時々笑っちゃう。
老いは、誰にでも訪れるもの。
誰にでも、
どうにもならなくなる時が、必ず来る。
体は衰え、
記憶力は低下し、
耳は遠くなって、視界はボヤけ、手にも足にも力は入らない。
そして、
自分の命が長引けば長引くほど、
見送る側に回らなければならない。
取り残される、言いようの無い孤独感との戦い。
だから、彼女は自分の殻にこもる。
“喜び”を放棄することで、
これらの悲しみから、自分を守ろうとする。
・・・・・でも、
そんな人生の最後の最後に、
“生涯の親友”に出会えたなら。
それなら、
老いも怖くはないね。
“人生、
終わりよければ、すべて良し”
友の存在は、
頑なな彼女に、笑顔をもらたすだろう。
ラストのシーン。
きっと、
くそババアMissデイジーの、顔に刻み込まれた“皺”の深さが美しく見えるはず。
彼女を演じたジェシカ・タンディさん、
お見事です。
当時80歳という、
アカデミー賞最高年齢での主演女優賞を獲得は、さもありなん。
この演技で受賞しないでどうする。
獲るべく人が獲りました。
脇を固める俳優陣も、皆、お見事。
ブラボー。
2012年 6月頃
★★★★★