山形厚史のブログ

セイカツは夢とシゴト

野宿

2018年09月27日 22時52分45秒 | 日記
バスターミナルのトイレにバッタがいた。

トイレと言えばカマドウマ。

と思っていたけど、今日見たのは違うようだ。

帰って調べたら、コバネヒメギスだった。

やや乾燥した草地が好きだと書いてある。

乾いた掃除用の雑巾の上にいたから、きっとその乾き具合がちょうど良かったのだろう。

夜はバッタにとっても寒いだろうしな。

トイレだろうが寒さをしのげればいい。


そういえば若い頃、トイレの近くで野宿したなあ。

旅の途中だったんだよ。

夜のトイレのなら、臭いから誰も近づかないだろうと思ってね。

そりゃあ誰も来ないよ。

でも臭くて眠れないんだよ。

あと季節が秋だったから、夜中に地べたにごろ寝は寒い。

一応、新聞紙は敷いたけどね。

もう何とかしてくれよと思ったけど、どうにもならないから屋根つきのバス停で寝ることにした。

うとうとしてたら、突然ライトがこっちを照らすわけ。

ルパン三世になった気分だよ。

誰だろうと思ったら、お巡りさんだった。

いろいろ聞かれたけど、注意をして去ってったな。

家出したなんて言えないよ。

まあ、家出した自覚もあんまりなかった。

いやーとにかく寒かった。


さっきのヒメギスはどうしただろう。

考えても悲しくなるから、この辺にしておこう。



今日も来ていただいて、ありがとうございます。