田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

夏の花:常緑山法師

2020年06月25日 | 花さんぽ・花めぐり

月曜日、義母が買い物に行きたいというので、送迎しました。

ところがどこもかしこもいつもより酷い渋滞。どうしたことでしょうか?

お中元商戦? 10万円? 他県への移動自粛解除? 給料日には早い。 ボーナスにも早い。 雨?・・・?

’080628 「ジョウリョクヤマボウシ(常緑山法師)’ホンコンエンシス「月光」’」(ミズキ科)

通常の「ヤマボウシ(山法師)」は日本原産の落葉高木ですが、「常緑山法師」は中国原産の常緑中低木。

花弁に見えるのは、総苞で、中心にある小さな部分が花です。

開花期:5~6月。花色:白、クリーム色。

ヤマボウシの品種の中で最も花付きが良く、木を覆う様にびっしりと花を咲かせます。

花径は落葉のヤマボウシと似て大きく、華やかです。

’200620 小型の葉で枝葉が密に付き、葉は明るい艶のある黄緑色。

’071006 食用可能な実。「ヤマモモ」と比べてあまり美味そうに見えない。

ヒマラヤヤマボウシ」樹形が乱れがちです。

’200904 ヒマラヤヤマボウシの実。果期は9~11月。


夏の花:ストケシア

2020年06月24日 | 花さんぽ・花めぐり

先日、市役所から「肝炎ウイルス検査受診券」が送られてきました。

5歳刻みの年齢に達する人に送られ、肝炎による健康障害の回避などが目的とのこと。

今までは会社の健保では一度も検査受診をしたことがありません。

「特定健康診査」と同時に受けると、検診の採血の際に同時に受けることが出来るそうです。

 

キク科ルリギク(ストケシア)属の「ストケシア・ラエビス'ブルー・スター’」(Stokesia laevis ’Blue Star’)が咲いています。

野生種は北アメリカ南部に分布。1種1属の多年草(宿根草)

’ホワイトスター’(‘White Star’)

花期:6~10月。よく分枝し、ヤグルマギク(矢車菊)を大きくしたような美しい花を咲かせます。

頭花は花径6~10cmで、品種改良が進み、花色は白、淡黄、桃、紫、青などがあります。

草丈:30~60cmほど。葉は広披針形で互生に生える。


夏の花:紅花

2020年06月23日 | 花さんぽ・花めぐり

以前、blogに書いた「男はつらいよ」シリーズ49作品の4Kデジタル修復版「土曜は寅さん!4Kでらっくす」。

4月4日(土)にBSテレ東で放送がスタートして、早や12作目。

今回(6/20)は1973年(昭和48年)の作品で、マドンナは「岸恵子」さん。

この頃の作品では、おいちゃん(車竜造)も、ひろし(諏訪博士)も、タコ社長も茶の間でプカプカと煙草を吸っています。

47年前のことです。今では考えられない。かく言う私もリビングや車の中、会社の机、どこでもで吸っていましたが・・・・。

「ベニバナ(紅花)」は6月中旬から下旬にかけて見頃となります。

草丈は1mほどで、葉縁に棘状の鋸歯があり、分枝の先にアザミ状の頭花をつけます。

咲き始めは黄色で、赤色に変化します。

キク科の一年草で開花期は6~7月。別名は「末摘花(すえつむはな)」、「紅藍(べにあい)」など。

丸葉のものや、花色が乳白、黄、濃橙で、色が変化しない切り花用品種が育成されています。

長南町の長福寿寺(圏央道茂原長南ICから車で3分)では毎年「べにばなフェスティバル」が開催されます。

約5万本のベニバナが咲き誇り、多くの人が訪れる名所です。

茂原市の紫陽花の名所「服部農園あじさい屋敷」(1万株以上)とセットで来られるようです。

飛鳥時代に日本に渡来。ベニバナと言えば山形県(県の花)が主産地として有名です。

しかし、御多分に漏れず中国産の極めて安価な紅花の輸入により、山形産「最上紅花」の市場は非常に狭いものになっています。こんな

 

 

 

 


夏の花:アナベル

2020年06月22日 | 花さんぽ・花めぐり

父の日に娘達から鰻の蒲焼を頂きました。感謝!感謝!

早速、18日、19日と連続して、うな丼にして食べましたがこの味は格別です。

自分で買ったり、鰻屋さんで食べたりしないので、少しづつ味わって食べています。

かみさんは鰻(蛇をイメージする長いもの)が嫌いなので私一人でいただいています。

今、「アメリカアジサイ’アナベル’」が満開です。

別名:アメリカノリノキ’アナベル’

写真は’ルビーのアナベル’(Hydrangea arborescens ‘NCHA3’)

アジサイ科の落葉低木。開花期は6月~7月。

今回、ピンクの’アナベル’をはじめて見ました。咲き進むと最後には緑色になるそうです。

白は良く見かけますが、’ピンク’や’ルビー’のアナベルはまだ少ないようです。('12~国内で販売)

’200620 ’ピンクのアナベル’「埼玉県花と緑の振興センター」(川口市) (Hydrangea arborescens ‘NCHA1’) 

‘NCHA1’は、白花の’アナベル’より、花茎が細く、草丈も低く、花径も小さいようです。

ピンクのアナベルジャンボ’(‘NCHA4’という大きな品種もあります。

白花。装飾花が手毬状になり、花房は直径30cmほどになります。

これだけ咲いていると壮観というか見事です。

咲き始めは緑色の花がやがて白色へ、さらに美しいヒスイのような淡い緑色へと変化します。

当年枝の先に花が咲くため、剪定の失敗がないことが特徴です。(3月までに剪定)

’200617 「清水公園:花ファンタジア」


夏の花:花柘榴

2020年06月21日 | 花さんぽ・花めぐり

他県への外出自粛が解除されたので久しぶりに「埼玉県花と緑の振興センター」に行って来ました。

ところがセンターの直前の交差点で「指定場所一時不停止」で御用となりました。ガックシ!

金7,000円の納税となりましたとさ。災い?は忘れたころにやってきます。

 

「ザクロ(石榴)」はザクロ科の落葉小高木で、原産地は地中海地方からヒマラヤです。

観賞用の品種で八重咲きのものが「花石榴(ハナザクロ)」。観賞用なので実はなりません。

樹高は5mほどで枝分かれが多く、棘があります。

葉は倒卵形、長楕円形で、光沢があり、花は筒状又は釣鐘状で、5~7裂します。



花径5cmくらいの六弁花をつけ、普通のザクロより蕾も大きくて見事です。

開花期は6~7月。八重咲きで縁に白い色が入る可愛らしい’天絞り(アマシボリ)’(写真)が多く植えられています。

なお、花色に赤、白、絞りの3色が現れる八重咲きの咲き分け品種’五彩榴(ゴサイリュウ)’や’錦袍榴(キンポウリュウ)’もあります。

’五彩榴’は新芽が青や赤、オレンジ色の芽が出るそうです。一度、見てみたいものです。

普通の「ザクロ

花がたくさん咲いていますが、梅雨の時期なのでかなり散ってしまいます。

ザクロ ’シロボタン(白牡丹)’ 白花の八重です。

ザザクロ ’ヤエカバ( 八重樺)’ 八重の淡橙色です。

普通のザクロの実。収穫期は10~11月。直径10cmほどの球形の実になります。

小さな実は食用になり、ジュースやジャムの他、生食もできます。

子供の頃食べたザクロは硬くて酸っぱかったような記憶があります。

売られているアメリカ産やイラン産のザクロは酸味と甘みがほどよいそうです。