「北九州子どもの村」で子育て講演会です。
いつもは留守番する男子たちですが、今日はついてきました。
長男と次男は嫁さんの実家へ。
三男とメルちゃんは学校までついてきました。
龍谷大学の滝内先生のお話でした。
一生懸命聞きました。
以下、父ちゃんの覚書
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これからの学校と学力
これまでの学力はテストで測れる力、これからは生きて働く力・生きる力
生きる力とは、生きているものすべてが環境と効果的に相互作用する能力
求められるのは、変化に対応し課題を解決する能力
情報リテラシー・コミュニケーション能力・多様な価値観との共生・地球環境問題への対応・格差の是正と公正など・・・
情報リテラシーとは、膨大な情報の中から必要な情報を抜き出し利用する能力、そして情報を鵜呑みにしないでメディアに対して主体性を確立すること
こういった生きる力を身につけるのは、認知科学による学習法
自分の知識の不整合に気づき、当惑・驚くことで、不整合を修復する新しい知識を学び、概念を再構築・認知構造を変えていくという学習
そのためには、アメとムチではなく、自ら課題に取り組み、思考・判断・達成する喜びが必要
内発的動機づけ
自分の生活や生き方に引きつけた学習
答えは、教師が求めるものひとつだけではない
理数系が生活に役立つという意識が低いことが問題
生きる力を身につける学校とは、
自分らしく生きられる
お互いを認め合う
みんなが幸せに生きられる
他にも、
便利害と不便益
便利になったために失ったもの
ナビ、パソコンなど
今までは欧米を手本にしてきたが、少子化・高齢化・環境・エネルギー問題など、見習うべき手本がない状態
自分で課題を解決する能力が求められている
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などといったお話でした。
面白い、そしてわかりやすいです。
成績で学校や進路を決めるのではなく、学ぶことの根本・その先を見つめていくことが大事です。
まだまだ現場まかせの部分がある学校教育のようです。
先生方も大変だと思います。
しかし、理想論と言われるかもしれませんが、少なくとも「子どもの村」は、この教育を実践しています。
こういった学校が、もっともっと増えるといいですね。
帰りは温泉♪
【前略、山の上から】
北九州子どもの村のこと、少しでも参考になればうれしいです。
よろしくお願いします。