四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

とんぼちゃん 『19の頃』

2021-01-25 10:16:19 | 音楽
♪あなた わたしと はじめて会ったあの日を覚えてますか
 わたし 19になったばかりの小雨降る 午後でした
 雨にぬれてるわたしに そっと傘をさしてくれた
 あの日からわたしの胸に あなたが生きていました

 覚えてますか わたしの涙 あなたのやさしさのため
 胸にしみた別れのことば 今は冷たい想いで
 そろいの古いマフラーひとつ あなたの匂いも消えて
 部屋の灯りをそろそろ消して 眠りにつくわたしです

 そろいの古いマフラーひとつ あなたの匂いも消えて
 部屋の灯りをそろそろ消して 眠りにつくわたしです

フォークデュオとんぼちゃんの『19の頃』
アルバム「とんぼちゃんーもうすぐ20才」に収録。

19の頃に友人からこのLPレコードを借りてカセットテープに録音。
アルバムのなかでこの『19の頃』が一番気に入ってしまった覚えがある。
聴いているとこの詩の情景が浮かんでくる。

“そろいの古いマフラー”

このワードだけで失恋の切なさが伝わってくる。

高校生のころにちょっと憬れていた女の子がいた。
彼女がとんぼちゃんのファンと知って、それから聴くようになったかな。
何か彼女に近寄りたくって、とんぼちゃんの歌を聴いていたのかもしれない。
結局、告白することはできなかったけど、高校を卒業してからもとんぼちゃんの歌は聴いていた。

今でもときどき、とんぼちゃんのCDを聴いている。
聴くとあの頃にタイムスリップする。
あの子と“そろいの古いマフラー”をしたかったなぁ。

19の頃/とんぼちゃん

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