熊本地震、本震

昨夜はずっと余震が続いていました。

サイレンとヘリコプターの音で目が覚めました。


高速道路は南関からえびのまで通行止め。
JRも止まっています。


高校も小学校も休校となりました。
三男は学校（寮）に泊めてもらうことになりました。

次男や三男からも連絡がありました。
こちらのことを心配してくれています。
ありがとう。

嫁さんとメルちゃんは、予定通りに和歌山に向かいます。
熊本を離れたほうがいいだろうと判断しました。


電車も止まっているので、父ちゃんは嫁さんに送ってもらって出勤です。
車を置いている駅まで送ってもらいました。

長男は一人で留守番です。
何かあったら貴重品バックを持ってすぐ逃げるように話しました。



職場のほうも大変だったようです。
みんな疲れて、夜勤明けのような顔をしていました。


一日中なんだかずっと揺れているような感じがしていました。



仕事が終わり、食料と飲み物を買って帰りました。

長男と二人で過ごします。
明日も仕事なので長男一人になってしまいます。

心配です。

お風呂の水が濁っていたのでシャワーを浴びて寝ました。



そして、

深夜、1時20分ころ。

再び、突き上げるような地震です。
しかも、昨日よりも強いです。


停電しました。

家具が動いて、あちこちでものが倒れる音がします。
横揺れがいつまでも続きます。

やばい！

長男と二人で外に逃げました。

隣のうちも外に出ていました。
向かいのマンションからも。


ずっと揺れが続いています。

真っ暗な中、状況が全くわかりません。
ただ、轟々と地鳴りが続き、目の前で家のシルエットが揺れています。

嫁さんのお兄さんから連絡が。
津波注意報が出ているとのこと。

とにかく、高いところに逃げよう。
それぞれ車で移動します。

マンションから避難した女性の方も一緒に車で逃げました。


高いところ。
熊本城くらいしか思いつきませんでした。

途中の道では停電で信号が消えていたり、公園にたくさんの人が避難していたり。

一度トイレに寄ろうと思い、コンビニに回りましたが、ガラスが割れ、中に入ることができませんでした。
コンビニの店員さんの案内で近くの避難所になっている中学校へ向かいます。

そこはすでにたくさんの車と人でいっぱいになりつつありました。


テレビで見たことのある光景。

被災。

まさに今、その中に自分がいました。

余震はずっと続いています。
時々強い揺れがあります。


とにかく、明るくなるまではここにいることにしました。
嫁さんも心配してLINEで連絡を取り合います。

眠れない一夜となりました。