覆面評論家 改

サッカー、格闘技などスポーツ全般を綴ります。
日本の弥栄を祈念

イビチャ・オシム監督 川口能活の頭脳改造

2006-09-02 19:36:16 | サッカー
平成18年9月3日のアジア杯予選サウジアラビア戦に向けて、サウジアラビア第2の都市ジッダで特訓を続けるオシムジャパン。

オシムジャパンのダメ出し第1号は、川口能活となった。イビチャ・オシム監督の頭脳トレーニングの洗礼を受け、思いとおり動けなかったからだ。

オシム監督は全体練習の中で川口能活をゴールマウスではなく、センターサークルの中に入るように指示した。そして白いビブスを着せた上に、司令塔の練習をさせた。

イビチャ・オシム監督の頭脳トレーニングは、川口能活も避けて通れない。日本代表が強くなるためには、GKも例外ではない。

イビチャ・オシム監督の意図は、その発言から明白である。?川口が得意としているスローイングで、「とにかく視野を広く。もっと遠くへ投げろ」と指示。?その際には相手の選手が味方をマークしていても「構わない」という。

?はイビチャ・オシム監督の目には川口能活のスローイングはまだ甘い。スローイングからの得点チャンスを逃している事を言いたいのだ。正確に遠くに投げればそのままゴールを狙える状況をつくることができる。敵チームが全体を押し上げているときは絶好のチャンスだ。味方の攻撃の切り替えが少し遅いことにも問題があるが、川口能活にもその意識が足りないのは事実だ。

?はイビチャ・オシム監督の戦術の真髄である。走るサッカーには相手のマークは関係ない。頭を使って走れば関係ないのだ。ボールを持たない3人目の走りがあるから、より効果を発揮する。マークがきつくてもワンタッチでボールをまわせば問題ない。そのために頭脳トレーニングや走ることが必要なのだ。



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。