人体マップ

１００メートルを全力で走れる体を作るために、まず現状を把握しなければならない。

そのための人体マップを作った。

チェックする場所は３８ヶ所。

走るという動きを完璧にこなすには、少なくてもそれだけの場所が何の問題もなく連動しないと難しい。

細かい筋肉や骨、内臓は含まれていないから、全てをチェックするには医者の協力も必要になるだろう。

とりあえずは３８ヶ所に分けられたマップ見ながらチェックする。

痛みがある部分には赤ペンでしるしをつける。

赤いしるしはだいたいは上半身に集まっている。

運動不足によるものだ。

下半身に赤いしるしはない。

散歩や通勤、寝る前なストレッチのおかげで、辛うじて運動不足にならずにすんでいる。

マップを書く前に鏡で体形を観察した。

１００メートルを全力で走ると決めて、改めて観察して驚いた。

上半身がプヨンプヨンじゃないか！

しかも下半身はとても貧弱だ。

風呂に入る時は眼鏡をはずすし、いちいち体形をチェックすることもない。

実は全体的にもっとスマートだと思い込んでいたけれど、これが現実だ。

走ることを放棄したような体形。

まずは上半身と下半身のバランスから手をつけていこうか。


今日も来ていただいて、ありがとうございます。