ギラギラした太陽、猛暑。
そしてゲリラ豪雨だった今年の夏。
そんな8月ももうすぐ終わろうとしている。
暑さも今日は一服か。
なんだか涼しく感じる。
暑さのせいで体も疲れてきている。
倦怠感、虚無感。
毎年、8月も終わろうとするとこの歌が浮かぶ。
石川セリさんの『八月の濡れた砂』
♪あの夏の光と影は
どこへ行ってしまったの
悲しみさえも 焼きつくされた
あたしの夏は あしたもつづく
けだるいメロディが切なさを感じる。
70年代初頭のころを象徴しているようだ。
深夜放送で聴いてすごく心に何かが突き刺さった印象がある。
同名映画の主題歌だった。
リアルタイムで映画は観ていない。
映画公開から何年かが過ぎた頃、テレビで放送された。
夜遅い時間だったかと思う。
ストーリーは正直よくわからなかった。
印象に残ったのは主演の村野武範さん。
ちょっと悪な青年を演じている。
村野さんと云えばテレビドラマ「飛び出せ青春」の太陽学園の先生。
そのギャップが今でも忘れない。
70年代の光と影は
どこへ行ってしまったの
想い出さえも 残しはしない
ぼくらの時代は あしたもつづく
"1972"♪八月の濡れた砂
/石川セリ