覆面評論家 改

サッカー、格闘技などスポーツ全般を綴ります。
日本の弥栄を祈念

茨の道を乗越えて北京五輪へ進め! 山本“KID”徳郁

2006-11-09 20:31:15 | K-1
2年後の北京五輪を目指してアマチュアレスリングに復帰した総合格闘家の山本“KID”徳郁が、NYAC国際オープン(アメリカ)出場を調整不足のため断念した。復帰への意気込みはどうなったのだろうか?

山本キッドは先日、年末のDynamite!!について、「試合を見ちゃうと出たくなりますよね」とほのめかしていた。山本キッドに迷いは禁物だ。総合格闘技とアマチュアレスリングの両立も不可能ではない。しかしどちらか一つを主体にしなくてはならない。

北京五輪で金メダルを狙うと宣言した以上は、やはり山本キッドはアマチュアレスリングに集中するべきだ。ギャラを稼がないと生活ができないとか、総合格闘技で暴れないと練習でのモチベーションが保てない等の理由があれば、単発でのDynamite!!もありえる。

しかし心身を極度にすり減らす、チャンピオンレベルの試合は厳しい。スケジュールを綿密に組みアマレスに支障がない様にしてもだ。金メダルも総合格闘技のトップ争いも、中途半端な気持ちでは怪我のもとである。

Dynamite!!は厳選されたメイクマッチだけに限定したい。万が一不覚をとった場合、アマレスとプロ格闘家として傷が大きい。負けてキャリアに傷がつくことが問題なのではなく、精神的ダメージを受けることが最も恐い。

絶対勝てるべきはずの相手に、中途半端な調整で負ければ、悔やんでも悔やみきれない。総合格闘技に限らず、手を抜いたり中途半端なことをして、トップから転げ落ちた格闘家は大勢いる。山本キッドが今後どのように身のふりかたをしようとも、試合には必ず勝たねばならない。



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