東大女子ボクサー、KO負け/ボクシング
日刊スポーツ 3月3日(日)12時53分配信
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<プロボクシング女子スーパーフライ級4回戦>◇3日◇東京・後楽園ホール
現役東大生ボクサーがプロデビューも、1回TKO負けを喫した。
農学部4年の石田しおり(23=アルファ)が、1戦1敗の大石久美(33=ワタナベ)と対戦。経験の差は大きく左ストレートをもらい続け、1分48秒にレフェリーストップ。試合前は笑みも試合後は涙が止まらなかった。
「休憩のゴングだと思ったのでびっくり。何もできずに終わって、後悔ばかり。プロのリングで一生の記念にはなります」。4月からは商社に入社する。高2でダイエットのために始め、昨年10月から本格的にプロを目指し、1月のテストに合格したばかり。「仕事で親孝行するのが最優先。今後は分かりませんが、もっと練習はしたい」と悔しそうに話した。
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現役東大生ボクサーの肩書きで、実力よりも話題が先行していたが、実力どおり負けてしまった。
この負けは石田しおりに、幸いであると考える。
東大農学部に在学していたということは、彼女に国の税金がつぎ込まれていたのである。ボクシングにエネルギーと時間を費やす暇があったら、勉強してきたことを、世の中に還元してください、と言いたい。
趣味でやるボクシングなら大いに結構。血の循環をよくして、頭の働きもよくなり、ストレス解消も解消して益がある。
小学生の時から頭が良く、東大に余裕で合格したららしいが、世の中を甘くみないほうがいい。どんなに頭がよくても、自分の知っている事実は、全体のほんのわずかかもしれない。
石田しおりよりも、生まれつきIQ(大人の偏差数値200以上)が高く、理解力・記憶力も優れ、滝のごとくアイディア・企画・発明が湧き出る人間がいる。しかし学校にも行けず、仕事も頭を使う仕事につけず苦労している。
ひょっとしたら、石田しおりは不相応に東大に入ったかもしれないのである。後ろ指さされないためにも、東大にふさわしく知的労働で、実績をあげるべきだ。
日刊スポーツ 3月3日(日)12時53分配信
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<プロボクシング女子スーパーフライ級4回戦>◇3日◇東京・後楽園ホール
現役東大生ボクサーがプロデビューも、1回TKO負けを喫した。
農学部4年の石田しおり(23=アルファ)が、1戦1敗の大石久美(33=ワタナベ)と対戦。経験の差は大きく左ストレートをもらい続け、1分48秒にレフェリーストップ。試合前は笑みも試合後は涙が止まらなかった。
「休憩のゴングだと思ったのでびっくり。何もできずに終わって、後悔ばかり。プロのリングで一生の記念にはなります」。4月からは商社に入社する。高2でダイエットのために始め、昨年10月から本格的にプロを目指し、1月のテストに合格したばかり。「仕事で親孝行するのが最優先。今後は分かりませんが、もっと練習はしたい」と悔しそうに話した。
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現役東大生ボクサーの肩書きで、実力よりも話題が先行していたが、実力どおり負けてしまった。
この負けは石田しおりに、幸いであると考える。
東大農学部に在学していたということは、彼女に国の税金がつぎ込まれていたのである。ボクシングにエネルギーと時間を費やす暇があったら、勉強してきたことを、世の中に還元してください、と言いたい。
趣味でやるボクシングなら大いに結構。血の循環をよくして、頭の働きもよくなり、ストレス解消も解消して益がある。
小学生の時から頭が良く、東大に余裕で合格したららしいが、世の中を甘くみないほうがいい。どんなに頭がよくても、自分の知っている事実は、全体のほんのわずかかもしれない。
石田しおりよりも、生まれつきIQ(大人の偏差数値200以上)が高く、理解力・記憶力も優れ、滝のごとくアイディア・企画・発明が湧き出る人間がいる。しかし学校にも行けず、仕事も頭を使う仕事につけず苦労している。
ひょっとしたら、石田しおりは不相応に東大に入ったかもしれないのである。後ろ指さされないためにも、東大にふさわしく知的労働で、実績をあげるべきだ。