覆面評論家 改

サッカー、格闘技などスポーツ全般を綴ります。
日本の弥栄を祈念

地味だが超弩級の研究成果?応用が無限に広がる?

2015-11-21 08:35:49 | 時事問題
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大きいほど幸福感?脳の部位 京大、世界初の相関解明

京都新聞 11月20日(金)21時30分配信

 幸福を強く感じる人ほど右脳の特定部位が大きいことを、京都大医学研究科の佐藤弥准教授らが突き止めた。幸福感と脳の構造の相関を解明したのは初めて。英科学誌に20日発表した。
 心理学では幸福感の強さを質問用紙で数値的に計測できるとされる。佐藤准教授らは、質問結果と磁気共鳴画像装置(MRI)で測定した脳の各部位の体積で相関を調べた。
 10~30代の男女51人で実施。質問用紙を使い、幸福感について尋ねた。質問への回答を数値化し、各人の脳の各部位の体積と比べた結果、幸福感が強い人ほど右脳の内側にある「楔前部(けつぜんぶ)」が大きいと分かった。
 また、快・不快と人生の意味についても質問し、回答を数値化すると、同様に楔前部(けつぜんぶ)の体積と相関していた。快・不快と人生の意味の感じ方は幸福感と関わりがあるという心理学の知見を脳科学で裏付けた。
 楔前部は左右の大脳半球にある。右側の体積だけ大きかった理由は、右脳が感情を担うとする説と関連する可能性があるという。佐藤准教授は「幸せの意味は古代の哲学者以来、考えられてきた。脳科学的な視点で幸福の一端を解明できた」と話す。*****


脳の大きさは頭の良さとは関係ない、と言われてきたが、少なくとも脳の一部の機能については大きいほうが良い
ことが解った。

この論理が全ての部分についても同様と言えるかは今後の研究に期待したい。

今回の成果は

>佐藤准教授は「幸せの意味は古代の哲学者以来、考えられてきた。脳科学的な視点で幸福の一端を解明できた」

以外に脳研究の一つの手法を提示したことだ。

この手法を使えばより複雑で抽象的な思考を、脳のどの部分が司っているか解明できる。


国立公立病院の赤字の原因は?まずは当たり前のことからでもいい?

2015-11-04 15:07:44 | 時事問題
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病院の赤字拡大=平均1.1億円―厚労省調査

時事通信 11月4日(水)9時7分配信

 厚生労働省は4日、全国の病院や診療所の経営状況を調べた医療経済実態調査の結果をまとめ、中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)に報告した。
 2014年度の一般病院の1施設当たり平均赤字額は1億1778万4000円で、前年度の6191万2000円から2倍近くに拡大した。
 一般病院のうち、民間は黒字を確保したが、国立、公立はともに赤字で厳しい経営が続いている。一般診療所は、収益は悪化したものの、黒字を維持した。
 平均年収は、民間の院長が前年度比0.1%増の2930万4083円。勤務医が、民間で2.1%減の1544万4200円、国立で1.9%増の1425万3163円、公立で1.0%増の1494万182円。一方、開業医(医療法人開設の一般診療所の院長)は0.5%減の2913万5115円だった。
 同調査は、2年に1度の診療報酬改定の基礎データを集めるために実施。病院1365カ所、診療所1637カ所などから有効回答を得た。 
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地方自治体が運営している病院(市民病院でない県庁直轄の病院)に行ったことがある。

午後からであったが、順番待ちの患者が全くおらずスグに診察で驚かされた。

お役所だから患者がいないほうが仕事が楽でいいかも、と思ったか思わなかった知らないが、全国に散在するのであろう。

赤字部分は税金で負担になるのだから、相応の努力は必要である。

命に別状のない病気の診察であれば、空いている病院は非常に魅力的である。

役人といえども経営センスは必要と感じた。