覆面評論家 改

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井上康生監督一人で考えることではない?柔道協会がだらしないのが原因?

2013-09-04 08:34:32 | 柔道
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井上監督「もっと地力のある選手を」/柔道

サンケイスポーツ 9月1日(日)7時0分配信

 柔道・世界選手権第6日(31日、リオデジャネイロ)女子78キロ超級の田知本愛(24)=ALSOK=は準決勝に進出。男子100キロ級の小野卓志(33)=了徳寺学園職=と同100キロ超級の七戸龍(24)=九州電力=はともに準々決勝で敗れ、敗者復活戦へ。男子最重量級は6大会連続で金メダルを逃した。30日の男子90キロ級で西山将士(28)=新日鉄住金=は2回戦で敗退。女子78キロ級の佐藤瑠香(21)=コマツ=は準々決勝で敗れ、同級の緒方亜香里(22)=了徳寺学園職=と女子70キロ級の田知本遥(23)=ALSOK=は初戦敗退した。

 軽量3階級制覇から一転、課題が浮き彫りとなる連敗だ。長島が初戦で姿を消した前日の81キロ級に続き、90キロ級も西山が2回戦敗退。日本男子の“アキレス腱”ともいえる2階級で改めてもろさが出た。

 「このような結果になって情けなく思う。もっと地力のある選手を作っていかないといけないと思っている」

 井上康生監督(35)は完敗を認めた。西山はカザフスタン選手に崩され、狙い澄ました腕ひしぎ十字固めに「参った」。顔をゆがめながら右腕を抱え、わずか23秒で畳を後にした。ロンドン五輪銅メダリストは「すきがあった。ハート面に甘さがあった」と涙を浮かべた。

 1995年幕張大会の78キロ級・古賀稔彦、99年バーミンガム大会の90キロ級・吉田秀彦が金メダルを獲得した中量級だが、2005年カイロ大会の90キロ級・泉浩以来、世界選手権では優勝から遠ざかっている。井上監督は競技人口の多さに加え、外国選手が手足の長さを生かした関節技を多用していることを指摘。今年2月のルール改正で脚取り禁止や寝技によるポイントが5秒短縮されたことが、影響していると分析した。

 「寝技の研究をしていかないと。柔術やサンボの技術を学んでいきながらやっていく必要がある」

 重量級に加え、中量級も大ピンチ。指揮官は多様化する世界の柔道に合わせ、さまざまな格闘技の要素を取り入れる考えを示した。
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柔道に様々な格闘技の要素を取り入れる必要はなく、それぞれのコンセプトを理解し相手の攻め手を知ることが必要である。

そのために各種格闘技を学ぶことが必要となる。

各選手が各個に対策を練るだけでなく、柔道界一丸となった研究が必要である。

いままで体罰的な厳しさ一辺倒の指導方法であり、頭脳的な戦略などまるでなかった。

個々では頭を使って戦っていたが、協会の筋の通った一貫した指導ができていなかった。

戦略的思考ができれば解決策はあるが、義務教育から大学入試までの洗脳教育で柔軟性を失った日本人には難しいかもしれない。


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