覆面評論家 改

サッカー、格闘技などスポーツ全般を綴ります。
日本の弥栄を祈念

長友佑都はどこへ行った?イタリアでは本田圭佑ばかり目立っている?

2014-09-18 06:42:04 | 長友佑都
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[EL]インテル長友、「筋肉疲労」で招集外…18日EL初戦の欠場が決定

ゲキサカ 9月17日(水)13時7分配信

 インテル(イタリア)は17日、18日に行うヨーロッパリーグ(EL)グループリーグ初戦の敵地でのドニエプル(ウクライナ)戦に向けた招集メンバー 22人を発表した。日本代表DF長友佑都はメンバーから外れ、欠場が決定した。招集外となった理由について地元メディアは「筋肉の軽い疲労のため」としている。

 先月31日のセリエA開幕戦に途中出場した長友は、日本での代表戦2試合に出場した後、14日のセリエA第2節のサッスオーロ戦に先発出場。しかしその試合で左太ももに違和感を訴えて後半17分に途中交代していた。

以下招集メンバー
▽GK
サミール・ハンダノビッチ
フアン・パブロ・カリーソ
トンマーゾ・ベルニ

▽DF
フアン・ジェズス
マルコ・アンドレオッリ
ウーゴ・カンパニャーロ
ネマニャ・ビディッチ
ドドー
アンドレア・ラノッキア
イブラヒマ・エムバイェ
ダニーロ・ダンブロージオ

▽MF
ジョナタン
マテオ・コバチッチ
フレディ・グアリン
ズドラヴコ・クズマノビッチ
ジョエル・オビ
レネ・クルヒン
エルナネス
ヤン・エムビラ

▽FW
パウロ・オスバルド
ロドリゴ・パラシオ
マウロ・イカルディ
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長友は最近影が薄い。

本田や香川の注目度に比べると、マスコミの報道が少ない。

報道される活躍もなく、代表戦でも目立たなかった。

代表戦をテレビで見ていても長友の名前がでてこない。

長い距離を走っての献身的なプレーは認識されているが、それだけでは埋もれてしまう。

クラブで確固たる地位を築くためにも、得点に絡みたい。

試合中のどこかで仕掛けが必要だ。

敵味方に疲れが出たあたりに、少々無理があっても勝負にでてもいいかもしれない。

長友佑都と本田圭佑は登り続けるが?低い山の頂上では役に立たない?

2013-09-27 11:00:12 | 長友佑都
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SOCCER KING 9月22日(日)21時18分配信
インテル長友が先制アシスト…圧巻7ゴールでの大勝に貢献

 セリエA第4節が22日に行われ、サッスオーロと日本代表DF長友佑都の所属するインテルが対戦。長友は先発出場した。

 アウェー戦に臨んだインテルだが、開始早々の7分に先制点を挙げた。ロングボールから左サイドを一気に抜け出した長友がクロスを供給。ゴール前に走り込んだロドリゴ・パラシオが、滑り込みながら合わせてゴールネットを揺らした。

 インテルは幸先良く先手を奪うと、一気に畳み掛けた。23分には、パラシオのシュートがGKに弾かれたところを、サフィル・タイデルが押し込み追加点をマーク。33分にも右サイドのフレディ・グアリンのクロスからサッスオーロのオウンゴールが生まれ、リードを広げた。

 3点差で後半に入ると、53分にはパラシオのシュートが弾かれたところをリカルド・アルバレスが押し込み、4点目を奪った。インテルのゴールラッシュはさらに続き、64分には負傷で長期離脱していたディエゴ・ミリートが得点。75分にもエステバン・カンビアッソがミドルシュートを突き刺して、6点目を挙げた。

 攻撃陣が爆発したインテルは、83分にも再びミリートが得点した。守備陣もサッスオーロを完封して、7-0と大勝。敵地での7点差勝利で、クラブ新記録を更新した。なお、長友はフル出場した。

SOCCER KING
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長友佑都はW杯に向けて高い目標を設定し、インテルで結果をだして次々クリアしている。

本田と長友はポジションを獲得し階段を上り続けている。

他の代表メンバーはどうだろうか。

欧州組では内田と川島は満足できる状況であるが、他はぱっとしない。

スタメンからはずれたりして、課題を設定し技術を高めることが難しい選手がほとんどである。

国内組はポジションを獲得している選手がほとんどであるが、J2が戦場では心もとない。

本田の問題発言が的確なだけに危うい。

J2レベルでトップでも、いざ世界のトップと対戦して1対1で対応できるかどうなのか、との疑問である。

本田の問題発言のとおり無理なのだろう。

日本代表の大量失点の原因は複数あるが、その中で大きな要因の一つはJ2レベルにある。

長友佑都の境地は日本人に自信を?しかも更なる高みが見えている?

2013-09-13 14:03:06 | 長友佑都
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フィジカルモンスター復活! 長友が身体能力でもガーナを圧倒

ISM 9月11日(水)8時25分配信

 アフリカ勢特有の身体能力を誇るガーナに対し、フィジカル勝負でひけをとらないどころか凌駕さえしていたのが長友佑都だった。ボールを持って勝負を仕掛ければ、キレのあるドリブルで対峙する相手を翻弄。守備の局面でも機敏な反応でガーナの選手に自由を許さず、攻守において一対一の強さを見せつけた。

 奇しくも4年前の9月9日、長友はオランダ遠征でガーナと対戦していたが、その時と今回とでは相手から受ける印象がまったく違った。「2009年の時にガーナとやった時はフィジカルの強さだったり衝撃を受けたけど、今日がそのレベルだったのかというと、ちょっと自分自身分からなくて」。あの時のようなインパクトを感じることはなかったという。

 当時とは環境がガラリと変わっていた。世界屈指の名門クラブ、インテルで驚異的な能力を持つチームメートたちとトレーニングを重ねたり、ハイレベルな舞台でワールドクラスの選手たちとしのぎを削ったりすることで、トップクラスの身体能力を誇る相手と対峙することにもすっかり慣れていた。

 日本屈指のフィジカルの強さを誇る本田圭佑でさえ「身体能力のところはやっぱり世界レベルかなと正直感じた」と認めるなかで、長友は「トップレベルの選手とやれることで、感覚がマヒしているというか。フィジカルがすごい衝撃的だったのに、今は負ける気がしない」と言い切った。

 ガーナがベストメンバーでなかったことは事実だが、身体能力という観点だけで見れば、ボアテングやギャンら主力と今回出場した若手選手の間にそこまで大きな差はなかった。長友も「ボアテングだったり、ガーナの選手とはけっこうやっているので、フィジカル的には彼らも劣っていなかったとは思う」と証言する。

 そういった相手に対しても異彩を放った長友の身体能力。昨年に左ひざ半月板を損傷してからコンディションがなかなか戻らずに苦労している姿も見られていたが、いよいよ日本が誇るフィジカルモンスターが本来の力を示し始めた。(神谷正明)
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サッカー選手のなかで身長の低い長友が、ガーナ選手にフィジカルで勝っているのは頼もしい。

日本人は身体能力で劣る、と間違った認識がまかりとおってきた。

江戸時代、日本人の身体能力は誇れるのもだった。

タフな人力車の車夫に肉食をさせたら、もっとすごいだろうと外国人は思ったらしい。

ところが肉食を始めたとたんにスタミナがなくなった。

日本人には古来からの食事が向いていたのである。

話しは変わって、長友は菜食をしてから体力があるわけではない。

計画的に鍛錬し世界レベルの肉体を手に入れた。

日本人に必ずしも適しているとはいえない、欧米風な鍛錬で到達したことは、日本人の肉体的資質は十分にあるかもしれない。

長友佑都、本田圭佑、香川真司が生きるも死ぬも?長谷部誠の役目は大きい?

2013-09-08 07:14:07 | 長友佑都
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スポニチアネックス 9月8日(日)7時0分配信
ザックJ ガーナ戦と今後見据え3巨頭“NHK”が土曜討論

 ザックジャパンの「NHK」が緊急会談だ。グアテマラ戦から一夜明けた7日、日本代表は大阪府内で調整。DF長友佑都(26=インテル・ミラノ)、MF本田圭佑(27=CSKAモスクワ)、FW香川真司(24=マンチェスターU)の3人は並んでジョギングしながら、課題や今後について話し合った。練習後には10日のガーナ戦(日産ス)に備えて横浜入り。来年のW杯へ向け、頭文字がNHKのトップ3が結束してチームを引っ張る。

 試合翌日のクールダウン。ピッチを周回する集団は自然といくつかのグループに分かれ言葉を交わした。柿谷らは前方を走る。しかし、最後尾には明らかに異質な集団が形成された。長友と本田。ここまではいつも通りの“2トップ”。そこに香川が合流した。実現した「N(長友)H(本田)K(香川)会談」。長友は「(グアテマラ戦は)ピッチ中央で細かいパスを回しすぎていた。サイドに1回振って、空いたところを中に攻めようという話をしました」と一端を明かした。

 その反省は中3日で迎えるガーナ戦、そして来年のW杯を見据えたものでもある。長友は「(グアテマラに)アルゼンチンは6―0で勝っている。最終的な精度を伸ばしていかないと」と話した。6日の試合後にはブラジル代表DFダビド・ルイスを例に出すなど、常に視線は世界一に向いている。3―0と快勝した試合も、分析は自然と厳しくなる。

 NHKでチームをけん引する。過去に長友は「(本田)圭佑と(香川)真司との三角形はどこにも負けない」と話した。左サイドとトップ下のトライアングルこそが、日本の強みだと自負している。思いは香川も同じ。グアテマラ戦は不発に終わったが「(クラブで試合に出られず)周りはいろいろ言ってくるけどブレずにやる。(試合に出ていない)せいにされるのが一番嫌。プライドと責任を持ってやっている」と巻き返しを誓う。

 その連係が通用するのか測る上でもガーナは格好の相手になる。FIFAランクは日本より上位の24位だが、長友は「僕らのサッカーを徹底してやりたい」と力を込めた。W杯優勝を目指す上で、負けていい相手などない。NHKのコンビネーションとメンタリティーを浸透させW杯へ。その時、歴史が動く。
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3巨頭が結束すれば力になるが、それだけではW杯での上位は難しい。

3巨頭が核となり代表が一丸となるためには、強いリーダーシップが必要だ。

主将の長谷部誠がどれだけまとめられるかが、ポイントになる。

長谷部が全員とコミュニケートし、本音をさぐりつつチームで影響力の高い3巨頭と話しを詰め、牽引していくのが理想だ。

チーム全体が、人間の身体のように動くことができて勝利できるのだ。

長友佑都や本田圭佑らの壁は高いが?遠藤と今野はJ2のもろい壁なのか?

2013-08-20 11:40:22 | 長友佑都
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東スポWeb 8月16日(金)16時14分配信
長友災難!空港に半日缶詰め

空港内で半日も待った長友は苦笑いで出発

 日本代表DF長友佑都(26=インテル)がとんだ災難に見舞われた。当初、15日昼の便でイタリアに戻る予定だったが、機体メンテナンスと運航上の理由により欠航。夜の別のフライトに振り替えられた。長友はすでにチェックインしていたため、半日近く空港滞在することになったのだ。

 惨敗したウルグアイ戦は右太ももの張りで欠場したが、日本代表の現状については前向きに捉えている。「前回(代表監督)の岡田(武史)さん時代を思い出す。ここを乗り越えたとき、ひと花もふた花も咲くのかな。一人ひとりが壁を乗り越えれば間違いなく来年はすごい結果になる」。2010年南アフリカW杯でも直前まで成績が振るわなかったが、本大会ではベスト16入り。その再現を目指すという。
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時には楽観的に考えることも必要である。

長友はクラブでレベルの高い戦いを通じて、己の壁を越えようと努力している。

日本代表の多くが、海外で国内より厳しい戦いをしている。

先日のJリーグ軽視の本田の発言ではないが、国内で鍛える壁は若干もろい物である。

遠藤や今野はそれを自戒し壁をより高く設定する必要がある。

長友佑都はベンチでハタと気づいた!気づきの連続で日本代表は強くなる?

2013-08-15 08:53:49 | 長友佑都
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日刊スポーツ 8月14日(水)23時53分配信
長友「日本の攻撃は手数多い」/親善試合

<親善試合:日本2-4ウルグアイ>◇14日◇宮城スタジアム

 右太もも前の張りのためベンチで試合を見届けたDF長友佑都(26=インテルミラノ)は、ウルグアイとの差に言及した。

2カ月で世界一周…時差ボケでぐちゃぐちゃ

 「向こうはシンプルにゴールを狙うパス回し。日本の攻撃は(ゴールに向かうまでの)手数が多い。ボールを持つためのパス回しになっている」と印象を語った。
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以前テレビ放送で、得点までのパス回数についての分析をしていた。

記憶が正しければ、3~4回のパスが得点へ直結していると解説されていた。

長友佑都の分析は正鵠を射た指摘であるかもしれない。

余計な手間をかければ、ミスをする機会が増える。

勝利のためには詳細なデータ分析が必要である。


長友佑都は金のなる木?日本もちゃっかりとインテルブランドを活用しよう?

2013-08-01 20:13:55 | 長友佑都
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毎日新聞 8月1日(木)18時56分配信
<サッカー>「第2の長友」育成…インテル、日本校開設へ

 サッカーのイタリア1部リーグの名門インテル・ミラノの育成組織の日本校となる「インテルアカデミージャパン」が今年10月に開校することが1日、東京都内で発表された。「インテルアカデミー」は日本代表DF長友佑都も所属するインテル・ミラノのスクールで、イタリア本部からヘッドコーチらが来日して指導するほか、元日本代表FWの城彰二氏がテクニカルディレクターを務める。

 「インテルアカデミージャパン」は幼稚園児から小学6年生が対象で、東京の代々木と渋谷、長野県佐久市の3カ所で指導が行われる。また年に1回、約20人を選び、イタリア研修を行うという。

 来日したイタリア本部指導責任者のマルコ・モンティ氏は「技術だけでなく、人間形成も進めていきたい」と方針を示した。城氏は「子供たちを支え、育てていきたい。一人でも多くインテルに輩出できるようになれば」と「第2の長友」の育成に向けて抱負を語った。【村社拓信】
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インテル・ミラノは長友佑都を獲得したお陰で、利益が多かったのであろう。

戦力としても使えたし、日本人のグッズ購入で利益をあげ、日本人のサッカーセンスも伺い知ることができた。

スクールをつくれば安く才能を発掘できるし、インテルのファン獲得にもつながる。

日本のスポンサー探しも容易になる。

長友様で大もうけである。

しばらくは長友もインテルで安泰である。

W杯まで実力アップのために、今のいい状況を大いに活用したい。

長友佑都の気配り目配りは日本代表の貴重な力?裏方もチームの総合力である!

2013-06-06 08:24:17 | 長友佑都
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【日本代表コメント】長友「僕らは本気で優勝狙っているんで」

デイリースポーツ 6月4日(火)22時0分配信

 「W杯アジア最終予選、日本1‐1オーストラリア」(4日、埼玉)

 DF長友佑都「うれしいですけど、まだまだ僕らは本気でワールドカップ優勝を狙っているんで。これは通過点だと思うので、個人としてもそうだし、成長していかないといけない。努力していきます。(同点のPKの場面は)ケイスケ(本田)はメンタル強いんで、アイツなら決めてくれると思いました。さすがです。ワールドカップ出場を決めることができたのも、ユニホームを洗ってくれたり、マッサージをしてくれたり大舞台を裏方の人が支えてくれた。僕らは幸せです」
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苦労人の長友佑都は一味違う。縁の下の力持ちに感謝でき、人間としても一流である。

イタリアでもチームの皆に愛されているのは、目配り気配りができるからだ。

引退後指導者になってからも必要な資質である。

指導者として大成するためにも、選手として世界での舞台で実績を積み重ね、広く知られる存在になる必要がある。

長友佑都の故障を糧に!ケガのリスクを下げる知的戦略の構築を?

2013-04-21 10:27:52 | 長友佑都
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長友、左膝手術へ帰国 原委員長「W杯予選厳しい」

スポーツ報知 4月21日(日)7時5分配信

 左膝外側半月板を損傷したインテルの日本代表DF長友佑都(26)が、日本国内で手術を受けるために緊急帰国していたことが20日に分かった。

 この日、味の素スタジアムでF東京―名古屋戦を視察した日本サッカー協会の原博実技術委員長(54)が帰国の事実を認め「手術や入院もそんなに長いわけではないが、その後のリハビリをどこでやるかが大切」と説明した。原委員長は長友サイドと状態確認などを進めており「しっかり診察してもらうことが大事。その後は本人やインテルが決める。代表ドクターが検査の見解を伝えることは当然ある」と語った。

 近日中に手術予定で、イタリアのトゥット・スポルト紙はこの日、「大阪で手術を受ける」と報じている。
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長友佑都は運動量の多い選手であるので、故障のリスクは多くなる。ここまでのひどいケガをしたのは、直接の原因となったプレーが問題なのでなく、疲労の蓄積が根本の原因である。

脚の疲労に自覚があったかどうかしらないが、選手やスタッフに体の知識がもっと必要である。

そして自覚できない疲労や体の異常を早期発見するために、医療機関と協力し独自の検査が必要である。

脚のスキャンをするとか、東洋医学の知識のある医者が診察する等、定期検査を確立する。これにより選手寿命も延び、経験の積み重ねができ技術も向上する。



組織力で本田圭佑、長友佑都の穴を!吉田麻也、香川真司の才能はより輝く?

2013-03-09 09:03:28 | 長友佑都
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緊急事態!ヨルダン戦、本田&長友は厳しい

サンケイスポーツ 3月8日(金)5時0分配信
緊急事態!ヨルダン戦、本田&長友は厳しい

勝てば5大会連続W杯出場が決まる大一番に王様が不在の危機(写真:サンケイスポーツ)

 ザック・ジャパンが“飛車角落ち”のピンチ! 日本サッカー協会・原博実技術委員長(54)が7日、欧州視察から帰国。勝てば5大会連続出場が決まる26日のW杯アジア最終予選・ヨルダン戦(アンマン)に関し、所属クラブで戦線離脱中のMF本田圭佑(26)=CSKAモスクワ、DF長友佑都(26)=インテル・ミラノ=について「間に合うかどうかは厳しいかもしれない」と欠場も視野に入れていることを示唆した。この2人も含め、欧州クラブ所属の19人に招集レターを送付。回復を信じて推移を見守る。

 5大会連続となるW杯チケットを目前に、ザック・ジャパンが「背骨」と「翼」を欠く可能性が出てきた。欧州視察を終え、羽田空港に到着した原技術委員長はMF本田とDF長友について、楽観視できない状況を明かした。

 「間に合うかどうかは厳しいかもしれない。可能性があるのであれば、呼びたいと思っている。(所属クラブとは)慎重に情報交換している」

 本田は6日にモスクワ郊外の練習場で別メニューの練習を開始したものの、インフルエンザによる体調不良、バルセロナの病院での右膝検査と古傷の足首痛の治療で2月13日からチームの練習に参加できていなかった。長友は同24日のACミラン戦で左膝靱帯(じんたい)などを負傷し、戦線離脱した。

 特に不安視されるのは本田だ。6日にモスクワ郊外の練習場で練習を再開したが、CSKAのヤルドシュビリ医師は地元メディアに「いつ万全になるか、はっきり言えない」とコメント。原委員長も「(現在の体調について)細かい部分は言えない」と明言を避けた。

 W杯最終予選で4得点の本田について、アルベルト・ザッケローニ監督(59)は「背骨は変えたくない」と、不動のトップ下として絶大な信頼を寄せてきただけに、欠場となれば大きな痛手だ。不動の左サイドバックとして欠かせない長友はブログで早期復帰を示唆。17日のサンプドリア戦での復帰を見据えて回復メニューに取り組んでおり、熱い思いが実を結ぶ可能性は十分にある。

 日本協会はこの日、本田、長友を含む19人の所属クラブに招集レターを送付したことを発表。2人の所属クラブには「負傷状況は把握しているが(出場の)可能性があればギリギリまで待って判断したい」という内容の異例の文言も加えた。

 「(本田が)万全になるよう(クラブと)連絡をとっているし、そこを無視して呼ぶことは思っていない。彼ができるだけ一番いい状態でやれるのがいい」と原委員長。ヨルダン戦前の強化試合・カナダ戦(22日、ドーハ)で、数分間でもピッチに立てることを一つの判断基準に、今は2人の回復を信じて待つ。
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本田、長友は日本を代表する、世界に通用する選手である。しかし2名が欠場でヨルダン戦が危ないのなら、日本代表に未来はない。

かつて、読売ベルディの全盛期、三浦和義、ラモス、北沢豪、柱谷哲二らが代表召集で抜けた後、菊原志郎、永井、阿部などが活躍し、レギュラー組よりも強かった。

日本のエースが抜けようと、組織力があれば、遜色なく戦うことができるのである。チームの戦術を理解し、徹底させることができれば何ら問題ない。

香川真司、本田圭佑、長友佑都、吉田麻也等のトップクラスが何故必要かというと、組織プレーの能力が高いことに加え、個人の才能の付加価値がつくからだ。

彼らを追っかける、欧州で活躍する日本人も増えた。付加価値はまだ小さくとも、日本代表は務まるレベルである。後はザッケローニの手腕の問題である。