四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

吉田拓郎 『人生を語らず』

2016-12-25 10:30:19 | 音楽
『人生を語らず』
この歌を初めて聴いたのは高校1年の頃だった。
あの頃、70歳の人はもうヨレヨレのおじいさんというイメージであった。

吉田拓郎さん70歳
先日NHKで放送された「SONGSスペシャル吉田拓郎~風のように...なんて考えたことあったなぁ~」
とても70歳にはみえなかった。
あの頃、自分が描いた70歳の男ではなかった。

この秋に行われた首都圏ライブ最終日の模様。
「春だったね」、「やせっぽちのブルース」、「旅の宿」、
「ある雨の日の情景」、そして「落陽」。
なつかしい歌が聴こえてくる。
力強い声量、拓郎節。
聴く者に元気を与えてくれる。

『人生を語らず』
今回のライブの最後の歌。
♪超えて行けそこを 超えて行けそれを
 今はまだ人生を 人生をかたらず

壁にぶち当たった時、僕は何度もこの歌を聴いた。
そこを超えなければならない。
この歌で僕は勇気と元気をもらった。

拓郎さんよりひ一回り下の自分。
拓郎さんの歌(詩)から多くのことも学んだ。
自分の人生は、やはり拓郎さんの歌の一部なのかもしれない。

自分が70歳になった時、あれだけ元気でいられるだろうか。
テレビを観ていてそんなことを思った。


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4 コメント

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私も見ましたよ~ (hirorin)
2016-12-25 14:56:53
良かったですね。吉田拓郎!
やっぱり「浴衣の君は~♪」が好きかなあ。
丁度、中学生になったあたりで深夜放送が流行ってて聞きながら勉強してて。良く流れてました。

拓郎さん、終わってないですね。
終わった人になってなかった。70歳にはとてもとても見えません。

題名忘れたけど「何とかサン、サン、サン」て歌。sunと掛け合わせてたの。
あの歌、元気ソングですよね。
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hirorinさんへ (四代目桶屋金之助)
2016-12-26 11:45:27
hirorinさんとは同世代でしょうか。
僕らの世代としては拓郎さんはカリスマ的存在かと思ってしまいます。
何とかサンサン、歌の題名は「朝陽がサン」です。
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はじめまして (pukariko)
2016-12-26 12:25:01
読者登録、ありがとうございますm(__)m

私も見ました。よく声が出てましたね。
私はやっぱり「落陽」が好きかな。
身を持ち崩しちまった男の話を聞かせてよ・・・
拓郎も言ってましたが、あの時代の若者はほんとに老成してたかも。
岡本さんの歌詞ですが、若者があんな歌詞書いて歌ってたなんて。
今のトシで聴くとまたしみじみとして、人生を思います。
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pukarikoさんへ (四代目桶屋金之助)
2016-12-27 18:52:22
コメントありがとうございます。
「落陽」、今聴いても最高ですね。
ご意見に同感です。
今後ともよろしくお願いします。
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